クロロマイセチン耳科用液0.5%の用法・用量
- 0.5%液を、通常、耳の罹患部に適量を1日1~数回用いる。なお、症状により適宜回数を増減する。
クロロマイセチン耳科用液0.5%の効能・効果
外耳炎、中耳炎。
【効能又は効果に関連する注意】
〈中耳炎〉「抗微生物薬適正使用の手引き」を参照し、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、本剤の投与が適切と判断される場合に投与すること。
クロロマイセチン耳科用液0.5%の有効菌種
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、髄膜炎菌、大腸菌、インフルエンザ菌。
クロロマイセチン耳科用液0.5%の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(頻度不明)過敏症状、接触性皮膚炎。
- [2]菌交代症:(頻度不明)長期連用による菌交代症。
クロロマイセチン耳科用液0.5%の使用上の注意
【禁忌】
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
【重要な基本的注意】
- 1.本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。
- 2.使用中に感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い、感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、腫脹、丘疹、小水疱等)があらわれた場合には使用を中止すること。
【保管上の注意】
室温保存。