ルプラック錠4mgの効能・効果
心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫
ルプラック錠4mgの使用制限等
1.無尿、肝性昏睡、体液中のカリウム減少、体液中のナトリウム減少、デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.重篤な脳動脈硬化症、重篤な冠動脈硬化症、痛風の家族歴、糖尿病の家族歴、痛風、糖尿病、嘔吐、下痢、手術前、減塩療法時、腎機能障害、進行した肝硬変症、肝機能障害、肝疾患
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ルプラック錠4mgの副作用等
1.黄疸、血小板減少、低カリウム血症、高カリウム血症、血清カリウム値異常変動、不整脈、全身倦怠感、脱力
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、肝機能障害
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
3.女性化乳房
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.血液障害、血小板数減少、白血球数減少、赤血球数減少、ヘマトクリット値減少、代謝異常、電解質失調、低ナトリウム血症、低カリウム血症、低クロール性アルカローシス、血清尿酸値上昇、高カリウム血症、口渇、AST上昇、ALT上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、頻尿、頭痛、めまい、倦怠感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.血清脂質増加、高血糖症、過敏症、発疹、そう痒、食欲不振、下痢、腹痛、嘔気、嘔吐、胸やけ、γ-GTP上昇、ALP上昇、手足のしびれ、聴覚障害、動悸、痛風様発作、関節痛、筋痙攣、CK上昇、LDH上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
6.電解質失調
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
7.電解質失調、脱水、血栓塞栓症、低ナトリウム血症、肝性昏睡、一過性胎仔骨格異常、胎仔化骨遅延、出生仔体重増加抑制、母体毒性、低血圧、立ちくらみ、めまい、失神、脳梗塞、低カリウム血症、血圧低下、心電図異常、急性腎障害、譫妄状態、腎臓腫瘍
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ルプラック錠4mgの相互作用
1.薬剤名等 : デスモプレシン酢酸塩水和物
- 発現事象
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低ナトリウム血症
- 理由・原因
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いずれも低ナトリウム血症が発現
- 投与条件
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-
- 指示
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禁止
2.薬剤名等 : アミノグリコシド系抗生物質
- 発現事象
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-
- 理由・原因
-
アミノグリコシド系抗生物質の腎障害及び第8脳神経障害(聴力障害)を増強
- 投与条件
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-
- 指示
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希望禁止
3.薬剤名等 : セファロスポリン系抗生物質
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
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尿細管でのナトリウムの再吸収の増加に伴い、セファロスポリン系抗生物質の再吸収も増加し、腎毒性を増強
- 投与条件
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-
- 指示
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慎重投与
4.薬剤名等 : 糖質副腎皮質ホルモン剤
- 発現事象
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過剰のカリウム放出
- 理由・原因
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ともにカリウム排泄作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
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慎重投与
5.薬剤名等 : ACTH
- 発現事象
-
過剰のカリウム放出
- 理由・原因
-
ともにカリウム排泄作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
6.薬剤名等 : グリチルリチン製剤
- 発現事象
-
過剰のカリウム放出
- 理由・原因
-
ともにカリウム排泄作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
7.薬剤名等 : 昇圧アミン
- 発現事象
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作用を減弱
- 理由・原因
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本剤が昇圧アミンに対する血管壁の反応性を低下
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : ツボクラリン及びその類似物質
- 発現事象
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麻痺作用を増強
- 理由・原因
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血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
9.薬剤名等 : 降圧剤
- 発現事象
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-
- 理由・原因
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降圧作用を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : ジギタリス剤
- 発現事象
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不整脈
- 理由・原因
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低カリウム血症を起こし、ジギタリスの心臓毒性を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 糖尿病用剤
- 発現事象
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作用を著しく減弱
- 理由・原因
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細胞内外のカリウム喪失がインスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下
- 投与条件
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- 指示
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注意
12.薬剤名等 : リチウム
- 発現事象
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中毒
- 理由・原因
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リチウムの腎における再吸収を促進し、リチウムの血中濃度が上昇
- 投与条件
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- 指示
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注意
13.薬剤名等 : サリチル酸誘導体
- 発現事象
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サリチル酸中毒
- 理由・原因
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腎の排泄部位において両剤の競合が起こり、サリチル酸誘導体の排泄が遅れる
- 投与条件
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- 指示
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注意
14.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤
- 発現事象
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本剤の利尿作用が減弱
- 理由・原因
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非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成抑制による水、ナトリウム体内貯留傾向が、本剤の水、ナトリウム排泄作用に拮抗
- 投与条件
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- 指示
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注意
15.薬剤名等 : 尿酸排泄促進剤
- 発現事象
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尿酸排泄作用を減弱
- 理由・原因
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尿酸再吸収の間接的増大
- 投与条件
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- 指示
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注意
16.薬剤名等 : カルバマゼピン
- 発現事象
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症候性低ナトリウム血症
- 理由・原因
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ナトリウム排泄作用が増強
- 投与条件
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- 指示
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注意