セリプロロール塩酸塩錠100mg「テバ」の効能・効果
本態性高血圧症<軽症~中等症>、腎実質性高血圧症、狭心症
セリプロロール塩酸塩錠100mg「テバ」の使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、著しい洞性徐脈、洞不全症候群、洞房ブロック、高度徐脈、房室ブロック<2・3度>、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、うっ血性心不全、未治療の褐色細胞腫、未治療のパラガングリオーマ
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.手術前48時間
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
3.うっ血性心不全又はその恐れ・疑い、重篤な腎機能障害、血清クレアチニン値4.0mg/dL以上
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
4.褐色細胞腫、パラガングリオーマ
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
5.気管支痙攣又はその恐れ・疑い、気管支喘息又はその恐れ・疑い、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態、低血糖症、甲状腺中毒症、間欠性跛行症、末梢循環障害、レイノー症候群、房室ブロック<1度>、異型狭心症、褐色細胞腫、パラガングリオーマ、重篤な肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
セリプロロール塩酸塩錠100mg「テバ」の副作用等
1.心不全、房室ブロック、洞房ブロック
- 記載場所
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重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.皮膚そう痒感、徐脈、血圧低下、心胸郭比増大、喘鳴、抑うつ症状、消化不良、涙液分泌減少、霧視、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、肝機能異常、クレアチニン上昇、蛋白尿、BUN上昇、腎機能異常、中性脂肪上昇、総コレステロール上昇、尿酸上昇、CK上昇、CPK上昇、白血球減少、高血糖悪化、筋肉痛、脱力感、味覚異常
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
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頻度不明
3.発疹、動悸、胸痛、顔面潮紅、咳、喘息、息切れ、鼻汁、鼻閉感、頭痛、めまい、しびれ、ふるえ、不眠、眠気、嘔気、口渇、腹痛、下痢、倦怠感、浮腫、関節痛、腓腹筋痙攣、こむらがえり
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.心収縮力の抑制が増強、徐脈、低血圧、症状が悪化、心筋梗塞、脳梗塞、完全房室ブロック、心不全、気管支痙攣、最高血漿中濃度が約2倍程度に上昇、他の薬剤によるアナフィラキシー反応がより重篤
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
セリプロロール塩酸塩錠100mg「テバ」の相互作用
1.薬剤名等 : カルシウム拮抗剤
- 発現事象
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徐脈・房室ブロック等の伝導障害、うっ血性心不全
- 理由・原因
-
相加的に作用(陰性変力作用、心刺激伝導抑制作用、降圧作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
2.薬剤名等 : 交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
- 発現事象
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過剰の交感神経抑制
- 理由・原因
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相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : 血糖降下剤
- 発現事象
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血糖降下作用の増強、低血糖症状<頻脈・発汗等>をマスク
- 理由・原因
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β2遮断作用により、肝臓でのグリコーゲン分解が抑制、低血糖時に分泌されるアドレナリンによって生じる低血糖症状をマスク
- 投与条件
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- 指示
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注意
4.薬剤名等 : クロニジン塩酸塩
- 発現事象
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投与中止後のリバウンド現象を増強
- 理由・原因
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クロニジン塩酸塩の中止により血中ノルアドレナリンが上昇するが、β遮断剤と併用している場合、ノルアドレナリンの作用のうち、α刺激作用が優位となり、急激な血圧上昇、グアナベンズ酢酸塩も作用機序から同様な反応が予測
- 投与条件
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- 指示
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注意
5.薬剤名等 : グアナベンズ酢酸塩
- 発現事象
-
投与中止後のリバウンド現象を増強
- 理由・原因
-
クロニジン塩酸塩の中止により血中ノルアドレナリンが上昇するが、β遮断剤と併用している場合、ノルアドレナリンの作用のうち、α刺激作用が優位となり、急激な血圧上昇、グアナベンズ酢酸塩も作用機序から同様な反応が予測
- 投与条件
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- 指示
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注意
6.薬剤名等 : クラス1抗不整脈剤
- 発現事象
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過度の心機能抑制
- 理由・原因
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相加的に作用(心機能抑制作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
7.薬剤名等 : アミオダロン塩酸塩
- 発現事象
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過度の心機能抑制
- 理由・原因
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相加的に作用(心機能抑制作用)を増強
- 投与条件
-
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- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : β遮断剤
- 発現事象
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血圧が上昇
- 理由・原因
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本剤の血管拡張作用が抑制
- 投与条件
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- 指示
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注意
9.薬剤名等 : 麻酔剤
- 発現事象
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過剰の交感神経抑制
- 理由・原因
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相加的に作用(交感神経抑制作用)を増強
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
10.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
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心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等>
- 理由・原因
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相加的に作用(心刺激伝導抑制作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
11.薬剤名等 : 非ステロイド性抗炎症剤
- 発現事象
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本剤の降圧作用が減弱
- 理由・原因
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非ステロイド性抗炎症剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害
- 投与条件
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- 指示
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注意
12.薬剤名等 : 降圧作用を有する他の薬剤
- 発現事象
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降圧作用を増強
- 理由・原因
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相加的に作用(降圧作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
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注意