エンレスト粒状錠小児用12.5mgの効能・効果
慢性心不全
エンレスト粒状錠小児用12.5mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アンジオテンシン変換酵素阻害薬投与中、アンジオテンシン変換酵素阻害薬投与中止から36時間以内、血管浮腫の既往、後天性血管浮腫の既往、特発性血管浮腫の既往、遺伝性血管性浮腫の既往、アンジオテンシン2受容体拮抗薬による血管浮腫の既往、アンジオテンシン変換酵素阻害薬による血管浮腫の既往、アリスキレンフマル酸塩投与中、重度肝機能障害<Child-Pugh分類C>
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.両側性腎動脈狭窄、片腎で腎動脈狭窄、高カリウム血症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
原則禁止
3.手術前24時間
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
希望禁止
4.重度腎機能障害、eGFR 30mL/min/1.73㎡未満、中等度肝機能障害<Child-Pugh分類B>
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
5.腎機能障害、血圧が低い、中等度肝機能障害<Child-Pugh分類B>、eGFR 90mL/min/1.73㎡未満
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
6.腎機能障害、低アルドステロン症、糖尿病、カリウム含量が高い食事を摂取、高カリウム血症のリスク因子のある、脳血管障害、血圧が低い、軽度腎機能障害、中等度腎機能障害、eGFR30mL/min/1.73㎡以上90mL/min/1.73㎡未満
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
エンレスト粒状錠小児用12.5mgの副作用等
1.低血圧
- 記載場所
-
重大な副作用
2.冷感、嘔吐、無顆粒球症、血小板減少、低血糖、脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害、筋肉痛、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、横紋筋融解症、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、天疱瘡、類天疱瘡、水疱、びらん、肝炎
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.舌腫脹、声門腫脹、喉頭腫脹、気道閉塞、血管浮腫、腎機能障害、腎不全、高カリウム血症、失神
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.ショック、意識消失、白血球減少、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、間質性肺炎
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
5.咽頭炎、耳鳴、頻脈、ほてり、紅斑、光線過敏症、筋肉痛、浮腫、発熱、ビリルビン値上昇、LDH上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、ALP上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.貧血、好酸球増多、低カリウム血症、食欲減退、低ナトリウム血症、浮動性めまい、体位性めまい、回転性めまい、頭痛、不眠、味覚異常、眠気、しびれ、動悸、心房細動、起立性低血圧、咳嗽、下痢、悪心、腹痛、便秘、嘔吐、蕁麻疹、関節痛、腰背部痛、疲労、無力症、けん怠感、口渇、胸痛、過敏症、発疹、そう痒症、アナフィラキシー反応、AST上昇、ALT上昇、血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、血清カリウム値上昇、血糖値上昇、CK上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
7.肝炎、重篤な肝障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
8.脳梗塞
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.血管浮腫、症候性低血圧、脱水、急速に腎機能悪化、腎不全、頭蓋形成不全、肺形成不全、腎形成不全、死亡、胚致死、胎仔致死、着床後死亡率高値、催奇形性、水頭症、自然流産、羊水過少症、低血圧、腎機能障害、高カリウム血症、四肢拘縮、脳奇形、頭蓋顔面奇形、肺発育形成不全、出生仔低体重、出生仔生存率低下、外表分化遅延、著しい血圧低下、意識レベル低下、循環虚脱、著しい低血圧、骨量減少、骨長減少、体重増加抑制
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
エンレスト粒状錠小児用12.5mgの相互作用
1.薬剤名等 : アンジオテンシン変換酵素阻害薬投与中止から36時間以内
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
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-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : アンジオテンシン変換酵素阻害薬
- 発現事象
-
血管浮腫
- 理由・原因
-
相加的にブラジキニンの分解を抑制し、血管浮腫のリスクを増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩
- 発現事象
-
非致死性脳卒中・腎機能障害・高カリウム血症及び低血圧のリスク増加
- 理由・原因
-
バルサルタンで報告、レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強
- 投与条件
-
糖尿病患者に投与する場合(ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く)
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : アンジオテンシン2受容体拮抗薬
- 発現事象
-
高カリウム血症、低血圧、腎機能障害
- 理由・原因
-
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強
- 投与条件
-
eGFRが60mL/min/1.73㎡未満の腎機能障害
- 指示
-
原則禁止
6.薬剤名等 : カリウム含量が高い食事を摂取
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : アリスキレンフマル酸塩
- 発現事象
-
高カリウム血症、低血圧、腎機能障害
- 理由・原因
-
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : アトルバスタチン
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤は、OATP1B1及びOATP1B3を介する薬剤の肝臓への取り込みを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : PDE5阻害剤
- 発現事象
-
血圧低下
- 理由・原因
-
PDE5阻害剤は本剤の投与により増加するcGMPの分解を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : カリウム保持性利尿薬
- 発現事象
-
血清カリウム値が上昇、血清クレアチニン値が上昇
- 理由・原因
-
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : カリウム補給製剤
- 発現事象
-
血清カリウム値が上昇、血清クレアチニン値が上昇
- 理由・原因
-
本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : ドロスピレノン・エチニルエストラジオール
- 発現事象
-
血清カリウム値が上昇
- 理由・原因
-
ドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用、バルサルタンによる血清カリウム値の上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : トリメトプリム含有製剤
- 発現事象
-
血清カリウム値が上昇
- 理由・原因
-
血清カリウム値の上昇が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
-
血清カリウム値が上昇
- 理由・原因
-
高カリウム血症の副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 利尿降圧剤
- 発現事象
-
利尿作用が増強、急激な血圧低下<失神及び意識消失等を伴う>
- 理由・原因
-
重度のナトリウムないし体液量の減少した患者では、まれに症候性の低血圧が生じる、利尿降圧剤投与中は血漿レニン活性が上昇しており、これらの薬剤との併用によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤
- 発現事象
-
本剤の降圧作用が減弱
- 理由・原因
-
NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤
- 発現事象
-
腎機能を悪化
- 理由・原因
-
NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : リチウム
- 発現事象
-
レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害剤でリチウム中毒、利尿薬を使用する場合にはリチウム毒性のリスクがさらに増加
- 理由・原因
-
本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
-
Sacubitrilat又はバルサルタンの曝露量が増加し副作用が増強
- 理由・原因
-
OATP1B1又はOATP1B3を阻害することにより、sacubitrilat及びバルサルタンの血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : クラリスロマイシン
- 発現事象
-
Sacubitrilat又はバルサルタンの曝露量が増加し副作用が増強
- 理由・原因
-
OATP1B1又はOATP1B3を阻害することにより、sacubitrilat及びバルサルタンの血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : エリスロマイシン
- 発現事象
-
Sacubitrilat又はバルサルタンの曝露量が増加し副作用が増強
- 理由・原因
-
OATP1B1又はOATP1B3を阻害することにより、sacubitrilat及びバルサルタンの血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : ビキサロマー
- 発現事象
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本剤の作用が減弱、バルサルタンの血中濃度が約30~40%に低下
- 理由・原因
-
リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、バルサルタンの吸収を遅延あるいは減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意