商品名

キニジン硫酸塩「VTRS」原末 医薬品基本情報

薬効

2122 キニジン製剤

一般名

キニジン硫酸塩水和物

英名

Quinidine sulfate

剤型

薬価

111.60成分一致薬品で比較

規格

1g

メーカー

ヴィアトリス・ヘルスケア

毒劇区分

キニジン硫酸塩「VTRS」原末の効能効果

新鮮心房細動、期外収縮<上室性>、発作性頻拍<上室性>、期外収縮<心室性>、発作性頻拍<心室性>、発作性心房細動の予防、心房粗動、陳旧性心房細動、電気ショック療法との併用、電気ショック療法後の洞調律の維持、急性心筋梗塞時の心室性不整脈の予防

キニジン硫酸塩「VTRS」原末の使用制限等

 1.脚ブロック、刺激伝導障害、洞房ブロック、房室ブロック、重篤なうっ血性心不全、高カリウム血症、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、エンシトレルビル フマル酸投与中、ラスクフロキサシン塩酸塩<注射>投与中、イトラコナゾール投与中、リトナビル投与中、フルコナゾール投与中、ミコナゾール投与中、ボリコナゾール投与中、ホスフルコナゾール投与中、アミオダロン塩酸塩<注射>投与中、モキシフロキサシン塩酸塩投与中、バルデナフィル塩酸塩水和物投与中、トレミフェンクエン酸塩投与中、メフロキン塩酸塩投与中、フィンゴリモド塩酸塩投与中、エリグルスタット酒石酸塩投与中、ポサコナゾール投与中、シポニモド フマル酸投与中、ニルマトレルビル・リトナビル投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.心筋梗塞、心筋症、弁膜症、基礎心疾患、基礎心疾患があり心不全又はその恐れ・疑い、心筋梗塞があり心不全又はその恐れ・疑い、心筋症があり心不全又はその恐れ・疑い、弁膜症があり心不全又はその恐れ・疑い、うっ血性心不全<重篤なうっ血性心不全を除く>、塞栓の既往、一過性脳虚血発作、血清カリウム低下、抗不整脈薬を併用、重症筋無力症、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

キニジン硫酸塩「VTRS」原末の副作用等

 1.高度伝導障害、心停止、心室細動、致死性不整脈、QRS幅増大、期外収縮の発生数の増加、心室頻拍、P波消失、心筋の収縮力を低下、心不全、血圧低下、SLE様症状、無顆粒球症、白血球減少、再生不良性貧血、溶血性貧血、血小板減少性紫斑病

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.めまい、頭痛、耳鳴、難聴、視力障害、複視、羞明、色覚異常、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、食欲不振、黄疸、肝機能障害、過敏症、発疹、発熱、脈管性浮腫、血圧低下、光線過敏症

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 3.黄疸、肝機能障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 4.PQ延長、QRS幅増大、QT延長、徐脈、血圧低下

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 5.失神発作、突然死、心室頻拍、心室細動、塞栓、多形性心室頻拍、高度伝導障害、心停止、致死性不整脈、低血圧

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

キニジン硫酸塩「VTRS」原末の相互作用

 1.薬剤名等 : アミオダロン塩酸塩

発現事象

Torsade de pointes

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : バルデナフィル塩酸塩水和物

発現事象

QT延長

理由原因

相互にQT延長を増強

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : エリグルスタット酒石酸塩

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増強

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : シポニモド フマル酸

発現事象

重篤な不整脈、Torsade de pointes

理由原因

併用薬剤の投与により心拍数が減少

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : フィンゴリモド塩酸塩

発現事象

重篤な不整脈、Torsade de pointes

理由原因

併用薬剤の投与により心拍数が減少

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : トレミフェンクエン酸塩

発現事象

心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>、QT延長を増強

理由原因

本剤はQT間隔を延長

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : ボリコナゾール

発現事象

QT延長

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : ポサコナゾール

発現事象

QT延長、心血管系の重篤な副作用、心室頻拍<Torsade de pointesを含む>

理由原因

CYP3A4が阻害され、本剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 9.薬剤名等 : モキシフロキサシン塩酸塩

発現事象

QT延長

理由原因

相互にQT延長を増強

投与条件

-

指示

禁止

10.薬剤名等 : ラスクフロキサシン塩酸塩

発現事象

QT延長、心室頻拍<Torsade de pointesを含む>

理由原因

相加的なQT延長

投与条件

-

指示

禁止

11.薬剤名等 : リトナビル

発現事象

QT延長等の重篤な副作用

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇

投与条件

-

指示

禁止

12.薬剤名等 : ニルマトレルビル・リトナビル

発現事象

QT延長等の重篤な副作用

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A)に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇

