タケルダ配合錠の効能・効果
(TIA、心筋梗塞、脳梗塞、不安定狭心症、一過性脳虚血発作、慢性安定狭心症、狭心症、虚血性脳血管障害、冠動脈バイパス術<CABG>施行後、経皮経管冠動脈形成術<PTCA>施行後) の血栓・塞栓形成の抑制
タケルダ配合錠の使用制限等
1.類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アタザナビル硫酸塩投与中、リルピビリン塩酸塩投与中、消化性潰瘍、出血傾向、アスピリン喘息又はその既往、非ステロイド性消炎鎮痛剤等による喘息発作又はその既往
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.高血圧が持続する脳梗塞
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
3.薬物過敏症の既往、血液異常又はその既往、出血傾向素因、気管支喘息<アスピリン喘息を有する場合を除く>、アルコール常飲、手術前1週間以内、心臓カテーテル検査前1週間以内、抜歯前1週間以内、腎障害又はその既往、肝障害又はその既往、肝障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
タケルダ配合錠の副作用等
1.間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音異常、捻髪音
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.尿細管間質性腎炎、急性腎障害
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、汎血球減少、無顆粒球症、再生不良性貧血、溶血性貧血、顆粒球減少、血小板減少、貧血、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、重篤な肝機能障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、剥脱性皮膚炎、出血、脳出血、頭蓋内出血、頭痛、悪心、嘔吐、意識障害、片麻痺、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血、喘息発作、下血、メレナ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化性潰瘍、腸管穿孔、小腸狭窄、小腸閉塞、大腸狭窄、大腸閉塞、小腸潰瘍、大腸潰瘍、視力障害
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.過敏症、浮腫、多形紅斑、亜急性皮膚エリテマトーデス、LDH上昇、貧血、血小板機能低下、出血時間延長、嘔吐、胸やけ、食欲不振、カンジダ症、味覚異常、舌炎、口唇腫脹、胃腸障害、吐血、食道炎、眠気、うつ状態、不眠、振戦、興奮、血圧低下、血管炎、心窩部痛、気管支炎、鼻炎、発汗、発熱、女性化乳房、倦怠感、脱力感、四肢のしびれ感、角膜炎、かすみ目、耳鳴、筋肉痛、関節痛、脱毛、過呼吸、代謝性アシドーシス、低血糖、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症、低カリウム血症、低カルシウム血症、総コレステロール上昇、尿酸上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
5.蕁麻疹、発疹、そう痒、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、好酸球増多、便秘、下痢、腹部膨満感、口内炎、悪心、大腸炎、collagenous colitis、下痢が継続、腸管粘膜縦走潰瘍、腸管粘膜びらん、腸管粘膜易出血、下血、血便、頭痛、めまい、結膜炎
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
6.口渇、腹痛、胃部不快感、腎障害、舌のしびれ感、口唇のしびれ感、難聴
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
7.血小板機能異常、消化管出血、消化管出血増強、失血量を増加、妊娠期間延長、動脈管早期閉鎖、子宮収縮抑制、分娩時出血増加、母体の貧血、産前産後出血、分娩時間延長、難産、死産、体重減少、死亡、出血異常、胎仔動脈管収縮、腎機能障害、尿量減少、羊水過少症、催奇形性作用、過期産、胎仔死亡率増加、耳鳴、めまい、頭痛、嘔吐、難聴、頻呼吸、重度過呼吸、呼吸性アルカローシス、代謝性アシドーシス、痙攣、昏睡、呼吸不全、良性胃ポリープ、骨粗鬆症、股関節骨折、手関節骨折、脊椎骨折、骨折、胃腸感染、一時的不妊、良性精巣間細胞腫、胃のカルチノイド腫瘍、網膜萎縮
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
タケルダ配合錠の相互作用
1.薬剤名等 : アタザナビル硫酸塩
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : リルピビリン塩酸塩
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : クマリン系抗凝固剤
- 発現事象
-
作用を増強し出血時間の延長・消化管出血
- 理由・原因
-
アスピリンは血漿蛋白に結合したクマリン系抗凝固剤と置換し、遊離、アスピリンは血小板凝集抑制作用、消化管刺激による出血作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
4.薬剤名等 : 糖尿病用剤
- 発現事象
-
作用を増強し低血糖
- 理由・原因
-
アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合した糖尿病用剤と置換し、遊離、アスピリンは大量で血糖降下作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
慎重投与
5.薬剤名等 : テオフィリン
- 発現事象
-
血中濃度が低下
- 理由・原因
-
ランソプラゾールが肝薬物代謝酵素を誘導し、テオフィリンの代謝を促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : タクロリムス水和物
- 発現事象
-
血中濃度が上昇、腎障害
- 理由・原因
-
ランソプラゾールが肝薬物代謝酵素におけるタクロリムスの代謝を競合的に阻害、アスピリンと腎障害の副作用を相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : ジゴキシン
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : メチルジゴキシン
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : イトラコナゾール
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用により併用薬剤の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : チロシンキナーゼ阻害剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用により併用薬剤の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 酸化マグネシウム
- 発現事象
-
緩下作用が減弱
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用による胃内pH上昇により酸化マグネシウムの溶解度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : ベルモスジルメシル酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が低下
- 理由・原因
-
ランソプラゾールの胃酸分泌抑制作用による胃内pH上昇によりベルモスジルメシル酸塩の吸収が抑制
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : メトトレキサート
- 発現事象
-
血中濃度が上昇、副作用<骨髄抑制・肝・腎・消化器障害等>が増強
- 理由・原因
-
アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したメトトレキサートと置換し、遊離、アスピリンはメトトレキサートの腎排泄を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : 血液凝固阻止剤
- 発現事象
-
出血の危険性が増大
- 理由・原因
-
アスピリンは血小板凝集抑制作用を有するため、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 血小板凝集抑制作用を有する薬剤
- 発現事象
-
出血の危険性が増大
- 理由・原因
-
アスピリンは血小板凝集抑制作用を有するため、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : 血栓溶解剤
- 発現事象
-
出血の危険性が増大
- 理由・原因
-
