商品名

オドリック錠1mg 医薬品基本情報

薬効

2144 アンジオテンシン変換酵素阻害剤

一般名

トランドラプリル錠

英名

Odric

剤型

薬価

21.50成分一致薬品で比較

規格

1mg 1錠

メーカー

日本新薬

毒劇区分

オドリック錠1mgの効能効果

高血圧症

オドリック錠1mgの使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、血管浮腫の既往、遺伝性血管浮腫の既往、後天性血管浮腫の既往、特発性血管浮腫の既往、薬剤による血管浮腫の既往、デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中、アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中、アリスキレンフマル酸塩投与中、サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中、サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中止から36時間以内

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.手術前24時間

記載場所

使用上の注意

注意レベル

希望禁止

 4.腎機能障害、血清カリウム値が高くなりやすい、コントロール不良の糖尿病、重症高血圧症、厳重な減塩療法中、重篤な腎機能障害、クレアチニンクリアランスが30mL/分以下、血清クレアチニン値が3mg/dL以上、血液透析中、重篤な肝障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

オドリック錠1mgの副作用等

 1.呼吸困難、顔面腫脹、舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、血管浮腫、腸管血管浮腫、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、腎機能障害の急性増悪、高カリウム血症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、横紋筋融解症、急性腎障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、肝機能障害、黄疸、膵炎

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.乾性咳嗽

記載場所

その他の副作用

 3.貧血、血小板減少、過敏症、蕁麻疹、眠気、意識障害、嘔吐、下痢、腹痛、低血糖

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.白血球減少、BUN上昇、クレアチニン上昇、発疹、そう痒、頭痛、めまい、動悸、嘔気、腹部不快感、腹部膨満感、便秘、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、嗄声、息切れ、咽頭部刺激感、CK上昇、血清カリウム上昇、尿酸上昇、ほてり、倦怠感

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.高度呼吸困難、血管浮腫、急速に腎機能悪化、一過性の急激な血圧低下、過度の血圧低下、腎機能悪化、腎不全、頭蓋形成不全、肺形成不全、腎形成不全、死亡、羊水過少症、低血圧、高カリウム血症、四肢拘縮、頭蓋顔面変形、肺低形成、奇形、脳梗塞

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

オドリック錠1mgの相互作用

 1.薬剤名等 : サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物投与中止から36時間以内

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : デキストラン硫酸固定化セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

血圧低下、潮紅、頻脈、嘔気、嘔吐、ショック、呼吸困難、しびれ、熱感、腹痛

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大、ACE阻害剤はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : トリプトファン固定化PVAを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

血圧低下、潮紅、頻脈、嘔気、嘔吐、ショック、呼吸困難、しびれ、熱感、腹痛

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大、ACE阻害剤はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシス施行

発現事象

血圧低下、潮紅、頻脈、嘔気、嘔吐、ショック、呼吸困難、しびれ、熱感、腹痛

理由原因

陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートにより血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生が増大、ACE阻害剤はブラジキニンの代謝を阻害するため、ブラジキニンの蓄積

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた透析

発現事象

アナフィラキシー

理由原因

ACE阻害剤によりブラジキニンの代謝が妨げられ蓄積、多陰イオン体であるAN69により血中キニン系の代謝が亢進し、ブラジキニン産生の増大

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加

理由原因

レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

糖尿病患者に使用する場合(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)

指示

禁止

 7.薬剤名等 : サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物

発現事象

血管浮腫

理由原因

相加的にブラジキニンの分解を抑制し、血管浮腫のリスクを増加

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

-

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害

指示

原則禁止

 9.薬剤名等 : カリウム保持性利尿剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤のアンジオテンシン2産生抑制によりアルドステロン分泌低下が起こり、血清カリウムの排泄を減少

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : カリウム補給剤

発現事象

血清カリウム値が上昇

理由原因

本剤のアンジオテンシン2産生抑制によりアルドステロン分泌低下が起こり、血清カリウムの排泄を減少

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : 利尿降圧剤

発現事象

一過性の急激な血圧低下

理由原因

利尿降圧剤により血漿レニン活性が上昇した状態となり、本剤併用によりレニン・アンジオテンシン系がブロック

投与条件

初回投与後

指示

注意

12.薬剤名等 : アンジオテンシン2受容体拮抗剤

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩

発現事象

高カリウム血症、低血圧、腎機能障害

理由原因

レニン・アンジオテンシン系阻害作用が増強

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : リチウム

発現事象

中毒<振戦・消化器愁訴等>

理由原因

ACE阻害剤は腎でのナトリウム再吸収を抑制するため、競合的にリチウムの再吸収が促進されて、リチウムの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

他のACE阻害剤との併用によりその降圧作用が減弱

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤はプロスタグランジン産生を抑制するため、ACE阻害剤のプロスタグランジン合成促進作用による血圧低下作用を減弱

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

更に腎機能が悪化

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤はプロスタグランジン産生を抑制するため、腎血流量が低下

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : カリジノゲナーゼ製剤

発現事象

過度の血圧低下

理由原因

本剤のキニン分解抑制作用とカリジノゲナーゼ製剤のキニン産生作用により、血中キニン濃度が増大し血管平滑筋の弛緩が増強

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : 降圧作用を有する薬剤

発現事象

降圧作用が増強

理由原因

相加的に降圧作用を増強

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : インスリン

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : 経口血糖降下剤

発現事象

アンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

オドリック錠1mg

オドリック錠1mg

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