投与条件

-

指示

禁止

13.薬剤名等 : エンシトレルビル フマル酸

発現事象

本剤の血中濃度上昇によりQT延長

理由原因

併用薬剤のCYP3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

禁止

14.薬剤名等 : イトラコナゾール

発現事象

本剤の作用が増強

理由原因

併用薬剤のチトクロームP450に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

15.薬剤名等 : フルコナゾール

発現事象

本剤の血中濃度が上昇、QT延長、Torsade de pointes

理由原因

併用薬剤は本剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

16.薬剤名等 : ホスフルコナゾール

発現事象

本剤の血中濃度が上昇、QT延長、Torsade de pointes

理由原因

併用薬剤は本剤の肝臓における主たる代謝酵素であるチトクロームP450 3A4を阻害

投与条件

-

指示

禁止

17.薬剤名等 : ミコナゾール

発現事象

QT延長

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

18.薬剤名等 : メフロキン塩酸塩

発現事象

呼吸困難、貧血、暗赤色尿、急性脳症候群、溶血

理由原因

心臓に対して累積的に毒性を与える

投与条件

-

指示

禁止

19.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品

発現事象

本剤の代謝が促進され血中濃度が低下

理由原因

セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素(チトクローム P450)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇

投与条件

-

指示

禁止

20.薬剤名等 : アミオダロン塩酸塩

発現事象

致死的な心室性不整脈

理由原因

本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

21.薬剤名等 : ベラパミル塩酸塩

発現事象

致死的な心室性不整脈

理由原因

本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

22.薬剤名等 : エリスロマイシン

発現事象

血中濃度上昇、QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素(CYP3A4)に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

23.薬剤名等 : 抗不整脈薬を併用

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

本剤の作用が減弱

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : トラマドール塩酸塩

発現事象

相互に作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : メロキシカム

発現事象

作用が減弱

理由原因

本剤が併用薬剤の代謝を亢進させた(in vitro試験)

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤

発現事象

作用を増強

理由原因

本剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : デュロキセチン塩酸塩

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

本剤のCYP2D6阻害作用

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : ドネペジル塩酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : 骨格筋弛緩剤

発現事象

作用を増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : チモロールマレイン酸塩

発現事象

β遮断作用<心拍数減少・徐脈>の増強

理由原因

本剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

32.薬剤名等 : ジギタリス製剤

発現事象

併用薬剤・本剤の副作用がともに増大

理由原因

競合排泄現象

投与条件

-

指示

注意

33.薬剤名等 : アプリンジン塩酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

34.薬剤名等 : フレカイニド酢酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

35.薬剤名等 : メキシレチン塩酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

36.薬剤名等 : メトプロロール酒石酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤の肝薬物代謝酵素(CYP2D6)阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

37.薬剤名等 : ボピンドロールマロン酸塩

発現事象

過度の心機能抑制

理由原因

共に心機能抑制作用を有する

投与条件

-

指示

注意

38.薬剤名等 : ボピンドロールマロン酸塩

発現事象

血漿中濃度を上昇

理由原因

本剤のCYP2D6阻害作用により、併用薬剤の代謝が遅延

投与条件

-

指示

注意

39.薬剤名等 : デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤の肝薬物代謝酵素(CYP2D6)阻害作用により、併用薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

40.薬剤名等 : ロペラミド塩酸塩

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

41.薬剤名等 : 尿アルカリ化剤

発現事象

本剤の作用が増強

理由原因

併用薬剤の尿中pHを上昇させる作用により、本剤の尿中排泄率が低下し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

42.薬剤名等 : ワルファリンカリウム

発現事象

抗凝血作用を増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

43.薬剤名等 : 三酸化ヒ素

発現事象

QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

併用薬剤及び本剤はいずれもQT延長あるいは心室性不整脈(Torsade de pointesを含む)を起こす

投与条件

-

指示

注意

44.薬剤名等 : スニチニブリンゴ酸塩

発現事象

QT間隔延長、重篤な副作用、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

併用薬剤及び本剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強

投与条件

-

指示

注意

45.薬剤名等 : ダサチニブ水和物

発現事象

QT間隔延長作用を増強

理由原因

併用薬剤及び本剤はいずれもQT間隔を延長

投与条件

-

指示

注意

46.薬剤名等 : ラパチニブトシル酸塩水和物

発現事象

血中濃度や分布に影響

理由原因

併用薬剤はP-糖蛋白質の基質

投与条件

-

指示

注意

47.薬剤名等 : ラパチニブトシル酸塩水和物

発現事象

QT間隔延長を起こす又は悪化

理由原因

併用薬剤及び本剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあり、併用により作用が増強

投与条件

-

指示

注意

48.薬剤名等 : リファンピシン

発現事象

本剤の作用が減弱

理由原因

併用薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下

投与条件

-

指示

注意

49.薬剤名等 : シプロフロキサシン塩酸塩

発現事象

相加的なQT延長

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

50.薬剤名等 : メシル酸ガレノキサシン水和物

発現事象

QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

本剤の単独投与で、QT延長作用がみられている

投与条件

-

指示

注意

51.薬剤名等 : エトラビリン

発現事象

本剤の血中濃度が低下

理由原因

併用薬剤のCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が促進

投与条件

-

指示

注意

52.薬剤名等 : ダルナビルエタノール付加物

発現事象

本剤の血中濃度を上昇

理由原因

併用薬剤及びリトナビルのCYP3A4に対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

53.薬剤名等 : ホスアンプレナビルカルシウム水和物

発現事象

本剤の血中濃度が上昇

理由原因

アンプレナビルと本剤はCYP3A4で代謝されるため、併用により代謝が競合的に阻害

投与条件

-

指示

注意

キニジン硫酸塩「VTRS」原末の成分一致薬品

キニジン硫酸塩「VTRS」原末

キニジン硫酸塩「VTRS」原末

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