アスピリンは血小板凝集抑制作用を有するため、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : バルプロ酸ナトリウム
- 発現事象
-
作用を増強し振戦
- 理由・原因
-
アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したバルプロ酸ナトリウムと置換し、遊離
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
-
総フェニトイン濃度を低下させるが非結合型フェニトイン濃度を低下させない
- 理由・原因
-
アスピリン(高用量投与時)は血漿蛋白に結合したフェニトインと置換し、遊離
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
フェニトインの代謝、排泄が遅延することがランソプラゾールの類薬(オメプラゾール)で報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤
- 発現事象
-
消化管出血を増強、サリチル酸中毒
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
アスピリン(高用量投与時)との併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : リチウム製剤
- 発現事象
-
中毒
- 理由・原因
-
アスピリン(高用量投与時)は腎のプロスタグランジンの生合成を抑制し、腎血流量を減少させることにより、リチウムの腎排泄を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : チアジド系利尿剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
アスピリンは腎のプロスタグランジンの生合成を抑制して、水、塩類の体内貯留が生じ、利尿剤の水、塩類排泄作用に拮抗
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : ループ利尿剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
アスピリンは腎のプロスタグランジンの生合成を抑制して、水、塩類の体内貯留が生じ、利尿剤の水、塩類排泄作用に拮抗
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : β遮断剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
アスピリンは血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの生合成、遊離を抑制し、血圧を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : ACE阻害剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
アスピリンは血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの生合成、遊離を抑制し、血圧を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : ニトログリセリン製剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
アスピリンはプロスタグランジンの生合成を抑制することにより、冠動脈を収縮
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
27.薬剤名等 : 尿酸排泄促進剤
- 発現事象
-
作用を減弱
- 理由・原因
-
アスピリン(高用量投与時)は併用薬剤の尿酸排泄に拮抗
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
28.薬剤名等 : 非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤
- 発現事象
-
出血、腎機能の低下
- 理由・原因
-
アスピリン
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
29.薬剤名等 : イブプロフェン
- 発現事象
-
アスピリンの血小板凝集抑制作用を減弱
- 理由・原因
-
血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とアスピリンの結合を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
30.薬剤名等 : ナプロキセン
- 発現事象
-
アスピリンの血小板凝集抑制作用を減弱
- 理由・原因
-
血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とアスピリンの結合を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
31.薬剤名等 : ピロキシカム
- 発現事象
-
アスピリンの血小板凝集抑制作用を減弱
- 理由・原因
-
血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とアスピリンの結合を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
32.薬剤名等 : スルピリン
- 発現事象
-
アスピリンの血小板凝集抑制作用を減弱
- 理由・原因
-
血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)とアスピリンの結合を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
33.薬剤名等 : 炭酸脱水酵素阻害剤
- 発現事象
-
副作用を増強し嗜眠・錯乱等の中枢神経系症状・代謝性アシドーシス
- 理由・原因
-
アスピリンは血漿蛋白に結合したアセタゾラミドと置換し、遊離
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
34.薬剤名等 : ドネペジル塩酸塩
- 発現事象
-
消化性潰瘍
- 理由・原因
-
コリン系が賦活され胃酸分泌が促進、アスピリン
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
35.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
-
腎障害
- 理由・原因
-
アスピリンと腎障害の副作用を相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
36.薬剤名等 : ザフィルルカスト
- 発現事象
-
血漿中濃度が上昇
- 理由・原因
-
アスピリン
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
37.薬剤名等 : プロスタグランジンD2受容体拮抗剤
- 発現事象
-
非結合型分率が上昇
- 理由・原因
-
併用薬剤がアスピリンと血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
38.薬剤名等 : トロンボキサンA2受容体拮抗剤
- 発現事象
-
非結合型分率が上昇
- 理由・原因
-
併用薬剤がアスピリンと血漿蛋白結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
39.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取り込み阻害剤
- 発現事象
-
出血症状<胃腸出血等>、皮膚の異常出血<斑状出血・紫斑等>
- 理由・原因
-
SSRIの投与により血小板凝集が阻害され、アスピリンとの併用により出血傾向が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
40.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
消化管出血が増強
- 理由・原因
-
アルコールによる胃粘膜障害とアスピリンのプロスタグランジン合成阻害作用により、相加的に消化管出血が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
41.薬剤名等 : ジアゼパム
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
ジアゼパムの代謝、排泄が遅延することがランソプラゾールの類薬(オメプラゾール)で報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
42.薬剤名等 : ジドブジン
- 発現事象
-
グルクロン酸抱合を阻害
- 理由・原因
-
アスピリン等のグルクロン酸抱合により代謝される薬剤
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
タケルダ配合錠の成分一致薬品
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