商品名

フィアスプ注 100単位/mL 医薬品基本情報

薬効

2492 すい臓ホルモン剤

一般名

インスリン アスパルト(遺伝子組換え)注射液

英名

Fiasp

剤型

注射液

薬価

278.00成分一致薬品で比較

規格

100単位1mL バイアル

メーカー

ノボ ノルディスク ファーマ

毒劇区分

(劇)

フィアスプ注 100単位/mLの効能効果

糖尿病

フィアスプ注 100単位/mLの使用制限等

 1.低血糖症状、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.外傷、感染症、手術、低血糖又はその恐れ・疑い、脳下垂体機能不全、副腎機能不全、胃腸障害、嘔吐、下痢、飢餓状態、不規則な食事摂取、激しい筋肉運動、過度のアルコール摂取、食物の吸収遅延が予測される疾患、食物の吸収を遅延させる薬剤服用中、重度腎機能障害、重度肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

フィアスプ注 100単位/mLの副作用等

 1.低血糖、脱力感、倦怠感、高度空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害、意識混濁、昏睡、低血糖昏睡、重篤な転帰、中枢神経系の不可逆的障害、死亡、低血糖症状、アナフィラキシーショック、呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身発疹、血管神経性浮腫

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.過敏症、抗インスリン抗体産生、血糖コントロール不良、皮膚アミロイドーシス

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 3.糖尿病網膜症の顕在化、糖尿病網膜症増悪、リポジストロフィー、皮下脂肪萎縮、皮下脂肪肥厚、アレルギー性皮膚疾患、発疹、じん麻疹、皮膚そう痒、注射部位反応、注入部位反応

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 4.肝機能障害、糖尿病網膜症の顕在化、糖尿病網膜症増悪、眼の屈折異常、末梢浮腫、治療後神経障害、有痛性神経障害、皮膚アミロイドーシス、リポジストロフィー、低血糖

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

フィアスプ注 100単位/mLの相互作用

 1.薬剤名等 : 食物の吸収を遅延させる薬剤服用中

発現事象

低血糖

理由原因

作用発現が速い

投与条件

-

指示

注意

 2.薬剤名等 : 糖尿病用薬

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

血糖降下作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 3.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン分泌促進、糖新生抑制作用による血糖降下作用

投与条件

-

指示

注意

 4.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン感受性を増強

投与条件

-

指示

注意

 5.薬剤名等 : サリチル酸誘導体

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

末梢で弱いインスリン様作用、糖に対するβ細胞の感受性の亢進やインスリン利用率の増加等による血糖降下作用

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : シクロホスファミド水和物

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリンが結合する抗体の生成を抑制し、その結合部位からインスリンを遊離

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : β-遮断剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

アドレナリンによる低血糖からの回復反応を抑制、低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : クマリン系薬剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : クロラムフェニコール

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : ベザフィブラート

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン感受性増強等の作用により、本剤の作用を増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : サルファ剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

膵臓でのインスリン分泌を増加

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : シベンゾリンコハク酸塩

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン分泌作用

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : ジソピラミド

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン分泌作用

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : ピルメノール塩酸塩水和物

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン分泌作用

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : チアジド系利尿剤

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

カリウム喪失が関与すると考えられており、カリウム欠乏時には、血糖上昇反応に対するβ細胞のインスリン分泌能が低下

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : 副腎皮質ステロイド

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

糖新生亢進、筋肉組織・脂肪組織からのアミノ酸や脂肪酸の遊離促進、末梢組織でのインスリン感受性低下等による血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : ACTH

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

副腎皮質刺激作用により糖質コルチコイドの分泌が増加し、糖質コルチコイドは、糖新生亢進、筋肉組織・脂肪組織からのアミノ酸や脂肪酸の遊離促進、末梢組織でのインスリン感受性低下等による血糖上昇作用を有する

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : アドレナリン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

糖新生亢進、末梢での糖利用抑制、インスリン分泌抑制による血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : グルカゴン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進による血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : 甲状腺ホルモン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進による血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : 成長ホルモン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

抗インスリン様作用による血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : 卵胞ホルモン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢組織でインスリンの作用に拮抗

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : 経口避妊薬

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢組織でインスリンの作用に拮抗

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : ニコチン酸

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢組織でのインスリン感受性を低下させるため耐糖能障害

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : 濃グリセリン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

代謝されて糖になるため、血糖値が上昇

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : イソニアジド

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

炭水化物代謝を阻害することによる血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : ダナゾール

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

インスリン抵抗性を増強

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

インスリン分泌抑制作用

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : 蛋白同化ステロイド

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状、血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : ソマトスタチンアナログ製剤

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状、血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : アンジオテンシン変換酵素阻害剤

発現事象

低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

32.薬剤名等 : ピオグリタゾン

発現事象

浮腫、心不全

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

フィアスプ注 100単位/mLの配合変化

 1.薬剤名等 : 他の薬剤

発現事象

-

理由原因

混合に関するデータはない

投与条件

-

指示

禁止

フィアスプ注 100単位/mL

フィアスプ注 100単位/mL

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