商品名

カプトプリル細粒5%「日医工」 医薬品基本情報

薬効

2144 アンジオテンシン変換酵素阻害剤

一般名

カプトプリル5%細粒

英名

Captopril

剤型

細粒

薬価

10.90成分一致薬品で比較

規格

5% 1g

メーカー

日医工

毒劇区分

カプトプリル細粒5%「日医工」の効能効果

悪性高血圧、腎血管性高血圧症、腎性高血圧症、本態性高血圧症

カプトプリル細粒5%「日医工」の使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、血管浮腫の既往、遺伝性血管浮腫の既往、後天性血管浮腫の既往、特発性血管浮腫の既往、薬剤による血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中、アリスキレンフマル酸塩投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症、eGFR<60mL/分/1.73㎡の腎障害でアリスキレンフマル酸塩併用

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.手術前24時間

記載場所

使用上の注意

注意レベル

希望禁止

 4.重篤な腎障害、血清クレアチニン値が3mg/dLを超える

記載場所

用法・用量

注意レベル

慎重投与

 5.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症、重篤な腎障害、造血障害、SLE、全身性エリテマトーデス、免疫異常、重篤な肝障害、消化性潰瘍又はその既往、脳血管障害、光線過敏症の既往、アリスキレンフマル酸塩を併用

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 6.腎機能障害、血清カリウム値が高くなりやすい、コントロール不良の糖尿病、血液透析中、厳重な減塩療法中、重症高血圧症、利尿降圧剤投与中、腎疾患の既往、腎障害、重篤な自己免疫疾患、全身性エリテマトーデス、免疫抑制剤投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

カプトプリル細粒5%「日医工」の副作用等

 1.過度の血圧低下、血液障害

記載場所

用法・用量

頻度

頻度不明

 2.呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、血管浮腫、腹痛、腸管血管浮腫、汎血球減少、無顆粒球症、急性腎障害、ネフローゼ症候群、重篤な高カリウム血症、天疱瘡様症状、狭心症、心筋梗塞、うっ血性心不全、心停止、アナフィラキシー、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、錯乱、膵炎

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 3.白血球減少、貧血、好酸球増多、血小板減少、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、蛋白尿、発疹、発熱、皮膚そう痒、蕁麻疹、光線過敏症、味覚異常、頭痛、眩暈、頭重感、眠気、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胃部不快感、腹痛、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝障害、黄疸、起立性低血圧、動悸、胸痛、胸部不快感、レイノー様症状、息切れ、血清カリウム値上昇、咳嗽、脱力感、筋肉痛、口渇、口内炎、歯痛増強、知覚異常、嗄声、四肢のしびれ感、顔面潮紅、抗核抗体陽性、低血糖

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.高カリウム血症

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 5.蛋白尿

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 6.好中球減少、無顆粒球症

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 7.白血球数の急激な減少、白血球数4000/mm3未満

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 8.高度呼吸困難、血管浮腫、非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症、低血圧、好中球減少症、無顆粒球症、黄疸、消化器症状、発疹、皮膚症状、急速に腎機能悪化、一過性の急激な血圧低下、持続的な蛋白尿の増加、白血球数3000/mm3未満、脳梗塞、羊水過少症、死亡、腎不全、頭蓋形成不全、四肢拘縮、頭蓋顔面変形、肺低形成、奇形、胎児への影響、新生児への影響、肺形成不全、腎形成不全、嗜眠、全身脱力感、高度の蛋白尿、膜性腎症

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

カプトプリル細粒5%「日医工」の相互作用

 1.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩投与中

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害、非致死性脳卒中

理由原因

-

投与条件

糖尿病患者(但し、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)

指示

禁止

 2.薬剤名等 : デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートによりブラジキニンの産生が刺激、本剤が、ブラジキニンの代謝を抑制するため、ブラジキニンの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートによりブラジキニンの産生が刺激、本剤が、ブラジキニンの代謝を抑制するため、ブラジキニンの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートによりブラジキニンの産生が刺激、本剤が、ブラジキニンの代謝を抑制するため、ブラジキニンの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析

発現事象

アナフィラキシー

理由原因

陰性に荷電したAN69によりブラジキニンの産生が刺激され、更に本剤が、ブラジキニンの代謝を抑制するため、ブラジキニンの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

-

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害

指示

原則禁止

 7.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

慎重投与

 8.薬剤名等 : 免疫抑制剤投与中

発現事象

無顆粒球症、好中球減少

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : カリウム保持性利尿剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤はアンジオテンシン2産生を抑制し、アルドステロンの分泌を低下させるため、カリウム排泄を減少

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : カリウム補給剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤はアンジオテンシン2産生を抑制し、アルドステロンの分泌を低下させるため、カリウム排泄を減少

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : 利尿降圧剤

発現事象

一過性の急激な血圧低下

理由原因

利尿降圧剤によるナトリウム排泄によって、レニン・アンジオテンシン系が亢進されているため、本剤によりアンジオテンシン2の産生が抑制されると、降圧作用が増強

投与条件

本剤初回投与後

指示

注意

12.薬剤名等 : アロプリノール

発現事象

発熱を伴う発疹等の過敏症状、過敏症状<Stevens-Johnson症候群・関節痛等>

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : リチウム製剤

発現事象

中毒

理由原因

ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、本剤がナトリウム排泄を促進することにより起こる

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : アドレナリン作動性ニューロン遮断剤

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

両剤の降圧作用

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : ニトログリセリン

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

両剤の降圧作用

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : アンジオテンシン2受容体拮抗剤

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

降圧作用が減弱

理由原因

プロスタグランジンの合成阻害作用

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

腎機能を悪化

理由原因

プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : カリジノゲナーゼ製剤

発現事象

過度の血圧低下

理由原因

血管平滑筋の弛緩が増強

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : インスリン

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : 経口血糖降下剤

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

カプトプリル細粒5%「日医工」

カプトプリル細粒5%「日医工」

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