ブレビブロック注 100mgの効能・効果
上室性頻脈性不整脈の緊急処置
ブレビブロック注 100mgの使用制限等
1.類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、洞性徐脈、洞不全症候群、洞房ブロック、房室ブロック<2・3度>、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、未治療の褐色細胞腫、未治療のパラガングリオーマ
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.気管支痙攣又はその恐れ・疑い、気管支喘息又はその恐れ・疑い
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
3.褐色細胞腫、パラガングリオーマ
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
4.気管挿管時頻脈、低血圧症、左室収縮機能障害、異型狭心症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態、低血糖症、重篤な血液疾患、間欠性跛行症、末梢循環障害、レイノー症候群、房室ブロック<1度>、血液透析、脱水症状、出血量の多い、褐色細胞腫、パラガングリオーマ、重篤な腎機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ブレビブロック注 100mgの副作用等
1.低血圧
- 記載場所
-
重大な副作用
2.心不全、末梢性虚血、心停止、高度徐脈、房室ブロック、気管支痙攣、呼吸困難、喘鳴、痙攣発作、血栓性静脈炎、肺水腫
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.蒼白、潮紅、胸痛、失神、味覚障害、めまい、傾眠、錯乱、頭痛、激越、感覚障害、抑うつ、思考異常、不安、ふらつき感、言語障害、鼻閉、ラ音、悪心、嘔吐、消化不良、食欲不振、便秘、口渇、腹痛、皮膚壊死、炎症、硬結、注射部位反応、浮腫、紅斑、皮膚変色、灼熱感、疲労、尿閉、視覚異常、骨痛、悪寒、発熱、無力症
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.徐脈、ST低下、心室性期外収縮
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.重篤な心筋虚血、CK-MB上昇、CPK-MB上昇
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
6.血圧低下
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
7.心筋収縮力の抑制を増強、心不全、低血圧、徐脈、血圧低下、胎仔の心拍数を低下、子宮平滑筋のオキシトシン収縮を抑制、過度の血圧降下、高度徐脈、脳梗塞、過度の徐脈、気管支痙攣、心停止、心筋梗塞、ショック、皮膚湿潤、皮膚落屑、皮膚壊死、他の薬剤によるアナフィラキシーがより重篤、血清クレアチンホスホキナーゼ値上昇
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ブレビブロック注 100mgの相互作用
1.薬剤名等 : セリチニブ
- 発現事象
-
徐脈
- 理由・原因
-
いずれも徐脈を起こす
- 投与条件
-
-
- 指示
-
原則禁止
2.薬剤名等 : コリンエステラーゼ阻害剤
- 発現事象
-
本剤の代謝を阻害し作用が増強及び作用時間が延長
- 理由・原因
-
本剤はエステラーゼで代謝
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
3.薬剤名等 : クロニジン塩酸塩
- 発現事象
-
投与中止後のリバウンド現象<血圧上昇>を増強
- 理由・原因
-
グアナベンズ酢酸塩も作用機序から同様な反応が予想、クロニジン塩酸塩を中止すると、血中カテコールアミンが上昇し、血圧上昇を来すが、β遮断剤を投与すると、カテコールアミンによるα刺激作用が優位になり、血管収縮がさらに増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
4.薬剤名等 : グアナベンズ酢酸塩
- 発現事象
-
投与中止後のリバウンド現象<血圧上昇>を増強
- 理由・原因
-
グアナベンズ酢酸塩も作用機序から同様な反応が予想、クロニジン塩酸塩を中止すると、血中カテコールアミンが上昇し、血圧上昇を来すが、β遮断剤を投与すると、カテコールアミンによるα刺激作用が優位になり、血管収縮がさらに増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
5.薬剤名等 : 麻酔剤
- 発現事象
-
過剰の交感神経抑制
- 理由・原因
-
相互に作用(交感神経抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : 筋弛緩剤
- 発現事象
-
筋弛緩作用時間を延長
- 理由・原因
-
本剤はスキサメトニウムの筋弛緩作用時間を延長
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : 交感神経系抑制剤
- 発現事象
-
交感神経系の過剰の抑制<徐脈・心不全等>
- 理由・原因
-
相互に作用(交感神経抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤
- 発現事象
-
心不全、低血圧・徐脈・房室ブロック等の伝導障害
- 理由・原因
-
相互に作用(心収縮力や刺激伝導系の抑制作用、降圧作用等)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 降圧作用を有する他の薬剤
- 発現事象
-
降圧作用を増強
- 理由・原因
-
相互に降圧作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : モルヒネ
- 発現事象
-
本剤の作用が増強
- 理由・原因
-
モルヒネは本剤の全血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 血糖降下剤
- 発現事象
-
血糖降下作用が増強
- 理由・原因
-
血糖値が低下するとカテコールアミンが副腎から分泌され、肝でのグリコーゲンの分解を促し、血糖値を上昇、肝臓のβ受容体が遮断されていると、カテコールアミンによる血糖上昇作用が抑えられ、血糖降下作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : クラス1抗不整脈剤
- 発現事象
-
過度の心機能抑制<徐脈・心停止等>
- 理由・原因
-
相互に作用(心機能抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : アナモレリン塩酸塩
- 発現事象
-
過度の心機能抑制<徐脈・心停止等>
- 理由・原因
-
相互に作用(心機能抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
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房室伝導時間が延長し徐脈・房室ブロック
- 理由・原因
-
相互に作用(心刺激伝導抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 交感神経作動薬
- 発現事象
-
相互の薬剤の効果が減弱、血圧上昇、血管収縮、徐脈
- 理由・原因
-
β遮断剤により末梢血管のβ受容体が遮断された状態でアドレナリン等の交感神経作動薬が投与されるとα受容体を介する血管収縮作用だけがあらわれる(副交感神経の反射による徐脈を来す可能性がある)
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : パシレオチドパモ酸塩
- 発現事象
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重度の徐脈、心ブロック
- 理由・原因
-
いずれも徐脈や心ブロックを引き起こす
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : フィンゴリモド塩酸塩
- 発現事象
-
重度の徐脈、心ブロック
- 理由・原因
-
いずれも徐脈や心ブロックを引き起こす
- 投与条件
-
フィンゴリモド塩酸塩の投与開始時
- 指示
-
注意
ブレビブロック注 100mgの成分一致薬品
成分一致薬品は見つかりませんでした。