商品名

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」 医薬品基本情報

薬効

2144 アンジオテンシン変換酵素阻害剤

一般名

エナラプリルマレイン酸塩2.5mg錠

英名

Enalapril maleate Fuso

剤型

薬価

10.10成分一致薬品で比較

規格

2.5mg 1錠

メーカー

ダイト

毒劇区分

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」の効能効果

悪性高血圧、腎血管性高血圧症、腎性高血圧症、本態性高血圧症、慢性心不全<軽症~中等症>

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」の使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、血管浮腫の既往、遺伝性血管浮腫の既往、後天性血管浮腫の既往、特発性血管浮腫の既往、薬剤による血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中、アリスキレン投与中、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬投与中、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬投与中止から36時間以内

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.手術前24時間

記載場所

使用上の注意

注意レベル

希望禁止

 4.重篤な腎機能障害、血清クレアチニンが3mg/dL以上、クレアチニンクリアランスが30mL/min以下

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 5.重症慢性心不全

記載場所

効能・効果

注意レベル

注意

 6.腎機能障害、血清カリウム値が高くなりやすい、コントロール不良の糖尿病、脳血管障害、厳重な減塩療法中、重症高血圧症、血液透析中、腎障害、eGFRが30mL/min/1.73㎡未満の小児等、膜翅目毒<ハチ毒>による脱感作中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」の副作用等

 1.呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、血管浮腫、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、腸管血管浮腫、ショック、心筋梗塞、狭心症、急性腎障害、汎血球減少症、無顆粒球症、血小板減少、膵炎、血中アミラーゼ上昇、血中リパーゼ上昇、発熱、咳嗽、胸部X線異常、間質性肺炎、剥脱性皮膚炎、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、天疱瘡、錯乱、肝機能障害、肝不全、低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量増加、高張尿、痙攣、意識障害、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.高カリウム血症

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 3.ヘモグロビン低下、ヘマトクリット低下、好酸球増多、光線過敏症、多汗、脱毛、いらいら感、抑うつ、起立性低血圧、調律障害、頻脈、徐脈、舌炎、便秘、黄疸、喘息、嗄声、潮紅、疲労、インポテンス、耳鳴、筋肉痛、低血糖

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.クレアチニン上昇、貧血、白血球減少、発疹、皮膚そう痒、めまい、頭痛、眠気、低血圧、動悸、胸痛、腹痛、食欲不振、嘔気、下痢、消化不良、口内炎、咳嗽、咽頭炎、喉頭炎、倦怠感、ほてり、口渇、味覚異常、脱力感、しびれ

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.BUN上昇、蕁麻疹、不眠、嘔吐、AST上昇、ALT上昇、発熱、血清ナトリウム値低下

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 6.一過性の急激な血圧低下

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 7.急性腎障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 8.重篤な血液障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 9.高度呼吸困難、血管浮腫、急速に腎機能悪化、一過性の急激な血圧低下、過度の血圧低下、腎機能悪化、腎不全、頭蓋形成不全、肺形成不全、腎形成不全、死亡、羊水過少症、低血圧、高カリウム血症、四肢拘縮、頭蓋顔面変形、肺低形成、奇形、脳梗塞、過度の低血圧、アナフィラキシー

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」の相互作用

 1.薬剤名等 : アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬投与中止から36時間以内

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

血圧低下、潮紅、頻脈、嘔気、嘔吐、呼吸困難、しびれ、ショック症状、熱感、腹痛

理由原因

ACE阻害薬はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積、陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

血圧低下、潮紅、頻脈、嘔気、嘔吐、呼吸困難、しびれ、ショック症状、熱感、腹痛

理由原因

ACE阻害薬はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積、陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

血圧低下、潮紅、頻脈、嘔気、嘔吐、呼吸困難、しびれ、ショック症状、熱感、腹痛

理由原因

ACE阻害薬はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積、陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析

発現事象

アナフィラキシー

理由原因

多価イオン体であるAN69により血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アリスキレン

発現事象

非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

糖尿病患者に使用する場合(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)

指示

禁止

 7.薬剤名等 : アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬

発現事象

血管浮腫

理由原因

相加的にブラジキニンの分解が抑制され、ブラジキニンの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : アリスキレン

発現事象

-

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害

指示

原則禁止

 9.薬剤名等 : カリウム保持性利尿剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤はアルドステロン分泌抑制に基づく尿中へのカリウム排泄抑制作用を有するため、併用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : カリウム補給剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤はアルドステロン分泌抑制に基づく尿中へのカリウム排泄抑制作用を有するため、併用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : トリメトプリム含有製剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤はアルドステロン分泌抑制に基づく尿中へのカリウム排泄抑制作用を有するため、併用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : リチウム

発現事象

中毒

理由原因

本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : アリスキレン

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : アンジオテンシン2受容体拮抗剤

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : 利尿降圧剤

発現事象

一過性の急激な血圧低下

理由原因

利尿降圧剤服用中の患者では、ナトリウム利尿により血中レニン活性が上昇し、本剤の降圧効果が増強

投与条件

初回投与後

指示

注意

16.薬剤名等 : 利尿剤

発現事象

一過性の急激な血圧低下

理由原因

利尿降圧剤服用中の患者では、ナトリウム利尿により血中レニン活性が上昇し、本剤の降圧効果が増強

投与条件

初回投与後

指示

注意

17.薬剤名等 : カリジノゲナーゼ製剤

発現事象

過度の血圧低下

理由原因

本剤のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼ製剤のキニン産生作用により、血中キニン濃度が増大し血管平滑筋の弛緩が増強

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : ニトログリセリン

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

降圧作用が減弱

理由原因

インドメタシンは血管拡張作用を有するプロスタグランジンE2、I2の生成を抑制するため、本剤のプロスタグランジン生成促進作用による降圧作用を減弱

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

さらに腎機能が悪化

理由原因

プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : リファンピシン

発現事象

降圧作用が減弱

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : ビルダグリプチン

発現事象

血管浮腫のリスクが増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : インスリン

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : 経口血糖降下剤

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : 膜翅目毒による脱感作中

発現事象

アナフィラキシー

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」

エナラプリルマレイン酸塩錠2.5mg「フソー」

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