ネオイスコチン原末の効能・効果
結核症、肺結核
ネオイスコチン原末の使用制限等
1.重篤な肝障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.精神障害の既往、アルコール中毒、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、薬物過敏症の既往、血液障害、出血傾向、腎障害又はその恐れ・疑い、肝障害<重篤な肝障害を除く>の既往、肝障害<重篤な肝障害を除く>又はその恐れ・疑い
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ネオイスコチン原末の副作用等
1.劇症肝炎、重篤な肝障害、痙攣、視神経炎、視神経萎縮、視力低下、中心暗点、末梢神経炎、四肢異常感覚、しびれ感、知覚障害、腱反射低下、筋力低下、筋萎縮、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、紅皮症、剥脱性皮膚炎、薬剤性過敏症症候群、発疹、発熱、肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現、ヒトヘルペスウイルス6再活性化、HHV-6再活性化、ウイルス再活性化、SLE様症状、紅斑、筋肉痛、関節痛、胸部痛、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群、皮疹、乏尿、浮腫、蛋白尿、腎機能検査値異常、無顆粒球症、血小板減少
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.過敏症、発熱、発疹、女性化乳房、乳汁分泌、月経障害、インポテンス、関節痛
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.AST上昇、ALT上昇、出血傾向、喀血、血痰、鼻出血、眼底出血、頭痛、めまい、倦怠感、食欲不振、悪心、嘔吐、胃部膨満感、腹痛、便秘
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.黄疸、貧血、赤芽球癆、白血球減少、好酸球増多、精神障害、せん妄、抑うつ、記憶力低下、幻覚、感情異常、興奮、小脳障害、平衡障害、運動失調、企図振戦、言語障害、眼球運動障害、嚥下障害
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
0.1%未満
5.劇症肝炎、重篤な肝障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
6.肝障害、精神障害、末梢神経炎、胎仔発育障害作用、奇形を有する児、痙攣、昏睡、代謝性アシドーシス、高血糖、肺腫瘍
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ネオイスコチン原末の相互作用
1.薬剤名等 : 抗結核薬
- 発現事象
-
重篤な肝障害
- 理由・原因
-
リファンピシンの肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の代謝が促進され、肝毒性を有する代謝物の産生が増加、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
2.薬剤名等 : クマリン系抗凝固薬
- 発現事象
-
作用を増強しプロトロンビン時間の延長
- 理由・原因
-
本剤がワルファリンの肝薬物代謝を阻害し、血中濃度が上昇、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
3.薬剤名等 : 抗てんかん薬
- 発現事象
-
作用を増強し中毒症状
- 理由・原因
-
本剤が抗てんかん薬の肝薬物代謝を阻害し、血中濃度が上昇、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : 経口糖尿病用薬
- 発現事象
-
血糖降下作用を減弱又は増強
- 理由・原因
-
血糖降下作用の減弱については、本剤が炭水化物代謝を阻害し、血中ブドウ糖濃度上昇及び糖耐性障害、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : インスリン
- 発現事象
-
血糖降下作用を減弱又は増強
- 理由・原因
-
血糖降下作用の減弱については、本剤が炭水化物代謝を阻害し、血中ブドウ糖濃度上昇及び糖耐性障害、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : ジスルフィラム
- 発現事象
-
情緒障害、協調困難
- 理由・原因
-
本剤とジスルフィラムがそれぞれカテコールアミン代謝酵素を阻害、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : サイクロセリン
- 発現事象
-
めまい・眠気等の中枢神経系の副作用を増強
- 理由・原因
-
イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : シクロスポリン
- 発現事象
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作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、シクロスポリンの代謝を促進し、血中濃度を低下、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : イトラコナゾール
- 発現事象
-
作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、イトラコナゾールの代謝を促進し、血中濃度を低下、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : 血圧降下薬
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
MAO阻害に関連、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 交感神経興奮薬
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
MAO阻害に関連、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : 副交感神経抑制薬
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
MAO阻害に関連、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : 三環系抗うつ薬
- 発現事象
-
作用を増強
- 理由・原因
-
MAO阻害に関連、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : レボドパ
- 発現事象
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作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤によりドパ脱炭酸酵素が阻害、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 水酸化アルミニウム含有の制酸薬
- 発現事象
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本剤の効果が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤とキレートを形成又は、吸着し、本剤の吸収が低下、イソニアジドで報告
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : ペチジン塩酸塩
- 発現事象
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呼吸抑制、昏睡、低血圧、痙攣
- 理由・原因
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イソニアジドで報告、神経系のセロトニンの取り込みを阻害するペチジン塩酸塩とMAO阻害作用をもつ本剤との併用により、中枢神経のセロトニンが蓄積
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : ヒスチジンを多く含有する魚
- 発現事象
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頭痛・紅斑・嘔吐・そう痒等のヒスタミン中毒
- 理由・原因
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本剤のヒスタミン代謝酵素阻害作用により、体内にヒスタミンが蓄積、イソニアジドで報告
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : マグロ等
- 発現事象
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頭痛・紅斑・嘔吐・そう痒等のヒスタミン中毒
- 理由・原因
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本剤のヒスタミン代謝酵素阻害作用により、体内にヒスタミンが蓄積、イソニアジドで報告
- 投与条件
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- 指示
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注意
19.薬剤名等 : チラミンを多く含有する食物
- 発現事象
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血圧上昇、動悸
- 理由・原因
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本剤のMAO阻害作用により、チラミンは不活性化されず、アドレナリン作動性神経終末部において蓄積されているカテコールアミンの遊離を促進、イソニアジドで報告
- 投与条件
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- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : チーズ等
- 発現事象
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血圧上昇、動悸
- 理由・原因
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本剤のMAO阻害作用により、チラミンは不活性化されず、アドレナリン作動性神経終末部において蓄積されているカテコールアミンの遊離を促進、イソニアジドで報告
- 投与条件
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- 指示
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注意