シプロキサン錠200mgの効能・効果
慢性膿皮症、リンパ管炎、リンパ節炎、深在性皮膚感染症、表在性皮膚感染症、 (外傷、熱傷、手術創) の二次感染、咽頭炎、急性気管支炎、喉頭炎、肛門周囲膿瘍、乳腺炎、肺炎、扁桃炎、慢性呼吸器病変の二次感染、子宮内感染、子宮付属器炎、腎盂腎炎、胆管炎、炭疽、胆嚢炎、中耳炎、尿道炎、麦粒腫、バルトリン腺炎、副睾丸炎、副鼻腔炎、膀胱炎、瞼板腺炎、涙嚢炎、感染性腸炎、精巣上体炎、前立腺炎<急性症>、前立腺炎<慢性症>
シプロキサン錠200mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、ケトプロフェン<注射剤・坐剤>投与中、チザニジン塩酸塩投与中、ロミタピドメシル酸塩投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.〈炭疽〉妊婦又は妊娠している可能性、〈炭疽〉小児等
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
相対禁止
3.アレルギーの家族歴、気管支喘息の家族歴、発疹の家族歴、じん麻疹の家族歴、アレルギーを起こし易い体質、気管支喘息を起こし易い体質、発疹を起こし易い体質、じん麻疹を起こし易い体質、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、重症筋無力症、QT延長又はその恐れ・疑い、大動脈瘤の家族歴、大動脈解離の家族歴、大動脈瘤又はその既往、大動脈解離又はその既往、マルファン症候群、大動脈解離のリスク因子を有する、大動脈瘤のリスク因子を有する、高度腎障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
シプロキサン錠200mgの副作用等
1.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、浮腫、じん麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急激な腎機能悪化、横紋筋融解症、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、間質性肺炎、重篤な低血糖、骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、劇症肝炎、著しいAST上昇、著しいALT上昇、肝機能障害、黄疸、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎障害、間質性腎炎、痙攣、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱周辺の痛み、発赤、錯乱、抑うつ、精神症状、重症筋無力症悪化、血管炎、QT延長、心室頻拍、Torsades de pointes、大動脈瘤、大動脈解離
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.過敏症、固定薬疹、血清病様反応、光線過敏症、浮腫、末梢浮腫、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫、結晶尿、頻脈、失神、ほてり、貧血、血小板増加、白血球増加、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血、白血球減少、消化不良、膵炎、無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、視覚異常、眼内異物感、味覚異常、無力症、不眠症、不安、悪夢、幻覚、精神病、失調、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害、振戦、モニリア症、呼吸困難、胸痛、背部痛、関節障害、高血糖、筋無力症、筋肉痛
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.発疹、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、片頭痛、好酸球増多、食欲不振、下痢、胃不快感、嘔気、腹部膨満感、頭痛、めまい、CK上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.じん麻疹、そう痒、発熱、発赤、結節性紅斑、低血圧、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、口内炎、嘔吐、腹痛、耳鳴、眠気、発汗、末梢性ニューロパシー、しびれ感、関節痛、倦怠感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
5.大動脈瘤、大動脈解離、関節毒性、関節軟骨びらん、腱障害、腎毒性、結晶尿、遺伝子突然変異試験陽性、不定期DNA合成試験陽性、染色体異常試験陽性、復帰突然変異試験陽性、コメットアッセイにおいて陽性、尿細管変化、尿細管拡張、病理組織学的所見悪化、ヒスタミン遊離
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
シプロキサン錠200mgの相互作用
1.薬剤名等 : ケトプロフェン
- 発現事象
-
痙攣
- 理由・原因
-
ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : チザニジン塩酸塩
- 発現事象
-
作用を増強、Cmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・めまい
- 理由・原因
-
チザニジンの肝での代謝を阻害し、チザニジンの血中濃度を上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : ロミタピドメシル酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が著しく上昇
- 理由・原因
-
ロミタピドの代謝酵素(CYP3A4)が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤
- 発現事象
-
腱障害のリスクが増大
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
相対禁止
5.薬剤名等 : チトクロームP450 1A2酵素で代謝される薬剤
- 発現事象
-
代謝を阻害し血中濃度を上昇
- 理由・原因
-
本剤はチトクロームP450 1A2(CYP1A2)を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : テオフィリン
- 発現事象
-
作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : アミノフィリン水和物
- 発現事象
-
作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
テオフィリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : カフェイン
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : デュロキセチン塩酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤の肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : フェニル酢酸系NSAIDs
- 発現事象
-
痙攣
- 理由・原因
-
ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : プロピオン酸系NSAIDs
- 発現事象
-
痙攣
- 理由・原因
-
ニューキノロン系抗菌剤のGABAA受容体への阻害作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
-
相互に副作用<腎障害等>が増強
- 理由・原因
-
相互に肝での代謝を抑制し、一方又は両方の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : ワルファリン
- 発現事象
-
作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長
- 理由・原因
-
ワルファリンの肝での代謝を抑制し、クリアランスを減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : スルホニル尿素系血糖降下剤
- 発現事象
-
作用を増強し低血糖
- 理由・原因
-
グリベンクラミドの肝での代謝を阻害、膵臓のβ細胞を用いたin vitro試験において、本剤がインスリン分泌作用を促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : ロピニロール塩酸塩
- 発現事象
-
Cmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
ロピニロールの肝での代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : メトトレキサート
- 発現事象
-
血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
メトトレキサートの腎尿細管からの排泄が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : アルミニウム含有の制酸剤
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : マグネシウム含有の制酸剤等
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : 鉄剤
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : カルシウム含有製剤
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : マグネシウム含有製剤
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : 多価金属イオン含有製剤
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : カルシウムを多量に含有する飲料
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
多価金属イオンと難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : 牛乳等
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
多価金属イオンと難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
空腹時にカルシウムを多量に含有する飲料と同時
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : クラス1A抗不整脈薬
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : クラス3抗不整脈薬
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
27.薬剤名等 : セベラマー塩酸塩
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
28.薬剤名等 : 炭酸ランタン水和物
- 発現事象
-
本剤の吸収が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
難溶性のキレートを形成し、本剤の消化管からの吸収を減少させ、血中濃度を低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
29.薬剤名等 : クロザピン
- 発現事象
-
クロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
併用薬剤の肝での代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
30.薬剤名等 : オランザピン
- 発現事象
-
クロザピン及びその代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
- 理由・原因
-
併用薬剤の肝での代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
31.薬剤名等 : シルデナフィルクエン酸塩
- 発現事象
-
Cmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4阻害によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
32.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
-
血中濃度が低下
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
33.薬剤名等 : プロベネシド
- 発現事象
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本剤のt1/2の延長とAUCの増加
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意