商品名

アデカット15mg錠 医薬品基本情報

薬効

2144 アンジオテンシン変換酵素阻害剤

一般名

デラプリル塩酸塩錠

英名

Adecut

剤型

薬価

23.00成分一致薬品で比較

規格

15mg 1錠

メーカー

武田テバ薬品

毒劇区分

アデカット15mg錠の効能効果

腎血管性高血圧症、腎性高血圧症、本態性高血圧症

アデカット15mg錠の使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、血管浮腫の既往、遺伝性血管浮腫の既往、後天性血管浮腫の既往、特発性血管浮腫の既往、薬剤による血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中、アリスキレンフマル酸塩投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.手術前24時間

記載場所

使用上の注意

注意レベル

希望禁止

 4.重篤な腎機能障害、血清クレアチニン値が3mg/dL以上

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 5.腎機能障害、血清カリウム値が高くなりやすい、コントロール不良の糖尿病、脳血管障害、重症高血圧症、厳重な減塩療法中、薬剤過敏症の既往、血液透析中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

アデカット15mg錠の副作用等

 1.呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、血管浮腫、急性腎障害

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.高カリウム血症

記載場所

重大な副作用

頻度

0.1%未満

 3.腹痛、口渇、口内炎、味覚異常、腹部膨満感、胸部痛、血小板減少、黄疸、脱力感、嗄声、低血糖

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.過敏症、発疹、そう痒、めまい、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、頭重、不眠、眠気、肩こり、しびれ感、耳鳴、悪心、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胸やけ、下痢、便秘、ほてり、のぼせ感、動悸、白血球減少、貧血、好酸球増多、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、蛋白尿、咳、咽頭痛、倦怠感、発汗、血清カリウム上昇、総コレステロール上昇、尿酸上昇、尿糖、抗核抗体陽性、息切れ、浮腫、四肢疼痛、筋痙攣

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.高度呼吸困難、血管浮腫、急速に腎機能悪化、急激な血圧低下、腎不全、頭蓋形成不全、肺形成不全、腎形成不全、死亡、羊水過少症、低血圧、高カリウム血症、四肢拘縮、頭蓋顔面変形、肺低形成、奇形、脳梗塞

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

アデカット15mg錠の相互作用

 1.薬剤名等 : デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

ショック

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析

発現事象

アナフィラキシー

理由原因

多価イオン体であるAN69により血中キニン系の代謝が亢進し、本剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

糖尿病患者に使用する場合(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

-

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害

指示

原則禁止

 7.薬剤名等 : 利尿降圧剤

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい

投与条件

本剤を初めて投与

指示

慎重投与

 8.薬剤名等 : インスリン

発現事象

低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : 経口血糖降下剤

発現事象

低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : カリウム保持性利尿剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : エプレレノン

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : カリウム補給剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : トリメトプリム含有製剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : アンジオテンシン2受容体拮抗剤

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : リチウム

発現事象

他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤との併用によりリチウム中毒

理由原因

腎尿細管におけるリチウムの再吸収が促進

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

降圧作用が減弱

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤がプロスタグランジンの合成を阻害し、本剤のプロスタグランジンを介した降圧作用を減弱

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

さらに腎機能が悪化

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : カリジノゲナーゼ製剤

発現事象

過度の血圧低下

理由原因

本剤のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼ製剤のキニン産生作用により、血管平滑筋の弛緩が増強

投与条件

-

指示

注意

アデカット15mg錠

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