ナルラピド錠1mgの効能・効果
中等度から高度の疼痛を伴う各種癌の鎮痛
ナルラピド錠1mgの使用制限等
1.重篤な呼吸抑制、気管支喘息発作中、慢性肺疾患に続発する心不全、痙攣状態、ストリキニーネ中毒、てんかん重積症、破傷風、麻痺性イレウス、急性アルコール中毒、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、出血性大腸炎、重篤な細菌性下痢、ナルメフェン塩酸塩水和物投与中、ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.細菌性下痢
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
原則禁止
3.腎機能障害、肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
4.オピオイド鎮痛剤を使用していない、オピオイド鎮痛剤を使用している、フェンタニル貼付剤を使用している
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
5.心機能障害、低血圧、呼吸機能障害、脳器質的障害、ショック状態、代謝性アシドーシス、甲状腺機能低下症、粘液水腫、アジソン病、副腎皮質機能低下症、薬物依存又はその既往、アルコール依存又はその既往、尿道狭窄、前立腺肥大による排尿障害、尿路手術術後、器質的幽門狭窄、最近消化管手術を行った、痙攣の既往、膵炎、胆石症、胆嚢障害、重篤な炎症性腸疾患
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ナルラピド錠1mgの副作用等
1.退薬症候
- 記載場所
-
用法・用量
- 頻度
-
頻度不明
2.依存性、あくび、くしゃみ、流涙、発汗、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、散瞳、頭痛、不眠、不安、せん妄、振戦、全身筋肉痛、全身関節痛、呼吸促迫、退薬症候、息切れ、呼吸緩慢、不規則呼吸、呼吸異常、呼吸抑制、中毒性巨大結腸
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.昏睡、昏迷、錯乱、せん妄、意識障害、イレウス、麻痺性イレウス
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.傾眠、悪心、嘔吐、便秘
- 記載場所
-
その他の副作用
5.ミオクローヌス、縮瞳、痛覚過敏、痛みが増悪、アロディニア、口渇、倦怠感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.過敏症、発疹、そう痒症、蕁麻疹、めまい、頭痛、味覚異常、呼吸困難、食欲不振、腹部不快感、肝機能異常、発熱、異常感、尿閉
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
7.脊髄刺激効果、薬物依存、便秘、悪心、嘔吐、強い眠気、呼吸抑制、頭蓋内圧上昇、昏睡、巨大結腸症、胎仔奇形、胎仔頭蓋奇形、胎仔軟部組織奇形、胎仔骨格変異、出生仔体重低下、出生仔生存率低下、退薬症候、多動、神経過敏、不眠、振戦、意識不明、痙攣、錯乱、血圧低下、重篤な脱力感、重篤なめまい、嗜眠、心拍数減少、不安、縮瞳、重度低酸素症、著明な散瞳、皮膚冷感
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ナルラピド錠1mgの相互作用
1.薬剤名等 : ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : ナルメフェン塩酸塩水和物
- 発現事象
-
本剤の効果が減弱、本剤の離脱症状
- 理由・原因
-
μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤
- 発現事象
-
呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静
- 理由・原因
-
相加的に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : 吸入麻酔剤
- 発現事象
-
呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静
- 理由・原因
-
相加的に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤
- 発現事象
-
呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静
- 理由・原因
-
相加的に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤
- 発現事象
-
呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静
- 理由・原因
-
相加的に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : β遮断剤
- 発現事象
-
呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静
- 理由・原因
-
相加的に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
呼吸抑制、昏睡、低血圧、顕著な鎮静
- 理由・原因
-
相加的に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : クマリン系抗凝血剤
- 発現事象
-
作用が増強
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 抗コリン作動性薬剤
- 発現事象
-
尿貯留、麻痺性イレウスに至る重篤な便秘
- 理由・原因
-
相加的に抗コリン作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : ブプレノルフィン
- 発現事象
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本剤の鎮痛作用を減弱、退薬症候
- 理由・原因
-
ブプレノルフィン、ペンタゾシン等は本剤の作用するμ受容体の部分アゴニスト
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : ペンタゾシン等
- 発現事象
-
本剤の鎮痛作用を減弱、退薬症候
- 理由・原因
-
ブプレノルフィン、ペンタゾシン等は本剤の作用するμ受容体の部分アゴニスト
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意