セロケンL錠120mgの効能・効果
本態性高血圧症<軽症~中等症>
セロケンL錠120mgの使用制限等
1.類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、著しい洞性徐脈、洞不全症候群、洞房ブロック、高度徐脈、房室ブロック<2・3度>、肺高血圧による右心不全、心原性ショック、うっ血性心不全、壊疽、重症末梢循環障害、未治療の褐色細胞腫、未治療のパラガングリオーマ
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.手術前48時間
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
3.気管支痙攣又はその恐れ・疑い、気管支喘息又はその恐れ・疑い、うっ血性心不全又はその恐れ・疑い
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
4.褐色細胞腫、パラガングリオーマ
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
5.狭心症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態、低血糖症、徐脈、房室ブロック<1度>、異型狭心症、甲状腺中毒症、間欠性跛行症、末梢循環障害、レイノー症候群、褐色細胞腫、パラガングリオーマ、重篤な腎障害、重篤な肝障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
セロケンL錠120mgの副作用等
1.心原性ショック、うっ血性心不全、洞機能不全、喘息症状、喘息症状悪化、肝機能障害、黄疸
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.房室ブロック、徐脈
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
3.涙液分泌減少、結膜炎、過敏症、光線過敏症、そう痒、血小板減少、起立性低血圧、失神、心室性期外収縮、低血圧、末梢循環障害、四肢の冷え、四肢のしびれ、鼻炎、気管支痙攣、息切れ、幻覚、感覚異常、注意力障害、神経過敏、不安、健忘、錯乱、抑うつ、下痢、便秘、AST上昇、ALT上昇、脱毛、難聴、関節痛、筋痙直、体重増加、勃起障害、乾癬悪化、トリグリセライド上昇、浮腫、性欲減退、CK上昇、CPK上昇、味覚異常
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.視覚障害、霧視、発疹、乾癬型発疹、動悸、鼻閉、めまい、ふらつき、頭痛、不眠、眠気、悪夢、腹痛、悪心、嘔吐、食欲不振、胸やけ、口渇、腹部膨満感、倦怠感、胸部圧迫感、疲労感、耳鳴、発汗
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.心筋収縮力抑制を増強、徐脈、低血圧、症状が悪化、心筋梗塞、脳梗塞、重度低血圧、洞性徐脈、房室ブロック、心不全、心原性ショック、心停止、気管支痙攣、意識障害、昏睡、痙攣、悪心、嘔吐、チアノーゼ、過度の徐脈、過度の低血圧、他の薬剤によるアナフィラキシー反応がより重篤
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
セロケンL錠120mgの相互作用
1.薬剤名等 : 肝代謝酵素CYP2D6の活性に影響する薬剤
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
本剤は、主として肝代謝酵素CYP2D6で代謝
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
2.薬剤名等 : 交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
- 発現事象
-
過剰の交感神経抑制を来し徐脈・血圧低下
- 理由・原因
-
共に交感神経抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : 血糖降下剤
- 発現事象
-
血糖降下作用を増強、低血糖症状<頻脈等>をマスク
- 理由・原因
-
低血糖に伴う交感神経系の症状をマスク、本剤のβ遮断作用により、低血糖からの回復が遅れる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤
- 発現事象
-
相互に作用が増強され過度の降圧又は心機能抑制
- 理由・原因
-
共に陰性変時・変力作用、降圧作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : クロニジン
- 発現事象
-
投与中止後のリバウンド現象<血圧上昇>を増強
- 理由・原因
-
クロニジンの投与中止により血中ノルアドレナリンが増加した場合、本剤のβ遮断作用によりα刺激作用(血管収縮作用)が優位となる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : Class1抗不整脈剤
- 発現事象
-
過度の心機能抑制
- 理由・原因
-
共に心機能抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : Class3抗不整脈剤
- 発現事象
-
過度の心機能抑制
- 理由・原因
-
共に心機能抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : 抗不整脈剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : ミラベグロン
- 発現事象
-
本剤の作用が増強、本剤のAUCが3.29倍上昇
- 理由・原因
-
ミラベグロンのCYP2D6阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 麻酔剤
- 発現事象
-
過剰の交感神経の抑制
- 理由・原因
-
共に交感神経抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
-
房室伝導時間が延長し徐脈・房室ブロック
- 理由・原因
-
共に刺激伝導速度の抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : 非ステロイド性抗炎症剤
- 発現事象
-
本剤の降圧作用が減弱
- 理由・原因
-
非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの合成・遊離を阻害し血圧を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : 降圧作用を有する他の薬剤
- 発現事象
-
過度の降圧
- 理由・原因
-
共に降圧作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
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本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取込み阻害剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : 抗ヒスタミン剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝代謝酵素阻害作用により本剤の代謝が抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : ヒドララジン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
ヒドララジンは肝血流量を増加させ、本剤の初回通過効果を減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
リファンピシンの肝代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : リドカイン
- 発現事象
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血中濃度を上昇
- 理由・原因
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本剤による肝血流量の減少及び肝代謝酵素活性阻害によりリドカインの代謝を遅延
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : フィンゴリモド
- 発現事象
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重度の徐脈、心ブロック
- 理由・原因
-
共に徐脈や心ブロックを引き起こす
- 投与条件
-
フィンゴリモドの投与開始時
- 指示
-
注意