商品名

ストックリン錠600mg 医薬品基本情報

薬効

6250 抗ウイルス剤

一般名

エファビレンツ錠

英名

Stocrin

剤型

薬価

1286.30成分一致薬品で比較

規格

600mg 1錠

メーカー

MSD

毒劇区分

(劇)

ストックリン錠600mgの効能効果

HIV-1感染症

ストックリン錠600mgの使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、トリアゾラム投与中、ミダゾラム投与中、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中、メチルエルゴメトリンマレイン酸塩投与中、エルゴメトリンマレイン酸塩投与中、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中、ボリコナゾール投与中、グラゾプレビル投与中、エルバスビル投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.血清トランスアミナーゼの正常範囲の上限より5倍以上の上昇が持続

記載場所

使用上の注意

注意レベル

相対禁止

 3.B型肝炎感染の既往、C型肝炎感染の既往、B型肝炎感染又はその恐れ・疑い、C型肝炎感染又はその恐れ・疑い、精神病の既往、薬物乱用の既往、慢性肝疾患

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ストックリン錠600mgの副作用等

 1.水疱、落屑、粘膜波及、発熱、重度発疹、肝不全、重篤な肝障害、QT延長、精神神経系症状、運動失調、脳症、昏睡、錯乱、精神運動遅延、精神病、せん妄、痙攣、てんかん発作

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.水疱、湿性落屑、潰瘍、重度発疹

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 3.皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑

記載場所

重大な副作用

頻度

0.1%未満

 4.頭痛、インフルエンザ様症候群、疼痛、無力症、倦怠感、発熱、嘔気、嘔吐、下痢、消化不良、胃炎、胃腸炎、胃食道逆流、アミラーゼ上昇、口渇、腹痛、鼓腸放屁、食欲亢進、食欲不振、潮紅、動悸、頻脈、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、関節痛、筋痛、めまい、不眠、集中力障害、疲労、うつ症状悪化、激越、健忘、不安、運動失調、感情不安定、多幸症、幻覚、偏頭痛、異常感覚、抑うつ、神経過敏、傾眠、異夢、錯乱、喘息、副鼻腔炎、上気道感染、発疹、斑状丘疹性皮疹、紅斑、脱毛、湿疹、脂漏、じん麻疹、毛包炎、皮膚そう痒、多汗、多汗<夜間>、好中球減少、耳鳴、血糖値上昇、体重減少、視力異常、味覚倒錯

記載場所

その他の副作用

 5.体脂肪再分布、体脂肪蓄積、後頸部体脂肪再分布、後頸部体脂肪蓄積、胸部体脂肪再分布、胸部体脂肪蓄積、腹部体脂肪再分布、腹部体脂肪蓄積、後腹膜部体脂肪再分布、後腹膜部体脂肪蓄積、膵炎、感情鈍麻、精神病、小脳障害、平衡障害、眼振、カタトニー、皮膚剥離、光線過敏性皮膚炎、女性化乳房、貧血、赤血球数減少、ヘモグロビン低下

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 6.アルコール不耐性、ほてり、失神、末梢性浮腫、肝炎、総ビリルビン上昇、協調障害、インポテンス、性欲減退、性欲亢進、神経痛、末梢神経障害、言語障害、痙攣、離人症、思考異常、振戦、ざ瘡、総コレステロール上昇、血清トリグリセライド上昇、体重増加、複視、嗅覚錯誤

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 7.精神神経系症状、めまい、集中力障害、傾眠、異夢、不眠

記載場所

使用上の注意

 8.重篤な肝障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 9.総コレステロール上昇、血清トリグリセライド上昇、血清コレステロール上昇

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

10.QT延長

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

11.発疹、妄想、不穏当な行動、重度急性うつ病、自殺願望、自殺企図、精神神経系症状、免疫再構築症候群、日和見感染に対する炎症反応、自己免疫疾患、甲状腺機能亢進症、多発性筋炎、ギラン・バレー症候群、ブドウ膜炎、脊髄髄膜瘤、神経管欠損、奇形、胎仔無脳、胎仔に片眼の無眼球症、胎仔小眼球症、胎仔口蓋裂

