商品名

アスファネート配合錠A81 医薬品基本情報

薬効

3399 他に分類されない血液・体液用薬

一般名

アスピリン・ダイアルミネートA81錠

英名

Asphanate A

剤型

薬価

5.90成分一致薬品で比較

規格

81mg 1錠

メーカー

中北薬品

毒劇区分

アスファネート配合錠A81の効能効果

(TIA、心筋梗塞、脳梗塞、不安定狭心症、一過性脳虚血発作、慢性安定狭心症、狭心症、虚血性脳血管障害) の血栓・塞栓形成の抑制、 (冠動脈バイパス術<CABG>施行後、経皮経管冠動脈形成術<PTCA>施行後) の血栓・塞栓形成の抑制、川崎病による心血管後遺症、川崎病

アスファネート配合錠A81の使用制限等

 1.類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、消化性潰瘍、出血傾向、アスピリン喘息又はその既往、非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作又はその既往

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.15歳未満の水痘、15歳未満のインフルエンザ

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.消化性潰瘍の既往、血液異常又はその既往、出血傾向素因、肝障害又はその既往、腎障害又はその既往、高血圧、過敏症の既往、気管支喘息、アルコール飲料常用、手術前1週間以内、心臓カテーテル検査前1週間以内、抜歯前1週間以内、非ステロイド性消炎鎮痛剤の長期投与による消化性潰瘍、月経過多、高血圧が持続する脳梗塞、腎障害のある川崎病の小児、腎障害の既往歴のある川崎病の小児

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

アスファネート配合錠A81の副作用等

 1.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、脳出血、頭蓋内出血、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、片麻痺、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少、喘息発作、著しいAST上昇、著しいGOT上昇、著しいALT上昇、著しいGPT上昇、著しいγ-GTP上昇、肝機能障害、黄疸、下血、メレナ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化性潰瘍、腸管穿孔、小腸狭窄、小腸閉塞、大腸狭窄、大腸閉塞、小腸潰瘍、大腸潰瘍

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.胃腸障害、嘔吐、腹痛、胸やけ、便秘、下痢、食道炎、口唇腫脹、吐血、吐き気、過敏症、蕁麻疹、皮膚そう痒、皮疹、膨疹、発汗、眩暈、興奮、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、血圧低下、血管炎、過呼吸、気管支炎、鼻出血、角結膜炎、代謝性アシドーシス

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 3.悪心、食欲不振、胃部不快感、発疹、浮腫、頭痛、心窩部痛、鼻炎、耳鳴、難聴、倦怠感

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 4.腎障害、貧血

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 5.異常

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 6.肝機能障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 7.障害箇所に出血、胃出血、失血量を増加、ライ症候群、妊娠期間延長、動脈管早期閉鎖、子宮収縮抑制、分娩時出血増加、母体の貧血、産前産後出血、分娩時間延長、難産、死産、体重減少、死亡、出血異常、胎仔動脈管収縮、腎機能障害、尿量減少、羊水過少症、催奇形性作用、過期産、悪心、嘔吐、口渇、下痢、頭痛、眩暈、耳鳴り、難聴、興奮、痙攣、過呼吸、昏睡、酸塩基平衡異常、電解質異常、発熱、脱水、呼吸性アルカローシス、代謝性アシドーシス、高熱、一時的不妊

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

アスファネート配合錠A81の相互作用

 1.薬剤名等 : 消炎鎮痛剤等

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

希望禁止

 2.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

血中濃度が低下し作用を減弱

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤の吸収阻害あるいは血漿蛋白結合部位での遊離置換

投与条件

-

指示

希望禁止

 3.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

出血を増加し腎機能低下

理由原因

-

投与条件

-

指示

希望禁止

 4.薬剤名等 : イブプロフェン

発現事象

本剤の血小板凝集抑制作用を減弱

理由原因

血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)と本剤の結合を阻害

投与条件

-

指示

希望禁止

 5.薬剤名等 : ナプロキセン

発現事象

本剤の血小板凝集抑制作用を減弱

理由原因

血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)と本剤の結合を阻害

投与条件

-

指示

希望禁止

 6.薬剤名等 : ピロキシカム

発現事象

本剤の血小板凝集抑制作用を減弱

理由原因

血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)と本剤の結合を阻害

投与条件

-

指示

希望禁止

 7.薬剤名等 : スルピリン

発現事象

本剤の血小板凝集抑制作用を減弱

理由原因

血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)と本剤の結合を阻害

投与条件

-

指示

希望禁止

 8.薬剤名等 : オキシカム系消炎鎮痛剤

発現事象

両剤又は一方の薬剤の副作用の発現頻度を増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

希望禁止

 9.薬剤名等 : クマリン系抗凝固剤

発現事象

作用を増強し出血時間の延長・消化管出血

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用、消化管刺激による出血作用を有する、本剤は血漿蛋白に結合したクマリン系抗凝固剤と置換し、遊離

投与条件

-

指示

慎重投与

10.薬剤名等 : 尿酸排泄促進剤

発現事象

尿酸排泄作用を減弱

理由原因

本剤が尿酸排泄促進剤の尿酸排泄に拮抗

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : 血液凝固阻止剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : 第10a因子阻害剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : 抗トロンビン剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : 血小板凝集抑制作用を有する薬剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : トロンボキサン合成酵素阻害剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : プロスタグランジンE1製剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : プロスタグランジンE1誘導体製剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : プロスタグランジンI2誘導体製剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : 血栓溶解剤

