商品名

クリニザルツ輸液 添付文書情報

クリニザルツ輸液の組成成分

500mL中

塩化ナトリウム:730.6mg

塩化カリウム:559.2mg

酢酸ナトリウム水和物:1360.8mg

リン酸二水素カリウム:680.5mg

塩化マグネシウム(6水塩):254.2mg

キシリトール:25000mg

クリニザルツ輸液の用法用量

1回500mLを1日1~2回静脈内に徐々に点滴注入する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。但し、キシリトールとして1日量100gまでとする。注入速度は、キシリトールとして0.3g/kg/hr以下とする。

クリニザルツ輸液の効能効果

本剤はカリウムを含む低浸透圧電解質・糖液であり、術後、糖尿病患者の術前・術後で、非経口的に水分・電解質補給を必要とする場合の基礎液として用いる。

また、低カリウム血症を伴う高張性脱水症などに用いる。

  • 1.外科的には、術後、糖尿病患者の術前・術後。
  • 2.内科的には、術後及び糖尿病患者の高熱、発汗、昏睡。

クリニザルツ輸液の副作用

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

副作用が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行う。

大量・急速投与:(頻度不明)大量を急速に静注した場合、脳浮腫、肺水腫、末梢浮腫、水中毒、高カリウム血症、また、まれに肝障害、腎障害等が現れることがある。

クリニザルツ輸液の使用上の注意

【禁忌】

  • 1.高カリウム血症、乏尿、アジソン病、重症熱傷、高窒素血症のある患者[本剤はカリウムを含有するので血清カリウム値上昇させることがある]。
  • 2.高リン血症、低カルシウム血症、副甲状腺機能低下症のある患者[本剤はリンを含有するので血清リン値上昇させることがある]。
  • 3.高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症のある患者[本剤はマグネシウムを含有するので血清マグネシウム値上昇させることがある]。

【慎重投与】

  • 1.高カリウム血症を伴わない腎不全のある患者[酸塩基平衡異常、電解質異常が起こることがある]。
  • 2.心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化する恐れがある]。
  • 3.閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化する恐れがある]。
  • 4.肝障害、腎障害のある患者[本剤はキシリトールを含有するので症状を悪化させる恐れがある]。

【高齢者への投与】

一般に高齢者では生理機能が低下しているので投与速度を緩徐にし、減量するなど注意する。

【適用上の注意】

  • 1.調製時:カルシウムイオンと沈殿を生じるので、カルシウム塩を含む製剤と配合しない。
  • 2.投与前:
    • 1)投与に際しては、感染に対する配慮をする(患者の皮膚や器具消毒)。
    • 2)寒冷期には体温程度に温めて使用する。
    • 3)開封後直ちに使用し、残液は決して使用しない。
  • 3.投与時:
    • 1)尿量は1日500mL又は1時間あたり20mL以上あることが望ましい。
    • 2)ゆっくり静脈内に投与する。

【その他】

キシリトールの大量を急速に静注した場合、諸臓器にシュウ酸カルシウム沈着、特に腎にシュウ酸カルシウム沈着、脳にシュウ酸カルシウム沈着が認められたとの報告がある。

【取扱い上の注意】

  • 1.内容液に混濁など異常が認められた場合は使用しない。
  • 2.注射針はゴム栓の○印にまっすぐ刺す(斜めに刺すと、ゴム片(コア)が内容液中に混入したり、プラスチックの首部を傷つけて液漏れを起こすことがある)。
  • 3.容器の目盛は目安として使用する。
  • 4.通気針は不要である。
  • 5.連結管による混合投与の場合は、Y字型連結にして使用する。
  • 6.ゴム栓部のカバーシールが万一はがれている場合は使用しない。
  • 7.安定性試験:最終包装製品を用いた加速試験(40℃、相対湿度75%、6カ月)の結果、クリニザルツ輸液は通常の市場流通下において3年間安定であることが推測された。
クリニザルツ輸液

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