グルカゴン注射用1単位「ILS」の効能・効果
成長ホルモン分泌機能検査、インスリノーマの診断、肝糖原検査、低血糖時の救急処置、 (消化管X線検査、消化管内視鏡検査) の前処置
グルカゴン注射用1単位「ILS」の使用制限等
1.褐色細胞腫、パラガングリオーマ、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
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使用上の注意
- 注意レベル
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禁止
2.糖代謝異常、糖尿病、糖原病1型、肝硬変、肝の糖放出能が低下している肝疾患、心疾患のある高齢者
- 記載場所
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使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
グルカゴン注射用1単位「ILS」の副作用等
1.ショック、アナフィラキシーショック、不快感、顔面蒼白、血圧低下、低血糖、嘔吐、嘔気、全身倦怠、傾眠、発汗、冷汗、冷感、意識障害
- 記載場所
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重大な副作用
- 頻度
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頻度不明
2.過敏症、蕁麻疹、嘔吐、下痢、嘔気、腹痛、腹鳴、心悸亢進、血圧低下、収縮期血圧が20~30mmHg程度低下、収縮期血圧低下、高血圧、LDH上昇、血清ビリルビン上昇、白血球数増加、白血球分画変動、血糖値上昇、尿糖、トリグリセライド上昇、頭痛、顔色不良、発汗、熱感、発赤、めまい、血清カリウム低下、倦怠感、ほてり、冷感、血清カリウム上昇、眠気、血清無機リン上昇、尿潜血
- 記載場所
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その他の副作用
- 頻度
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頻度不明
3.嘔気、嘔吐、発汗
- 記載場所
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使用上の注意
4.急激な血圧上昇、二次的低血糖、血圧低下、低血糖症状、低血糖、高血糖状態が持続、乳酸アシドーシス、胎仔眼球異常、嘔吐、嘔気、血清カリウム低下
- 記載場所
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使用上の注意
- 頻度
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頻度不明
グルカゴン注射用1単位「ILS」の相互作用
1.薬剤名等 : β-遮断剤
- 発現事象
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血糖上昇後のリバウンド現象である低血糖症状
- 理由・原因
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低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延、低血糖になるとアドレナリンが遊離され血糖を上昇させるが、β-遮断剤の併用により低血糖からの回復反応が抑制
- 投与条件
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成長ホルモン分泌機能検査
- 指示
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注意
2.薬剤名等 : 膵臓ホルモン
- 発現事象
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血糖降下作用が減弱
- 理由・原因
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本剤は糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進等による血糖上昇作用を有する
- 投与条件
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- 指示
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注意
3.薬剤名等 : 抗凝固剤
- 発現事象
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抗凝血作用が増強
- 理由・原因
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- 投与条件
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- 指示
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注意