サリチル酸メチル「東豊」の用法・用量
5%又はそれ以上の濃度の液剤、軟膏剤又はリニメント剤として皮膚局所に塗布する。
サリチル酸メチル「東豊」の効能・効果
次記における鎮痛・消炎:関節痛、筋肉痛、打撲、捻挫。
サリチル酸メチル「東豊」の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]過敏症:(頻度不明)発赤、発疹等の過敏症状。
- [2]大量使用
- ①.(大量使用)消化器系:(頻度不明)悪心・嘔吐、食欲不振。
- ②.(大量使用)循環器系:(頻度不明)頭痛、頻脈。
サリチル酸メチル「東豊」の使用上の注意
【禁忌】
本剤に対して過敏症の既往歴のある患者。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。シクロオキシゲナーゼ阻害剤(経口剤、坐剤)を妊婦に使用し、胎児の腎機能障害及び尿量減少、それに伴う羊水過少症が起きたとの報告がある。シクロオキシゲナーゼ阻害剤を妊娠中期以降の妊婦に使用し、胎児動脈管収縮が起きたとの報告がある。
【取扱い上の注意】
火気を避けて保存すること。
【保険給付上の注意】
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
【保管上の注意】
室温保存。