アスコルビン酸注500mg「イセイ」の用法・用量
アスコルビン酸として、通常、成人1日50~2000mgを1~数回に分けて静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
アスコルビン酸注500mg「イセイ」の効能・効果
- 1.ビタミンC欠乏症の予防および治療(壊血病、メルレル・バロー病)。
- 2.ビタミンCの需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)。
- 3.次記疾患のうち、ビタミンC欠乏又はビタミンC代謝障害が関与すると推定される場合:1)毛細管出血(鼻出血、歯肉出血、血尿など)、2)薬物中毒、3)副腎皮質機能障害、4)骨折時の骨基質形成・骨折時の骨癒合促進、5)肝斑・雀卵斑・炎症後の色素沈着、6)光線過敏性皮膚炎。
- 3.の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
アスコルビン酸注500mg「イセイ」の使用上の注意
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【臨床検査結果に及ぼす影響】
- 1.各種の尿糖検査で、尿糖の検出を妨害することがある。
- 2.各種の尿検査(潜血、ビリルビン、亜硝酸塩)・便潜血反応検査で、偽陰性を呈することがある。
【適用上の注意】
- 1.薬剤投与時の注意:
- 1)投与経路:静脈内注射にのみ使用すること。
- 2)静脈内注射時:血管痛があらわれることがあるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
【取扱い上の注意】
外箱開封後は遮光して保存すること。
【保管上の注意】
冷所保存。