ハイパジールコーワ錠6の効能・効果
狭心症、本態性高血圧症<軽症~中等症>
ハイパジールコーワ錠6の使用制限等
1.著しい洞性徐脈、洞房ブロック、高度徐脈、房室ブロック<2・3度>、代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、気管支痙攣又はその恐れ・疑い、気管支喘息又はその恐れ・疑い、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、未治療の褐色細胞腫、未治療のパラガングリオーマ、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤投与中、リオシグアト投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.手術前24時間
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
3.うっ血性心不全又はその恐れ・疑い
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
4.褐色細胞腫、パラガングリオーマ
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
5.甲状腺中毒症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態、特発性低血糖症、徐脈、房室ブロック<1度>、間欠性跛行症、末梢循環障害、レイノー症候群、異型狭心症、褐色細胞腫、パラガングリオーマ、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ハイパジールコーワ錠6の副作用等
1.心不全、完全房室ブロック、洞停止、高度徐脈
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
2.涙液分泌減少
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.めまい、ふらつき、頭痛、頭重、徐脈、脱力倦怠感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.過敏症、発疹、そう痒感、しびれ感、もうろう状態、眠気、不眠、霧視、耳鳴、味覚障害、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部不快感、胸やけ、下痢、便秘、口渇、AST上昇、ALT上昇、γGTP上昇、LAP上昇、LDH上昇、尿酸値上昇、CK上昇、AL-P上昇、糖尿病悪化、高脂血症、末梢循環障害、胸痛、心胸郭比増大、動悸、不整脈感、不整脈、房室解離、PQ延長、熱感、浮腫、喘息様症状、息切れ、咳、咽頭不快感、鼻閉、鼻出血、白血球増多、白血球減少、好酸球増多、血小板減少、BUN上昇、尿量減少、クレアチニン上昇、睾丸痛、性欲亢進、発汗、四肢疼痛、肩こり、頚部硬直、嗄声
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
5.心筋収縮力の抑制を助長、徐脈、低血圧、症状が悪化、心筋梗塞、過度に血圧を低下、胎仔死亡率増加、胎仔発育抑制、死産仔数増加、新生仔生存率低下、脳梗塞、完全房室ブロック、心不全、気管支痙攣、他の薬剤によるアナフィラキシー反応がより重篤
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ハイパジールコーワ錠6の相互作用
1.薬剤名等 : ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤
- 発現事象
-
降圧作用が増強され過度に血圧を低下
- 理由・原因
-
本剤はcGMPの産生を促進し、一方、ホスホジエステラーゼ5阻害作用を有する薬剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : リオシグアト
- 発現事象
-
降圧作用が増強され過度に血圧を低下
- 理由・原因
-
本剤とリオシグアトは、ともにcGMPの産生を促進することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する本剤の降圧作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ベルイシグアト
- 発現事象
-
症候性低血圧
- 理由・原因
-
細胞内cGMP濃度が増加し、降圧作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
4.薬剤名等 : 交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
- 発現事象
-
過剰の交感神経抑制
- 理由・原因
-
相互に作用(交感神経抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : 血糖降下剤
- 発現事象
-
血糖降下作用が増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
- 理由・原因
-
低血糖に伴う交感神経系の症状をマスク、β遮断作用により低血糖の回復を遅らせる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤
- 発現事象
-
徐脈・房室ブロック等の伝達障害、うっ血性心不全
- 理由・原因
-
相互に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : クロニジン
- 発現事象
-
投与中止後のリバウンド現象を増強
- 理由・原因
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クロニジンはα2受容体に選択的に作用し、ノルアドレナリンの遊離を抑制しているため、急激な中止によって血中カテコラミンの上昇が起こる、β遮断薬を併用すると上昇したカテコラミンの作用のうち、α受容体刺激作用だけが残り、急激な血圧上昇が起こる
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : クラス1抗不整脈剤
- 発現事象
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過度の心機能抑制
- 理由・原因
-
相互に作用(心機能抑制作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
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心刺激伝導障害
- 理由・原因
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相互に作用(心機能抑制作用)を増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 非ステロイド性抗炎症剤
- 発現事象
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本剤の降圧作用が減弱
- 理由・原因
-
非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害
- 投与条件
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- 指示
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注意
11.薬剤名等 : 降圧作用を有する他の薬剤
- 発現事象
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降圧作用が増強
- 理由・原因
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相互に作用(降圧作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
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注意