商品名

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」 医薬品基本情報

薬効

1229 その他の骨格筋弛緩剤

一般名

ロクロニウム臭化物注射液

英名

Rocuronium bromide

剤型

注射液

薬価

320.00成分一致薬品で比較

規格

25mg 2.5mL 1瓶

メーカー

富士製薬

毒劇区分

(毒)

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」の効能効果

(麻酔時、気管挿管時) の筋弛緩

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」の使用制限等

 1.類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、筋無力症候群でスガマデクスナトリウムに対して過敏症の既往、重症筋無力症でスガマデクスナトリウムに対して過敏症の既往

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.筋無力症候群、重症筋無力症、スキサメトニウム塩化物水和物で過去にアナフィラキシー反応の既往、気道閉塞、呼吸困難、胆道疾患、気管支喘息、アシドーシス、高マグネシウム血症、高炭酸ガス血症、脱水症、低カリウム血症、低カルシウム血症、低蛋白血症、電解質異常、低体温麻酔、低体温灌流法による人工心肺使用、ギラン・バレー症候群、筋緊張症候群、筋ジストロフィー、脊髄性筋萎縮症、ポリオ罹患後、重症筋無力症・筋無力症候群を除く神経筋疾患、先天性ミオパチー、心拍出量低下、肥満、熱傷、血液脳関門機能障害、血液脳関門透過性亢進、重篤な感染症、腎疾患、肝疾患

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」の副作用等

 1.ショック、アナフィラキシー、気道内圧上昇、血圧低下、頻脈、全身発赤、遷延性呼吸抑制、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、横紋筋融解症、気管支痙攣

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.発赤、注射時疼痛

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 3.浮動性めまい、徐脈、洞性徐脈、心室性期外収縮、低血圧、潮紅、上腹部痛、接触性皮膚炎、発疹、注射部位紅斑、心拍数増加、血圧上昇、血圧低下、アラニン・アミノトランスフェラーゼ増加、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、血中ビリルビン増加、白血球数減少、白血球数増加、血小板数減少、血小板数増加、血中アルカリホスファターゼ増加、血中アルカリホスファターゼ減少、血中コレステロール増加

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 4.呼吸抑制、アナフィラキシー反応、喘息発作、気管支痙攣、散瞳、固定瞳孔、筋弛緩作用遷延、四肢麻痺、難聴

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 5.頻脈

記載場所

使用上の注意

頻度

5%未満

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」の相互作用

 1.薬剤名等 : スキサメトニウム塩化物水和物

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

脱分極性の筋弛緩剤との併用により本剤の作用が増強

投与条件

スキサメトニウム投与後に本剤を投与

指示

注意

 2.薬剤名等 : スキサメトニウム塩化物水和物

発現事象

本剤の作用が増強又は減弱

理由原因

脱分極性の筋弛緩剤との併用により本剤の作用が増強されると考えられるが、減弱の機序については不明

投与条件

本剤投与後、スキサメトニウムを投与

指示

注意

 3.薬剤名等 : 非脱分極性筋弛緩剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱あるいは増強

理由原因

作用持続時間の異なる非脱分極性筋弛緩剤を逐次使用した場合、最初に使用した筋弛緩剤の作用が影響

投与条件

本剤と他の非脱分極性筋弛緩剤との投与順

指示

注意

 4.薬剤名等 : 吸入麻酔剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

 5.薬剤名等 : リチウム塩製剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : カリウム排泄型利尿剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

低カリウム血症

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : MAO阻害剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : プロタミン製剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : 不整脈用剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : メトロニダゾール

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : シメチジン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : ブピバカイン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : アミノグリコシド系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : リンコマイシン系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : ポリペプチド系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : アシルアミノペニシリン系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : マグネシウム塩製剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : キニジン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : キニーネ

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

これらの薬剤は筋弛緩作用を有する

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : アミノグリコシド系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

22.薬剤名等 : リンコマイシン系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

23.薬剤名等 : ポリペプチド系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

24.薬剤名等 : アシルアミノペニシリン系抗生物質

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

25.薬剤名等 : マグネシウム塩製剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

26.薬剤名等 : キニジン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

27.薬剤名等 : キニーネ

発現事象

本剤の筋弛緩作用が再発現<再クラーレ化>

理由原因

-

投与条件

併用薬剤を術後に投与

指示

注意

28.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強

理由原因

-

投与条件

術中の静脈内投与

指示

注意

29.薬剤名等 : 塩化カルシウム製剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

Ca2+及びK+は骨格筋の収縮に関与

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : 塩化カリウム製剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

Ca2+及びK+は骨格筋の収縮に関与

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : プロテアーゼ阻害剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

32.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

-

投与条件

長期前投与

指示

注意

33.薬剤名等 : 抗てんかん剤

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

-

投与条件

長期前投与

指示

注意

34.薬剤名等 : カルバマゼピン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

-

投与条件

長期前投与

指示

注意

35.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が減弱

理由原因

-

投与条件

長期前投与

指示

注意

36.薬剤名等 : リドカイン

発現事象

本剤の筋弛緩作用が増強、作用発現が早まる

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」の配合変化

 1.薬剤名等 : アムホテリシンB

発現事象

沈殿

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム

発現事象

沈殿

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム

発現事象

沈殿

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : チアミラールナトリウム

発現事象

沈殿

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : チオペンタールナトリウム

発現事象

沈殿

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : フロセミド

発現事象

沈殿

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」

ロクロニウム臭化物静注液25mg/2.5mL「F」

をすると
閲覧履歴を40件まで利用できます