カルベジロール錠1.25mg「Me」の効能・効果
(虚血性心疾患、拡張型心筋症) の慢性心不全
カルベジロール錠1.25mg「Me」の使用制限等
1.気管支痙攣又はその恐れ・疑い、気管支喘息又はその恐れ・疑い、代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、著しい洞性徐脈、洞房ブロック、高度徐脈、房室ブロック<2・3度>、心原性ショック、強心薬を静脈内投与する必要のある心不全、血管拡張薬を静脈内投与する必要のある心不全、非代償性心不全、肺高血圧による右心不全、未治療の褐色細胞腫、未治療のパラガングリオーマ、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.手術前48時間
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
3.褐色細胞腫、パラガングリオーマ
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
4.狭心症、虚血性心疾患、栄養状態不良、コントロール不十分な糖尿病、特発性低血糖症、絶食状態、糖尿病を合併した慢性心不全、頻脈性心房細動、房室ブロック<1度>、徐脈[高度徐脈<著しい洞性徐脈>を除く]、間欠性跛行症、末梢循環障害、レイノー症候群、過度に血圧の低い、褐色細胞腫、パラガングリオーマ、甲状腺中毒症、重篤な腎機能障害、血清クレアチニン値6mg/dL以上、肝硬変、重篤な肝機能障害、重症心不全の小児、重症心不全の幼児
- 記載場所
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使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
カルベジロール錠1.25mg「Me」の副作用等
1.高度徐脈、ショック、完全房室ブロック、心不全、心停止、重大な循環器系副作用、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、肝機能障害、黄疸、急性腎障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、アナフィラキシー
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.めまい、血糖値上昇、尿糖、LDH上昇、総コレステロール上昇、CK上昇、AST上昇、ALT上昇、腎機能障害、BUN上昇、クレアチニン上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
3.心胸比増大、狭心症、喘息様症状、咳嗽、鼻閉、眠気、注意力低下、失神、抑うつ、異常感覚、四肢のしびれ感、幻覚、腹痛、嘔吐、低血糖、トリグリセリド上昇、尿失禁、頻尿、霧視、涙液分泌減少、耳鳴、脱力感、勃起不全、疼痛、発汗、口渇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.過敏症、発疹、そう痒感、徐脈、動悸、頻脈、心房細動、期外収縮、房室ブロック、脚ブロック、低血圧、血圧上昇、四肢冷感、顔面潮紅、呼吸困難、息切れ、不眠、頭痛、悪心、胃部不快感、便秘、下痢、食欲不振、糖尿病悪化、ALP上昇、尿酸上昇、カリウム上昇、ナトリウム低下、カリウム低下、蛋白尿、貧血、血小板減少、白血球減少、浮腫、倦怠感、疲労感、胸痛
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.心筋収縮力の抑制が増強、徐脈、低血圧、ショック、狭心症発作、狭心症発作の悪化、心筋梗塞、過度の突然の血圧上昇、浮腫、体重増加、めまい、血糖値変動、腎機能悪化、体液貯留悪化、高度徐脈、低血糖、哺乳不良、発育不全、黄体数減少、骨格異常、13肋骨の短小、重篤な低血糖症状、死亡、脳梗塞、重症低血圧、心不全、心原性ショック、心停止、呼吸器障害、気管支痙攣、嘔吐、意識障害、全身痙攣発作、過度の徐脈、痙攣発作
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
カルベジロール錠1.25mg「Me」の相互作用
1.薬剤名等 : 交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤
- 発現事象
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過剰の抑制
- 理由・原因
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相互に交感神経抑制作用を増強
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
2.薬剤名等 : 血糖降下薬
- 発現事象
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血糖降下作用が増強
- 理由・原因
-
非選択性β遮断薬はカテコールアミンと競合的に拮抗することにより、肝臓での糖新生を抑制
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : カルシウム拮抗薬
- 発現事象
-
低血圧、心不全
- 理由・原因
-
相互に心収縮力・刺激伝導系の抑制作用、血圧低下作用を増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : ヒドララジン塩酸塩
- 発現事象
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本剤の作用が増強
- 理由・原因
-
ヒドララジン塩酸塩により、本剤の肝初回通過効果が減少し、血中濃度が上昇
- 投与条件
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- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : クロニジン塩酸塩
- 発現事象
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中止後のリバウンド現象を増強
- 理由・原因
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クロニジン塩酸塩中止により末梢でのノルアドレナリン遊離が増加するが、β遮断薬併用の場合、ノルアドレナリンの作用のうち、α刺激作用が優位になり、急激な血圧上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : クラス1抗不整脈薬
- 発現事象
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過度の心機能抑制作用
- 理由・原因
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相互に心機能抑制作用を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : アミオダロン塩酸塩
- 発現事象
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心刺激伝導抑制障害<徐脈・心停止等>
- 理由・原因
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アミオダロン塩酸塩により、本剤の肝初回通過効果が減少し、血中濃度が上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
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血中濃度が上昇
- 理由・原因
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- 投与条件
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- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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リファンピシンにより、薬物代謝酵素P450(主にCYP3A4)が誘導され、本剤の代謝が亢進し、血中濃度が低下
- 投与条件
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- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
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本剤の作用が増強
- 理由・原因
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これらの薬剤により、薬物代謝酵素P450が阻害され、本剤の代謝が抑制される結果、血中濃度が上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取り込み阻害剤
- 発現事象
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本剤の作用が増強
- 理由・原因
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これらの薬剤により、薬物代謝酵素P450が阻害され、本剤の代謝が抑制される結果、血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
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心刺激伝導抑制障害<徐脈・房室ブロック等>、濃度が上昇し中毒症状
- 理由・原因
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相互に刺激伝導抑制作用を増強、ジギタリスの生物学的利用率が上昇し、血中濃度が上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : 利尿降圧剤
- 発現事象
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降圧作用が増強
- 理由・原因
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相加的に降圧作用を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : 交感神経刺激剤
- 発現事象
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相互の薬剤の効果が減弱
- 理由・原因
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本剤のβ遮断作用により、アドレナリンの作用が抑制、アドレナリンのβ刺激作用により本剤のβ遮断作用が抑制
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 交感神経刺激剤
- 発現事象
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血圧上昇、徐脈
- 理由・原因
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本剤のβ遮断作用により、α刺激作用が優位になる
- 投与条件
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- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤
- 発現事象
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本剤の降圧作用が減弱
- 理由・原因
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非ステロイド性消炎鎮痛剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害
- 投与条件
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- 指示
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注意