スパカール細粒10%の用法・用量
通常成人には1回400mg(トレピブトンとして40mg)を1日3回食後直ちに経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
スパカール細粒10%の効能・効果
- [1]次記疾患に伴う鎮痙・利胆:胆石症、胆のう炎、胆管炎、胆道ジスキネジー、胆のう切除後症候群。
- [2]慢性膵炎に伴う疼痛並びに胃腸症状の改善。
スパカール細粒10%の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(0.1~1%未満)発疹、そう痒。
- [2]消化器:(0.1~1%未満)悪心、便秘、膨満感、下痢、胃部不快感、食欲不振、嘔吐、(0.1%未満)口渇、唾液分泌過多。
- [3]肝臓:(0.1%未満)AST上昇、ALT上昇等肝機能検査値異常。
- [4]その他:(0.1%未満)めまい、頭重感、倦怠感。
スパカール細粒10%の使用上の注意
【禁忌】
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
小児等に対する臨床試験は実施していない。
【高齢者】
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
【保管上の注意】
室温保存。