商品名

アラセプリル錠12.5mg「JG」 医薬品基本情報

薬効

2144 アンジオテンシン変換酵素阻害剤

一般名

アラセプリル12.5mg錠

英名

Alacepril JG

剤型

薬価

9.10成分一致薬品で比較

規格

12.5mg 1錠

メーカー

長生堂製薬

毒劇区分

アラセプリル錠12.5mg「JG」の効能効果

腎性高血圧症、本態性高血圧症

アラセプリル錠12.5mg「JG」の使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中、サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中止から36時間以内、血管浮腫の既往、遺伝性血管浮腫の既往、後天性血管浮腫の既往、特発性血管浮腫の既往、薬剤による血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中、アリスキレンフマル酸塩投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.手術前24時間

記載場所

使用上の注意

注意レベル

希望禁止

 4.重篤な腎機能障害、血清クレアチニン値が3mg/dLを超える

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 5.腎疾患の既往、腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>

記載場所

用法・用量

注意レベル

注意

 6.腎機能障害、血清カリウム値が高くなりやすい、コントロール不良の糖尿病、重症高血圧症、厳重な減塩療法中、腎疾患の既往、腎機能障害<重篤な腎機能障害を除く>、血液透析中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

アラセプリル錠12.5mg「JG」の副作用等

 1.汎血球減少、急性腎障害

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、血管浮腫、無顆粒球症、天疱瘡様症状、高カリウム血症

記載場所

重大な副作用

頻度

0.1%未満

 3.黄疸、低血糖

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.過敏症、発疹、咳嗽、めまい、ふらつき感、悪心、ALT上昇、全身倦怠感

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、白血球減少、貧血、血小板減少、好酸球増多、そう痒感、起立性低血圧、胸部不快感、動悸、咽喉頭異物感、喀痰増加、頭痛、頭重、眠気、浮遊感、四肢しびれ感、口内しびれ感、下痢、食欲不振、胃部不快感、胸やけ、口渇、口内炎、味覚異常、AST上昇、γ-GTP上昇、ALP上昇、浮腫、顔面ほてり、血清カリウム値上昇、抗核抗体陽性

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 6.高度呼吸困難、血管浮腫、急速に腎機能悪化、一過性の急激な血圧低下、過度の血圧低下、腎機能悪化、腎不全、頭蓋形成不全、肺形成不全、腎形成不全、死亡、羊水過少症、低血圧、高カリウム血症、四肢拘縮、頭蓋顔面変形、肺低形成、奇形、脳梗塞

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

アラセプリル錠12.5mg「JG」の相互作用

 1.薬剤名等 : サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中止から36時間以内

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物

発現事象

血管浮腫

理由原因

相加的にブラジキニンの分解が抑制

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析

発現事象

アナフィラキシー

理由原因

多価イオン体であるAN69により血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

糖尿病患者に使用する場合(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)

指示

禁止

 8.薬剤名等 : アリスキレン

発現事象

-

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害

指示

原則禁止

 9.薬剤名等 : 利尿降圧剤

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

利尿降圧剤の投与中や減塩療法、血液透析の治療中には血漿レニン活性が上昇しており、本剤の投与により急激な血圧低下をきたす

投与条件

初めて併用

指示

慎重投与

10.薬剤名等 : ループ利尿剤等

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

利尿降圧剤の投与中や減塩療法、血液透析の治療中には血漿レニン活性が上昇しており、本剤の投与により急激な血圧低下をきたす

投与条件

初めて併用

指示

慎重投与

11.薬剤名等 : 減塩療法

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

利尿降圧剤の投与中や減塩療法、血液透析の治療中には血漿レニン活性が上昇しており、本剤の投与により急激な血圧低下をきたす

投与条件

初めて併用

指示

慎重投与

12.薬剤名等 : 血液透析

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

利尿降圧剤の投与中や減塩療法、血液透析の治療中には血漿レニン活性が上昇しており、本剤の投与により急激な血圧低下をきたす

投与条件

初めて併用

指示

慎重投与

13.薬剤名等 : カリウム保持性利尿剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤によりアンジオテンシン2が低下してアルドステロンの分泌減少をきたし、カリウム排泄量が少なくなる

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : カリウム補給剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤によりアンジオテンシン2が低下してアルドステロンの分泌減少をきたし、カリウム排泄量が少なくなる

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : アンジオテンシン2受容体拮抗剤

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : カリジノゲナーゼ製剤

発現事象

過度の血圧低下

理由原因

カリジノゲナーゼによるキニン産生作用とアンジオテンシン変換酵素阻害剤のキニン分解抑制作用により、キニン系が亢進し、血管平滑筋の弛緩が増強

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : リチウム

発現事象

他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤との併用によりリチウム中毒

理由原因

リチウムとナトリウムは近位尿細管で競合的に再吸収されており、本剤によるナトリウム排泄作用によりリチウムの再吸収が促進

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : アロプリノール

発現事象

発熱を伴う発疹等の過敏症状、過敏症状<Stevens-Johnson症候群・関節痛等>

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

本剤の降圧作用が減弱

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、本剤のプロスタグランジンを介した降圧作用が減弱

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

更に腎機能が悪化

理由原因

プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : インスリン

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : 経口血糖降下剤

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

アラセプリル錠12.5mg「JG」

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