リクシアナ錠30mgの効能・効果
非弁膜症性心房細動の (虚血性脳卒中、全身性塞栓症) の発症抑制、 (深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症、静脈血栓塞栓症) の (再発抑制、治療) 、慢性血栓塞栓性肺高血圧症の血栓・塞栓形成の抑制、 (股関節全置換術、膝関節全置換術、股関節骨折手術) の静脈血栓塞栓症の発症抑制
リクシアナ錠30mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、後腹膜出血、出血、頭蓋内出血、重要器官における出血、急性細菌性心内膜炎、慢性血栓塞栓性肺高血圧症でCLcr15mL/min未満、慢性血栓塞栓性肺高血圧症で腎不全、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制で腎不全、非弁膜症性心房細動で腎不全、非弁膜症性心房細動でCLcr15mL/min未満、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制でCLcr15mL/min未満、慢性血栓塞栓性肺高血圧症で凝血異常を伴う肝疾患、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制で凝血異常を伴う肝疾患、非弁膜症性心房細動で凝血異常を伴う肝疾患、下肢整形外科手術の静脈血栓塞栓症で高度腎機能障害、下肢整形外科手術の静脈血栓塞栓症でCLcr30mL/min未満
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.慢性血栓塞栓性肺高血圧症で15≦CLcr値[mL/min]<30、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制で15≦CLcr値[mL/min]<30、非弁膜症性心房細動で15≦CLcr値[mL/min]<30
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
慎重投与
3.慢性血栓塞栓性肺高血圧症で30≦CLcr値[mL/min]≦50、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制で30≦CLcr値[mL/min]≦50、非弁膜症性心房細動で30≦CLcr値[mL/min]≦50、非弁膜症性心房細動で15≦CLcr値[mL/min]<30、高齢<80歳以上を目安>の非弁膜症性心房細動で出血性素因を1つ以上有する、下肢整形外科手術の静脈血栓塞栓症でCLcr30以上50mL/min未満
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
4.ショック、血行動態が不安定、血栓溶解剤の使用が必要、低血圧が遷延、血栓摘除術が必要、慢性血栓塞栓性肺高血圧症のWHO機能分類クラス3、慢性血栓塞栓性肺高血圧症のWHO機能分類クラス4
- 記載場所
-
効能・効果
- 注意レベル
-
注意
5.手術、侵襲的処置、消化管出血の既往、悪性腫瘍又はその既往、消化管潰瘍又はその既往、出血又はその恐れ・疑い、出血傾向、糖尿病性網膜症、貧血、眼の手術後日の浅い、頭蓋内出血後、脳脊髄の手術後日の浅い、先天性出血性疾患、後天性出血性疾患、コントロールできない重症高血圧症、胃腸管血管異形成、腎機能障害、高度肝機能障害、高齢<80歳以上を目安とする>で出血リスクが高い非弁膜症性心房細動、LA・aCL・抗β2GP1抗体のいずれもが陽性で血栓症の既往があるAPS
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
リクシアナ錠30mgの副作用等
1.血痰、肺胞出血、咳嗽、息切れ、呼吸困難、発熱、肺音異常、間質性肺疾患
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.後腹膜出血、重大な出血、死亡、臨床的に問題となる出血、臨床的に問題となる出血増悪、急性腎障害、血尿、尿細管内赤血球円柱、AST上昇、ALT上昇、肝機能障害、黄疸、血小板減少症
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.消化管出血、頭蓋内出血、眼内出血
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.創傷出血
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
0.1%未満
5.貧血、出血傾向、鼻出血、血尿、尿中血陽性、皮下出血、挫傷、創傷出血、肝機能異常
- 記載場所
-
その他の副作用
6.浮動性めまい、悪心、腹痛、過敏症、血管浮腫、蕁麻疹
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
7.血小板数増加、好酸球増多、月経過多、関節内血腫、γ-GTP上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、AST上昇、ALP上昇、LDH上昇、頭痛、下痢、発疹、そう痒、浮腫、尿酸上昇、トリグリセリド上昇、発熱
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
8.出血、重篤な出血、死亡
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.出血
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
10.穿刺部位血腫、麻痺、血栓剥離、血栓塞栓様症状、鼻出血、皮下出血、歯肉出血、血尿、喀血、吐血、血便、出血リスクが特に増大、出血性合併症、血栓塞栓性イベント再発
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
リクシアナ錠30mgの相互作用
1.薬剤名等 : 血小板凝集抑制作用を有する薬剤
- 発現事象
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出血の危険性を増大
- 理由・原因
-
相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
相対禁止
2.薬剤名等 : 抗血小板剤2剤との併用
- 発現事象
-
出血リスクが特に増大
- 理由・原因
-
相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
-
抗血小板剤2剤との併用
- 指示
-
相対禁止
3.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤
- 発現事象
-
出血の危険性を増大
- 理由・原因
-
相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
-
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制、慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における血栓・塞栓形成の抑制
- 指示
-
相対禁止
4.薬剤名等 : P糖蛋白阻害作用を有する薬剤
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制、静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制、慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における血栓・塞栓形成の抑制
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : P糖蛋白阻害作用を有する薬剤
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : 抗凝固剤
- 発現事象
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出血の危険性を増大
- 理由・原因
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相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : 血栓溶解剤
- 発現事象
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出血の危険性を増大
- 理由・原因
-
相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤
- 発現事象
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出血の危険性を増大
- 理由・原因
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相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取り込み阻害剤
- 発現事象
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出血の危険性を増大
- 理由・原因
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相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
- 発現事象
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出血の危険性を増大
- 理由・原因
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相互に抗血栓作用を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : P糖蛋白阻害作用を有する薬剤
- 発現事象
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本剤の血中濃度を上昇させ出血の危険性を増大
- 理由・原因
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P糖蛋白を阻害することにより、本剤のバイオアベイラビリティを上昇
- 投与条件
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- 指示
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注意