アロチノロール塩酸塩錠10mg「JG」の効能・効果
本態性高血圧症<軽症~中等症>、狭心症、頻脈性不整脈、本態性振戦
アロチノロール塩酸塩錠10mg「JG」の使用制限等
1.褐色細胞腫、パラガングリオーマ
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
禁止
2.著しい洞性徐脈、洞不全症候群、洞房ブロック、高度徐脈、房室ブロック<2・3度>、代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、気管支痙攣又はその恐れ・疑い、気管支喘息又はその恐れ・疑い、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、未治療の褐色細胞腫、未治療のパラガングリオーマ、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
3.手術前48時間
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
4.うっ血性心不全又はその恐れ・疑い
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
5.褐色細胞腫、パラガングリオーマ、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態、特発性低血糖症、徐脈、低血圧、房室ブロック<1度>、間欠性跛行症、末梢循環障害、レイノー症候群、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
アロチノロール塩酸塩錠10mg「JG」の副作用等
1.徐脈
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
2.心不全、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
3.インポテンス、脱毛
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.胸痛、胸部不快感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、低血圧、脱力感、倦怠感、頭痛、頭重、眠気、軟便、下痢、腹部不快感、腹痛、悪心、嘔吐、AST上昇、ALT上昇、中性脂肪値上昇、尿酸値上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.心房細動、末梢循環障害、レイノー症状、冷感、動悸、息切れ、抑うつ、不眠、食欲不振、消化不良、腹部膨満感、便秘、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、気管支痙攣、喘鳴、咳嗽、BUN上昇、クレアチニン上昇、霧視、眼精疲労、過敏症、発疹、じん麻疹、そう痒、灼熱感、総コレステロール上昇、空腹時血糖値上昇、CK上昇、白血球増多、浮腫、しびれ、心胸郭比増大、筋肉痛、口渇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
6.心筋収縮力の抑制を増強、徐脈、低血圧、症状が悪化、心筋梗塞、めまい、腎盂拡大、視神経欠損、生後発育の遅れ、脳梗塞、過度の血圧低下、完全房室ブロック、心不全、気管支痙攣
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
アロチノロール塩酸塩錠10mg「JG」の相互作用
1.薬剤名等 : 交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
- 発現事象
-
過剰の抑制
- 理由・原因
-
レセルピン等の交感神経抑制作用と本剤のβ遮断作用が相加的に作用
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
2.薬剤名等 : クラス1抗不整脈剤
- 発現事象
-
過度の心機能抑制
- 理由・原因
-
両剤の心機能抑制作用を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
3.薬剤名等 : アミオダロン
- 発現事象
-
過度の心機能抑制
- 理由・原因
-
両剤の心機能抑制作用を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
4.薬剤名等 : ソタロール
- 発現事象
-
過度の心機能抑制
- 理由・原因
-
両剤の心機能抑制作用を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
5.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
-
心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等>
- 理由・原因
-
両剤の作用(心刺激伝導抑制作用)を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
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慎重投与
6.薬剤名等 : 降圧作用を有する薬剤
- 発現事象
-
降圧作用が増強
- 理由・原因
-
両剤の降圧作用を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
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慎重投与
7.薬剤名等 : 血糖降下剤
- 発現事象
-
血糖降下作用が増強
- 理由・原因
-
血糖回復作用が本剤のβ遮断作用により妨げられる、低血糖時の頻脈等の症状を本剤のβ遮断作用がマスク
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤
- 発現事象
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相互に作用が増強
- 理由・原因
-
両剤の陰性変力作用及び房室伝導抑制作用を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : クロニジン
- 発現事象
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投与中止後のリバウンド現象を増強し血圧が上昇
- 理由・原因
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クロニジンはα2受容体に選択的に作用してノルアドレナリンの遊離を抑制しているため、急激な中止により血中ノルアドレナリンが上昇するが、β遮断作用が存在するとノルアドレナリンのα受容体刺激作用のみが働く
- 投与条件
-
-
- 指示
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注意
10.薬剤名等 : フィンゴリモド
- 発現事象
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徐脈が増強
- 理由・原因
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ともに徐脈を引き起こす
- 投与条件
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フィンゴリモドの投与開始時
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 非ステロイド性抗炎症剤
- 発現事象
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本剤の降圧作用が減弱
- 理由・原因
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非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害
- 投与条件
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-
- 指示
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注意