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ストックリン錠600mgの相互作用

 1.薬剤名等 : トリアゾラム

発現事象

代謝が抑制、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>

理由原因

CYP3A4に対する競合

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ミダゾラム

発現事象

代謝が抑制、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>

理由原因

CYP3A4に対する競合

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン

発現事象

代謝が抑制、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>

理由原因

CYP3A4に対する競合

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩

発現事象

代謝が抑制、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>

理由原因

CYP3A4に対する競合

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : メチルエルゴメトリンマレイン酸塩

発現事象

代謝が抑制、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>

理由原因

CYP3A4に対する競合

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : エルゴメトリンマレイン酸塩

発現事象

代謝が抑制、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象<不整脈・持続的な鎮静・呼吸抑制>

理由原因

CYP3A4に対する競合

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : ボリコナゾール

発現事象

AUC及びCmaxがそれぞれ77%及び61%減少、本剤のAUC及びCmaxがそれぞれ44%及び38%増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : エルバスビル

発現事象

血漿中濃度が低下し効果が減弱

理由原因

本剤のCYP3A4及びP-gp誘導作用によりこれらの薬剤の代謝及び排出が促進

投与条件

-

指示

禁止

 9.薬剤名等 : グラゾプレビル

発現事象

血漿中濃度が低下し効果が減弱

理由原因

本剤のCYP3A4及びP-gp誘導作用によりこれらの薬剤の代謝及び排出が促進

投与条件

-

指示

禁止

10.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品

発現事象

本剤の血中濃度が低下し抗ウイルス作用の欠如、本剤又は他の非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤の耐性化

理由原因

セイヨウオトギリソウにより誘導された肝薬物代謝酵素(CYP3A4)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇

投与条件

-

指示

禁止

11.薬剤名等 : ポサコナゾール

発現事象

AUC及びCmaxがそれぞれ50%及び45%低下、真菌症の発症

理由原因

ポサコナゾールのクリアランスが亢進し、ポサコナゾールの血漿中濃度が低下する(ポサコナゾールが基質となるUGT1A4及び/又はP-gpに対する本剤の誘導作用が関与している可能性がある)

投与条件

本剤(400mg経口1日1回)とポサコナゾール(400mg経口1日2回)を併用

指示

相対禁止

12.薬剤名等 : 食物

発現事象

本剤の曝露量を増加させ副作用の発現頻度を増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : リファンピシン

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : アルコール

発現事象

相加的に中枢神経系効果が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : 中枢神経作用薬

発現事象

相加的に中枢神経系効果が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : CYP3A4の基質である化合物

発現事象

血中濃度は低下

理由原因

本剤は、チトクロームP450(CYP)3A4及びCYP2B6の誘導剤

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : CYP2B6の基質である化合物

発現事象

血中濃度は低下

理由原因

本剤は、チトクロームP450(CYP)3A4及びCYP2B6の誘導剤

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : リトナビル

発現事象

臨床検査値異常<肝酵素上昇>、高頻度の臨床的有害事象<例:めまい・嘔気・異常感覚>

理由原因

-

投与条件

本剤600mg(1日1回、就寝時投与)とリトナビル500mg(12時間ごと投与)

