アトワゴリバース静注シリンジ6mLの効能・効果
非脱分極性筋弛緩剤の作用の拮抗
アトワゴリバース静注シリンジ6mLの使用制限等
1.消化管器質的閉塞、尿路器質的閉塞、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、迷走神経緊張症、脱分極性筋弛緩剤投与中、閉塞隅角緑内障、前立腺肥大による排尿障害、麻痺性イレウス
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.徐脈
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
3.開放隅角緑内障、気管支喘息、甲状腺機能亢進症、冠動脈閉塞、徐脈、うっ血性心不全、重篤な心疾患、心筋梗塞に併発する徐脈、心筋梗塞に併発する房室伝導障害、消化性潰瘍、潰瘍性大腸炎、てんかん、パーキンソン症候群、前立腺肥大<排尿障害を除く>、重篤な腎機能低下、カルシウム拮抗剤投与中、β遮断剤投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
アトワゴリバース静注シリンジ6mLの副作用等
1.血圧降下、徐脈、房室ブロック、心停止
- 記載場所
-
用法・用量
- 頻度
-
頻度不明
2.コリン作動性クリーゼ、心室性期外収縮、心室頻拍、心房細動、不整脈、心停止、徐脈、房室ブロック、過度のコリン作動性反応、ショック、アナフィラキシー、頻脈、全身潮紅、発汗、顔面浮腫
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.発疹、紅斑、過敏症状、発汗、めまい、不安、興奮、虚脱、脱力、筋攣縮、骨格筋の線維束攣縮、頭痛、頭重感、記銘障害、悪心、嘔吐、腹痛、唾液分泌過多、下痢、口渇、嚥下障害、便秘、血圧降下、徐脈、頻脈、心悸亢進、気管支痙攣、気道分泌亢進、呼吸障害、排尿障害、縮瞳、散瞳、視調節障害、緑内障、顔面潮紅
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.筋無力症状の重篤な悪化、呼吸困難、嚥下障害、クリーゼ、コリン作動性クリーゼ、腹痛、下痢、発汗、唾液分泌過多、縮瞳、線維束攣縮、筋無力性クリーゼ、唾液排出困難、チアノーゼ、全身脱力、頻脈、体温上昇、交感神経興奮様症状増強、心室頻脈、心室細動、中毒性巨大結腸、体温調節が困難、乳汁分泌抑制、緑内障、記銘障害、口渇、排尿困難、便秘、徐脈、心悸亢進、散瞳、近接視困難、嚥下困難、頭痛、熱感、排尿障害、腸蠕動減弱、不安、興奮、せん妄、重度抗コリン症状、房室ブロック、低血圧
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
アトワゴリバース静注シリンジ6mLの相互作用
1.薬剤名等 : 脱分極性筋弛緩剤
- 発現事象
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作用を増強
- 理由・原因
-
本剤はコリンエステラーゼを阻害し、脱分極性筋弛緩剤の分解を抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : コリン作動薬
- 発現事象
-
相互に作用が増強
- 理由・原因
-
本剤はコリンエステラーゼを阻害し、アセチルコリン、アクラトニウムナパジシル酸塩の分解を抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : 副交感神経抑制剤
- 発現事象
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コリン作動性クリーゼの初期症状を不顕性化
- 理由・原因
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副交感神経抑制剤は本剤の作用に拮抗
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : 抗コリン作用を有する薬剤
- 発現事象
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抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
- 理由・原因
-
相加的に作用(抗コリン作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : MAO阻害剤
- 発現事象
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抗コリン作用が増強
- 理由・原因
-
MAO阻害剤は抗コリン作用を増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
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中毒<嘔気・嘔吐・めまい・徐脈・不整脈等>
- 理由・原因
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ジギタリス製剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
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- 指示
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注意
7.薬剤名等 : プラリドキシムヨウ化メチル
- 発現事象
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本剤の薬効発現が遅延
- 理由・原因
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プラリドキシムヨウ化メチルの局所血管収縮作用が本剤の組織移行を遅らせる
- 投与条件
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混注
- 指示
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注意
8.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤投与中
- 発現事象
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房室ブロック
- 理由・原因
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ネオスチグミンメチル硫酸塩
- 投与条件
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- 指示
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注意
9.薬剤名等 : β遮断剤投与中
- 発現事象
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徐脈、低血圧
- 理由・原因
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ネオスチグミンメチル硫酸塩
- 投与条件
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- 指示
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注意
10.薬剤名等 : 神経筋遮断作用のある抗生物質
- 発現事象
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ネオスチグミンメチル硫酸塩の筋弛緩拮抗作用を減弱
- 理由・原因
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筋弛緩作用を有する
- 投与条件
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- 指示
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注意