ヘパティメージ注の用法・用量
通常、成人には本剤74~185MBqを静脈内に注射し、投与直後から適当な間隔をおいて経時的に肝胆道系シンチグラムを撮る。投与量は、年齢、体重により適宜増減する。
ヘパティメージ注の効能・効果
肝胆道系疾患及び肝胆道系機能の診断。
ヘパティメージ注の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 2.その他の副作用:
- [1]循環器:(頻度不明)動悸。
- [2]精神神経系:(頻度不明)痙攣。
ヘパティメージ注の使用上の注意
【重要な基本的注意】
診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与することとし、投与量は最小限度にとどめること。
【妊婦】
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が被曝による不利益を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
【授乳婦】
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
【小児等】
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
【高齢者】
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
【取扱い上の注意】
本剤は、医療法その他の放射線防護に関する法令、関連する告示及び通知等を遵守し、適正に使用すること。
【保管上の注意】
室温保存。