指示

注意

19.薬剤名等 : ホスアンプレナビル

発現事象

アンプレナビルのAUCが13%・Cminが36%低下

理由原因

本剤のCYP3A4誘導作用により、アンプレナビルの代謝が促進

投与条件

ホスアンプレナビル1400mg及びリトナビル200mgの1日1回投与と本剤600mg1日1回を併用

指示

注意

20.薬剤名等 : アタザナビル

発現事象

曝露量が減少

理由原因

-

投与条件

本剤600mgとアタザナビルとの併用

指示

注意

21.薬剤名等 : ロピナビル・リトナビル

発現事象

ロピナビルのCminが39%低下

理由原因

本剤のCYP3A4誘導作用により、ロピナビルの代謝が促進

投与条件

ロピナビル・リトナビル(カプセル剤)と本剤を併用

指示

注意

22.薬剤名等 : ダルナビル

発現事象

AUC・Cmax及びCminがそれぞれ13%・15%及び31%減少、本剤のAUC・Cmax及びCminがそれぞれ21%・15%及び17%増加

理由原因

本剤のCYP3A4誘導作用により、ダルナビルの代謝が促進

投与条件

ダルナビル/リトナビル(300mg/100mg1日2回)と本剤(600mg1日1回)を併用

指示

注意

23.薬剤名等 : ダルナビル

発現事象

AUC及びCminがそれぞれ14%及び57%減少

理由原因

本剤のCYP3A4誘導作用により、ダルナビルの代謝が促進

投与条件

ダルナビル/リトナビル(900mg/100mg1日1回)と本剤(600mg1日1回)を併用

指示

注意

24.薬剤名等 : マラビロク

発現事象

AUC及びCmaxはそれぞれ45%及び51%減少

理由原因

本剤のCYP3A4誘導作用によりマラビロクの代謝が促進

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とマラビロク(100mg経口1日2回)を併用

指示

注意

25.薬剤名等 : ドルテグラビル

発現事象

AUC・Cmax及びCminはそれぞれ57%・39%及び75%減少

理由原因

本剤のCYP3A4及びUGT1A1誘導作用によりドルテグラビルの代謝が促進

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とドルテグラビル(50mg経口1日1回)を併用

指示

注意

26.薬剤名等 : ソホスブビル・ベルパタスビル

発現事象

効果が減弱、ベルパタスビルの血漿中濃度が低下

理由原因

本剤のP-gp及びCYP誘導作用により、ベルパタスビルのクリアランスが亢進

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : リファンピシン

発現事象

本剤のAUCが26%・Cmaxが20%減少

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : リファブチン

発現事象

Cmax及びAUCをそれぞれ32%及び38%低下

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : クラリスロマイシン

発現事象

薬物動態に対して有意な影響、AUC及びCmaxがそれぞれ39%及び26%減少、水酸化代謝物のAUC及びCmaxがそれぞれ34%及び49%増加

理由原因

-

投与条件

本剤(400mg1日1回)とクラリスロマイシン(500mg12時間ごと)を1週間併用

指示

注意

30.薬剤名等 : クラリスロマイシン

発現事象

発疹

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : 経口避妊薬

発現事象

ノルゲスチメートの活性代謝物のノルエルゲストロミンのAUCは64%減少、ノルゲスチメートの活性代謝物のレボノルゲストレルのAUCは83%減少

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg1日1回)と経口避妊薬(エチニルエストラジオール0.035mg・ノルゲスチメート0.25mg1日1回)を14日間併用

指示

注意

32.薬剤名等 : アトルバスタチン

発現事象

2-ヒドロキシアトルバスタチンのAUC・Cmaxを35・13%減少、4-ヒドロキシアトルバスタチンのAUC・Cmaxを4・47%減少、AUC・Cmaxを43・12%減少、総HMG-CoA還元酵素阻害活性物質のAUC・Cmaxを34・20%減少

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とアトルバスタチン(10mg経口1日1回)を併用

指示

注意

33.薬剤名等 : プラバスタチン

発現事象

AUC及びCmaxが40%及び18%減少

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とプラバスタチン(40mg経口1日1回)を併用

指示

注意

34.薬剤名等 : シンバスタチン

発現事象

AUC・Cmaxを69%・76%減少、HMG-CoA還元酵素阻害活性物質のAUC・Cmaxを60%・62%減少、オープンアシド体のAUC・Cmaxを58%・51%減少、総HMG-CoA還元酵素阻害物質のAUC・Cmaxを60%・70%減少

理由原因

本剤のCYP3A4誘導作用により、シンバスタチンの代謝が促進

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とシンバスタチン(40mg経口1日1回)を併用

指示

注意

35.薬剤名等 : カルバマゼピン

発現事象

本剤のAUC・Cmax・Cminはそれぞれ36%・21%・47%減少、AUC・Cmax・Cminはそれぞれ27%・20%・35%減少

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とカルバマゼピン(400mg1日1回)を併用

指示

注意

36.薬剤名等 : チトクロームP450で代謝される他の抗痙攣薬

発現事象

血漿中濃度を増加あるいは減少

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

37.薬剤名等 : イトラコナゾール

発現事象

AUC・Cmax・Cminはそれぞれ39・37・44%減少、活性代謝物のAUC・Cmax・Cminはそれぞれ37・35・43%減少

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とイトラコナゾール(200mg経口12時間ごと)を併用

指示

注意

38.薬剤名等 : ジルチアゼム

発現事象

AUC・Cmax・Cminはそれぞれ69・60・63%減少、N-脱メチル化体のAUC・Cmax・Cminは37・28・37%減少、脱アセチル化体のAUC・Cmax・Cminは75・64・62%減少

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg経口1日1回)とジルチアゼム(240mg経口1日1回)を併用

指示

注意

39.薬剤名等 : アトバコン・プログアニル

発現事象

アトバコンのAUC及びCmaxはそれぞれ75%及び44%低下、プログアニルのAUCは43%低下

理由原因

-

投与条件

本剤(600mg1日1回)とアトバコン・プログアニル(250mg/100mg単回投与)を併用

指示

注意

40.薬剤名等 : 肝毒性が知られている薬剤

発現事象

重篤な肝障害発現のリスクが増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

ストックリン錠600mgの成分一致薬品

ストックリン錠600mg

ストックリン錠600mg

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