商品名

アヘン散 医薬品基本情報

薬効

8112 あへん末製剤

一般名

アヘン散

英名

Diluted opium powder

剤型

薬価

261.00成分一致薬品で比較

規格

10% 1g

メーカー

武田薬品

毒劇区分

(劇)(麻)

アヘン散の効能効果

激しい下痢症状の改善、手術後の腸管蠕動運動の抑制、激しい疼痛時の (鎮痙、鎮静、鎮痛) 、激しい咳嗽発作の鎮咳

アヘン散の使用制限等

 1.重篤な呼吸抑制、気管支喘息発作中、重篤な肝機能障害、慢性肺疾患に続発する心不全、痙攣状態、ストリキニーネ中毒、てんかん重積症、破傷風、急性アルコール中毒、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、出血性大腸炎、重篤な細菌性下痢、ナルメフェン塩酸塩水和物投与中、ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.細菌性下痢

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.心機能障害、呼吸機能障害、脳器質的障害、ショック状態、代謝性アシドーシス、甲状腺機能低下症、粘液水腫、アジソン病、副腎皮質機能低下症、薬物依存の既往、尿道狭窄、前立腺肥大による排尿障害、尿路手術術後、器質的幽門狭窄、最近消化管手術を行った、麻痺性イレウス、痙攣の既往、胆石、胆嚢障害、重篤な炎症性腸疾患、腎機能障害、肝機能障害<重篤な肝機能障害を除く>

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

アヘン散の副作用等

 1.依存性、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、せん妄、振戦、全身筋肉痛、全身関節痛、呼吸促迫、退薬症候、息切れ、呼吸緩慢、不規則呼吸、呼吸異常、呼吸抑制、錯乱、無気肺、気管支痙攣、喉頭浮腫、麻痺性イレウス、中毒性巨大結腸

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.不整脈、血圧変動、顔面潮紅、眠気、めまい、不安、不穏、興奮、視調節障害、発汗、痛覚過敏、痛みが増悪、アロディニア、悪心、嘔吐、便秘、口渇、過敏症、発疹、そう痒感、排尿障害、頭蓋内圧亢進

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 3.脊髄刺激効果、薬物依存、呼吸抑制、頭蓋内圧上昇、昏睡、胆道痙攣、巨大結腸症、催奇形作用、退薬症候、多動、神経過敏、不眠、振戦、意識不明、痙攣、錯乱、血圧低下、重篤な脱力感、重篤なめまい、嗜眠、心拍数減少、不安、縮瞳、皮膚冷感

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

アヘン散の相互作用

 1.薬剤名等 : ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ナルメフェン塩酸塩水和物

発現事象

本剤の効果が減弱、本剤の離脱症状

理由原因

μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤

発現事象

呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 4.薬剤名等 : 吸入麻酔剤

発現事象

呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 5.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤

発現事象

呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤

発現事象

呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : β-遮断剤

発現事象

呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : アルコール

発現事象

呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : クマリン系抗凝血剤

発現事象

作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : 抗コリン作動性薬剤

発現事象

尿貯留、麻痺性イレウスに至る重篤な便秘

理由原因

相加的に抗コリン作用が増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : ジドブジン

発現事象

クリアランスを低下

理由原因

ジドブジンのグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、ジドブジンの代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : アジドチミジン

発現事象

クリアランスを低下

理由原因

ジドブジンのグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、ジドブジンの代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : ブプレノルフィン

発現事象

本剤の作用に拮抗

理由原因

μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害

投与条件

ブプレノルフィンの高用量(8mg連続皮下投与)

指示

注意

アヘン散

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