発現事象

出血の危険性が増大

理由原因

本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : 糖尿病用剤

発現事象

血糖降下作用を増強

理由原因

血漿蛋白と結合したスルホニル尿素系血糖降下剤(トルブタミド等)と置換し、遊離のスルホニル尿素系血糖降下剤が増加、サリチル酸自身が血糖降下作用を持つ

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : メトトレキサート

発現事象

副作用<骨髄抑制・肝・腎・消化器障害等>が増強

理由原因

本剤はメトトレキサートの腎排泄を阻害、本剤(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したメトトレキサートと置換し、遊離

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : リチウム製剤

発現事象

血中リチウム濃度を上昇させリチウム中毒

理由原因

本剤の腎臓におけるプロスタグランジン生合成抑制作用により、リチウムの腎排泄が減少

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : チアジド系利尿剤

発現事象

利尿・降圧作用を減弱

理由原因

本剤の腎臓におけるプロスタグランジン生合成抑制作用により、水・ナトリウムの排泄を減少

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : フロセミド

発現事象

本剤の副作用が増強

理由原因

腎臓の排泄部位にて本剤と競合

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : アゾセミド

発現事象

本剤の副作用が増強

理由原因

腎臓の排泄部位にて本剤と競合

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : ピレタニド

発現事象

本剤の副作用が増強

理由原因

腎臓の排泄部位にて本剤と競合

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : ニトログリセリン

発現事象

作用を減弱

理由原因

本剤は血管内皮細胞から産生され血管拡張作用を有するプロスタグランジンI2等の生合成を阻害

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : テトラサイクリン系抗生物質

発現事象

作用を減弱させ抗菌力が低下

理由原因

制酸緩衝剤ダイアルミネートが消化管内でテトラサイクリン系抗生物質又はニューキノロン系抗菌剤と難溶性のキレートを作り、これらの医薬品の消化管からの吸収を阻害し、血中濃度が低下

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : ニューキノロン系抗菌剤

発現事象

作用を減弱させ抗菌力が低下

理由原因

制酸緩衝剤ダイアルミネートが消化管内でテトラサイクリン系抗生物質又はニューキノロン系抗菌剤と難溶性のキレートを作り、これらの医薬品の消化管からの吸収を阻害し、血中濃度が低下

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤

発現事象

本剤の血中濃度が増加しサリチル酸中毒

理由原因

副腎皮質ホルモン剤は、サリチル酸の腎排泄と肝代謝を著しく増加し、サリチル酸濃度を治療域以下にするといわれており、副腎皮質ホルモン剤との併用時には、サリチル酸の投与量を増量することがある

投与条件

高用量の本剤と副腎皮質ホルモン剤の併用時、これらの薬剤を減量

指示

注意

31.薬剤名等 : 乳酸ナトリウム

発現事象

本剤の尿中排泄を増加

理由原因

乳酸ナトリウムのアルカリ化作用

投与条件

-

指示

注意

32.薬剤名等 : バルプロ酸ナトリウム

発現事象

作用を増強し振戦

理由原因

アスピリンは血漿蛋白に結合したバルプロ酸ナトリウムと置換し、遊離

投与条件

-

指示

注意

33.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

総フェニトイン濃度を低下させるが非結合型フェニトイン濃度を低下させない

理由原因

本剤(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したフェニトインと置換し、遊離

投与条件

-

指示

注意

34.薬剤名等 : アセタゾラミド

発現事象

副作用を増強し嗜眠・錯乱等の中枢神経系症状・代謝性アシドーシス

理由原因

アスピリンは血漿蛋白に結合したアセタゾラミドと置換し、遊離

投与条件

-

指示

注意

35.薬剤名等 : アンジオテンシン変換酵素阻害剤

発現事象

降圧作用が減弱

理由原因

本剤はACE阻害剤のプロスタグランジン生合成作用に拮抗

投与条件

-

指示

注意

36.薬剤名等 : β-遮断剤

発現事象

降圧作用が減弱

理由原因

本剤がプロスタグランジン生合成を抑制し、β-遮断剤の降圧作用に拮抗

投与条件

-

指示

注意

37.薬剤名等 : ドネペジル塩酸塩

発現事象

消化性潰瘍

理由原因

コリン系が賦活され胃酸分泌が促進

投与条件

-

指示

注意

38.薬剤名等 : タクロリムス水和物

発現事象

腎障害

理由原因

腎障害の副作用が相互に増強

投与条件

-

指示

注意

39.薬剤名等 : シクロスポリン

発現事象

腎障害

理由原因

腎障害の副作用が相互に増強

投与条件

-

指示

注意

40.薬剤名等 : ザフィルルカスト

発現事象

血漿中濃度が上昇

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

41.薬剤名等 : プロスタグランジンD2受容体拮抗剤

発現事象

非結合型分率が上昇

理由原因

これら薬剤が本剤と血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

42.薬剤名等 : トロンボキサンA2受容体拮抗剤

発現事象

非結合型分率が上昇

理由原因

これら薬剤が本剤と血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

43.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取り込み阻害剤

発現事象

出血症状<胃腸出血等>、皮膚の異常出血<斑状出血・紫斑等>

理由原因

SSRIの投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血傾向が増強

投与条件

-

指示

注意

44.薬剤名等 : アルコール

発現事象

消化管出血が増強

理由原因

アルコールによる胃粘膜障害と本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、相加的に消化管出血が増強

投与条件

-

指示

注意

45.薬剤名等 : ジドブジン

発現事象

グルクロン酸抱合を阻害

理由原因

アスピリン等のグルクロン酸抱合により代謝される薬剤

投与条件

-

指示

注意

アスファネート配合錠A81

アスファネート配合錠A81

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