- 薬効
- 英名
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Diltiazem hydrochloride extended-release TOWA
- 剤型
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徐放カプセル
- 薬価
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10.10(成分一致薬品で比較)
- 規格
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100mg 1カプセル
- メーカー
- 毒劇区分
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ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100mg「トーワ」の効能・効果
狭心症、異型狭心症、本態性高血圧症<軽症~中等症>
ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100mg「トーワ」の使用制限等
1.重篤なうっ血性心不全、2度以上の房室ブロック、持続性洞性徐脈<50拍/分未満>、洞停止、洞不全症候群、洞房ブロック、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、ロミタピドメシル酸塩投与中、イバブラジン塩酸塩投与中、アスナプレビル含有製剤投与中
- 記載場所
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使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.うっ血性心不全<重篤なうっ血性心不全を除く>、高度徐脈<50拍/分未満>、1度房室ブロック、過度に血圧の低い、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100mg「トーワ」の副作用等
1.完全房室ブロック、高度徐脈、徐脈、めまい、ふらつき、うっ血性心不全、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、紅皮症、剥脱性皮膚炎、急性汎発性発疹性膿疱症、紅斑、水疱、膿疱、そう痒、発熱、粘膜疹、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、肝機能障害、黄疸
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.洞房ブロック、パーキンソン様症状、こむらがえり、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、肝腫大、過敏症、光線過敏症、膿疱、血小板減少、白血球減少、歯肉肥厚、女性化乳房、しびれ
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.徐脈、房室ブロック、顔面潮紅、めまい、動悸、浮腫、倦怠感、頭痛、頭重感、脱力感、眠気、不眠、AST上昇、ALT上昇、発疹、そう痒、多形性紅斑様皮疹、胃部不快感、便秘、腹痛、胸やけ、嘔気、軟便、下痢、口渇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.洞停止、血圧低下、胸痛、黄疸、蕁麻疹、食欲不振
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
5.症状が悪化、催奇形作用、骨格異常、外形異常、胎仔毒性、致死、徐脈、完全房室ブロック、心不全、低血圧
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル100mg「トーワ」の相互作用
1.薬剤名等 : アスナプレビル
- 発現事象
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血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
- 理由・原因
-
本剤がCYP3Aを阻害することにより、併用薬剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : ダクラタスビル塩酸塩/アスナプレビル/ベクラブビル塩酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が上昇し肝胆道系の副作用が発現しまた重症化
- 理由・原因
-
本剤がCYP3Aを阻害することにより、併用薬剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : イバブラジン塩酸塩
- 発現事象
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過度の徐脈
- 理由・原因
-
本剤がCYP3Aを阻害することにより、併用薬剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇、併用薬剤の心拍数減少作用を相加的に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : ロミタピドメシル酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が著しく上昇
- 理由・原因
-
本剤がCYP3Aを阻害することにより、併用薬剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : 降圧作用を有する薬剤
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
相加的に作用(降圧作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : β遮断剤
- 発現事象
-
徐脈、洞房ブロック、房室ブロック
- 理由・原因
-
相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用、陰性変力作用、降圧作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : ラウオルフィア製剤
- 発現事象
-
徐脈、洞房ブロック、房室ブロック
- 理由・原因
-
相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用、陰性変力作用、降圧作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : ジギタリス製剤
- 発現事象
-
徐脈、不整脈、房室ブロック、血中濃度上昇による中毒症状<悪心・嘔吐・頭痛・めまい・視覚異常等>
- 理由・原因
-
相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強、本剤はジギタリス製剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 抗不整脈薬
- 発現事象
-
徐脈、洞停止、房室ブロック
- 理由・原因
-
相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 麻酔剤
- 発現事象
-
徐脈、洞停止、房室ブロック
- 理由・原因
-
相加的に作用(心刺激生成・伝導抑制作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : フィンゴリモド塩酸塩
- 発現事象
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重度の徐脈、心ブロック
- 理由・原因
-
共に徐脈や心ブロックを引き起こす
- 投与条件
-
フィンゴリモド塩酸塩の投与開始時
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : アプリンジン塩酸塩
- 発現事象
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徐脈、振戦、洞停止、房室ブロック、ふらつき、両剤の血中濃度上昇による症状、めまい
- 理由・原因
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共通の代謝酵素(チトクロームP450)に影響を及ぼし合い、両剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤
- 発現事象
-
血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強等>
- 理由・原因
-
これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : シンバスタチン
- 発現事象
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血中濃度上昇による横紋筋融解症やミオパシー
- 理由・原因
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これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : トリアゾラム
- 発現事象
-
血中濃度上昇による症状<睡眠時間の延長等>
- 理由・原因
-
これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : ミダゾラム
- 発現事象
-
血中濃度上昇による症状<鎮静・睡眠作用の増強等>
- 理由・原因
-
これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : カルバマゼピン
- 発現事象
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血中濃度上昇による症状<眠気・悪心・嘔吐・眩暈等>
- 理由・原因
-
これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : セレギリン塩酸塩
- 発現事象
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作用・毒性が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : テオフィリン
- 発現事象
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血中濃度上昇による症状<悪心・嘔吐・頭痛・不眠等>
- 理由・原因
-
これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : シロスタゾール
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
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これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : アピキサバン
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
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これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : ビノレルビン酒石酸塩
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
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これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
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血中濃度上昇による症状<腎障害等>
- 理由・原因
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これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : タクロリムス水和物
- 発現事象
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血中濃度上昇による症状<腎障害等>
- 理由・原因
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これらの薬剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、これらの薬剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
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- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
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本剤の作用が低下、血中濃度上昇による症状<運動失調・めまい・眼振等>
- 理由・原因
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フェニトインの代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、フェニトインの血中濃度を上昇、フェニトインが本剤の代謝を促進することにより、本剤の血中濃度を低下
- 投与条件
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- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : シメチジン
- 発現事象
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本剤の血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強・徐脈等>
- 理由・原因
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これらの薬剤が本剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、本剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
27.薬剤名等 : HIVプロテアーゼ阻害剤
- 発現事象
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本剤の血中濃度上昇による症状<降圧作用の増強・徐脈等>
- 理由・原因
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これらの薬剤が本剤の代謝酵素(チトクロームP450)を阻害することにより、本剤の血中濃度を上昇
- 投与条件
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- 指示
-
注意
28.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
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本剤の作用が低下
- 理由・原因
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リファンピシンが本剤の代謝酵素(チトクロームP450)を誘導することにより、本剤の血中濃度を低下
- 投与条件
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- 指示
-
注意
29.薬剤名等 : 筋弛緩剤
- 発現事象
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作用が増強
- 理由・原因
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本剤が神経筋接合部において、シナプス前からのアセチルコリン放出を抑制
- 投与条件
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- 指示
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注意