レバチオ錠20mgの効能・効果
肺動脈性肺高血圧症
レバチオ錠20mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、硝酸薬投与中、一酸化窒素<NO>供与薬投与中、重度肝機能障害、Child-Pugh Class C、イトラコナゾール投与中、コビシスタット含有製剤投与中、ダルナビル含有製剤投与中、リトナビル含有製剤投与中、可溶性グアニル酸シクラーゼ<sGC>刺激剤投与中、肝硬変
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.肺静脈閉塞性疾患
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
3.肺動脈性肺高血圧症に関するWHO機能分類クラス1、小児の特発性又は遺伝性PAH及び先天性心疾患に伴うPAH以外のPAH
- 記載場所
-
効能・効果
- 注意レベル
-
注意
4.エポプロステノールを除く他の肺動脈性肺高血圧症治療薬と併用、心筋梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内、脳梗塞の既往歴が最近6ヵ月以内、脳出血の既往歴が最近6ヵ月以内、消化性潰瘍、出血性疾患、自律神経機能障害、低血圧[血圧<90/50mmHg]、体液減少、重度左室流出路閉塞、網膜色素変性症、Peyronie病、陰茎屈曲、陰茎構造上欠陥、陰茎線維化、鎌状赤血球貧血、鎌状赤血球貧血に伴う肺動脈性肺高血圧症、多発性骨髄腫、白血病、抗凝固療法、抗血小板療法、経鼻酸素療法、結合組織疾患に伴う血小板機能異常、出血の危険因子を保有、重度腎機能障害、クレアチニンクリアランス:Ccr<30mL/min、中等度肝機能障害、軽度肝機能障害、心血管系のリスクファクターを有している、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、NAIONの危険因子を有していた、冠動脈障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
レバチオ錠20mgの副作用等
1.頭痛、めまい、潮紅、消化不良、腹痛、悪心、下痢
- 記載場所
-
その他の副作用
2.錯感覚、片頭痛、感覚鈍麻、失神、低血圧、ほてり、血管障害、嘔吐、胃炎、胃食道逆流性疾患、腹部不快感、便秘、四肢痛、筋痛、背部痛、筋痙縮、関節痛、顎痛、頚部痛、鼻出血、咳嗽、鼻閉、呼吸困難、咽喉頭疼痛、鼻咽頭炎、鼻漏、気管支炎、上気道感染、色視症、青視症、黄視症、霧視、結膜充血、眼充血、視覚障害、白内障、羞明、網膜血管障害、光視症、結膜炎、眼部不快感、網膜出血、視覚の明るさ、眼痛、複視、屈折障害、光輪視、視野欠損、眼出血、色覚異常、流涙増加、眼圧迫感、眼刺激、眼部腫脹、眼変性障害、視力障害、視力低下、耳鳴、難聴、皮膚そう痒症、発疹、紅斑、多汗症、浮腫、胸痛、疲労、発熱、疼痛、無力症、倦怠感、胸部不快感、熱感、動悸、頻脈、不整脈、チアノーゼ、不眠症、食欲不振、貧血、自発陰茎勃起、勃起増強、持続勃起症、体重減少、ALT増加、AST増加、ヘモグロビン減少、リンパ球数減少
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
3.4時間以上の勃起延長、持続勃起<6時間以上持続する痛みを伴う勃起>、持続勃起症、入院が必要となる血管閉塞発作、頭痛、潮紅、めまい、消化不良、鼻炎、視覚異常、心筋梗塞、心突然死、心室性不整脈、脳出血、一過性脳虚血発作、重篤な心血管系障害、視力低下、視力喪失、非動脈炎性前部虚血性視神経症、NAION、急激な聴力低下、突発性難聴、肺出血、死亡、痙攣発作、腸間膜動脈炎、特発性若年性多発性動脈炎
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
レバチオ錠20mgの相互作用
1.薬剤名等 : 硝酸薬
- 発現事象
-
降圧作用が増強し過度に血圧を下降
- 理由・原因
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- 投与条件
-
-
- 指示
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禁止
2.薬剤名等 : 一酸化窒素供与薬
- 発現事象
-
降圧作用が増強し過度に血圧を下降
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : 硝酸薬
- 発現事象
-
降圧作用を増強
- 理由・原因
-
NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する降圧作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : NO供与薬
- 発現事象
-
降圧作用を増強
- 理由・原因
-
NOはcGMPの産生を刺激し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの増大を介する降圧作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : リトナビル含有製剤
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度が上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
6.薬剤名等 : ダルナビル含有製剤
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度が上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
7.薬剤名等 : イトラコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度が上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
8.薬剤名等 : コビシスタット含有製剤
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度が上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
9.薬剤名等 : リトナビル
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度-時間曲線下面積<AUC>が10.5倍に増加、本剤の最高血漿中濃度<Cmax>が3.9倍に増加
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
10.薬剤名等 : sGC刺激剤
- 発現事象
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症候性低血圧
- 理由・原因
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リオシグアト投与により細胞内cGMP濃度が増加し、一方、本剤はcGMPの分解を抑制することから、両剤の併用によりcGMPの細胞内濃度が増大し、全身血圧に相加的な影響を及ぼす
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
11.薬剤名等 : エポプロステノールを除く他の肺動脈性肺高血圧症治療薬と併用
- 発現事象
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-
- 理由・原因
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-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : 抗凝固療法
- 発現事象
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鼻出血等の出血の危険性が高まる
- 理由・原因
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鼻出血等の出血の危険性が高まる
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : 抗血小板療法
- 発現事象
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鼻出血等の出血の危険性が高まる
- 理由・原因
-
鼻出血等の出血の危険性が高まる
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : CYP3A4阻害薬
- 発現事象
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本剤の血漿中濃度が上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害薬は本剤の代謝を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : CYP3A4誘導薬
- 発現事象
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本剤の血漿中濃度が低下
- 理由・原因
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これらの薬剤により誘導された代謝酵素により、本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : ボセンタン
- 発現事象
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血圧低下作用が増強
- 理由・原因
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両剤の薬理学的な相加作用
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : ボセンタン
- 発現事象
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本剤の血漿中濃度が低下、本剤のCmax及びAUCがそれぞれ0.45倍及び0.37倍に減少
- 理由・原因
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ボセンタンにより誘導された代謝酵素により、本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : 降圧薬
- 発現事象
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降圧作用を増強
- 理由・原因
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本剤は血管拡張作用による降圧作用を有する
- 投与条件
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- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : α遮断薬
- 発現事象
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起立性低血圧、めまい等の自覚症状を伴う血圧低下
- 理由・原因
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本剤は血管拡張作用による降圧作用を有する
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : カルペリチド
- 発現事象
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降圧作用が増強
- 理由・原因
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本剤は血管拡張作用による降圧作用を有する
- 投与条件
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- 指示
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注意
21.薬剤名等 : ビタミンK拮抗薬
- 発現事象
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出血<鼻出血等>の危険性が高まる
- 理由・原因
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本剤は微小血管が豊富な鼻甲介の血流量を増加
- 投与条件
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- 指示
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注意
22.薬剤名等 : アミオダロン塩酸塩
- 発現事象
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QTc延長作用が増強
- 理由・原因
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類薬とアミオダロン塩酸塩の併用により、QTc延長があらわれる
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
23.薬剤名等 : 喫煙等
- 発現事象
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視力低下、NAION、視力喪失、非動脈炎性前部虚血性視神経症
- 理由・原因
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- 投与条件
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男性勃起不全治療薬として使用
- 指示
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注意