メチコバール錠250μgの用法・用量
メコバラミンとして1日1500μgを3回に分けて経口投与する。但し、年齢及び症状により適宜増減する。
メチコバール錠250μgの効能・効果
末梢性神経障害。
<効能・効果に関連する使用上の注意>
本剤投与で効果が認められない場合、月余にわたって漫然と使用すべきでない。
メチコバール錠250μgの副作用
総症例15,180例中、146例(0.96%)の副作用が報告されている(副作用発現頻度調査終了時)。
- 1.消化器:(0.1~5%未満)食欲不振、悪心・嘔吐、下痢。
- 2.過敏症:(0.1%未満)発疹[このような症状が現れた場合には、投与を中止する]。
メチコバール錠250μgの使用上の注意
【適用上の注意】
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜に刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
【その他の注意】
水銀及びその化合物を取り扱う職業従事者に長期にわたって大量に投与することは避けることが望ましい。
【保管上の注意】
- 1.PTPシートは、光を遮り湿気を避けて保存する(光により含量が低下し、湿気により錠剤は赤味をおびることがある)。
- 2.バラ包装は、ボトル開栓後又はアルミ袋開封後、光を遮り湿気を避けて保存する(光により含量が低下し、湿気により錠剤は赤味をおびることがある)。