商品名

ミダゾラム注射液10mg「テバ」 医薬品基本情報

薬効

1124 ベンゾジアゼピン系製剤

一般名

ミダゾラム注射液

英名

Midazolam TEVA

剤型

注射液

薬価

103.00成分一致薬品で比較

規格

10mg 2mL 1管

メーカー

日医工岐阜工場

毒劇区分

(向)

ミダゾラム注射液10mg「テバ」の効能効果

麻酔前投薬、全身麻酔の導入、全身麻酔の維持、集中治療の人工呼吸中の鎮静、歯科・口腔外科領域における手術及び処置時の鎮静

ミダゾラム注射液10mg「テバ」の使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、急性閉塞隅角緑内障、重症筋無力症、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中、エファビレンツ投与中、コビシスタット含有薬剤投与中、ニルマトレルビル・リトナビル投与中、昏睡、ショック、バイタルサインの抑制がみられる急性アルコール中毒

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.心不全、局所麻酔薬併用、中枢神経系抑制薬併用、鎮痛薬併用、麻酔薬併用、全身麻酔後

記載場所

用法・用量

注意レベル

注意

 3.心疾患

記載場所

重大な副作用

注意レベル

注意

 4.高度重症、呼吸予備力の制限、脳器質的障害、重症心不全、心疾患、脱水、重症の水分障害のある急性期、重症の電解質障害のある急性期、体液が不足、手術中の出血量の多い、多量の輸液を必要、薬物乱用の既往、アルコール乱用の既往、睡眠時無呼吸症候群、高度肥満症、小顎症、上気道閉塞、扁桃肥大、腎機能障害、肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ミダゾラム注射液10mg「テバ」の副作用等

 1.過度の鎮静、呼吸器系抑制、循環器系抑制、呼びかけに対する応答がなくなる

記載場所

用法・用量

頻度

頻度不明

 2.心室頻拍、心室性頻脈

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 3.薬物依存、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想、不随意運動、離脱症状、無呼吸、呼吸抑制、アナフィラキシーショック、心停止、悪性症候群、Syndrome malin、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 4.舌根沈下

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 5.せん妄、不随意運動、過敏症、そう痒感、CK上昇

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 6.しゃっくり、咳、不整脈、血圧低下、血圧上昇、頻脈、覚醒遅延、悪夢、めまい、頭痛、悪心、嘔吐、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇、体動、発汗

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 7.喀痰、徐脈、血圧変動、心房細動、不穏、興奮、ふるえ、視覚異常、嘔気、ALT低下、LDH上昇、Al-P上昇、紅斑、蕁麻疹、発疹、顔面浮腫、体温低下、白血球数上昇

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 8.過度の鎮静、呼びかけに対する応答がなくなる、呼吸器系抑制、循環器系抑制

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 9.気道閉塞、低換気

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

10.呼吸抑制、呼吸停止、死亡、低酸素脳症、重度低血圧、痙攣発作、無呼吸、舌根沈下、血圧低下、覚醒遅延、心停止、心電図異常、口唇裂、口蓋裂、心拍数不整、低血圧、哺乳困難、低体温、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、頻脈、離脱症状、新生児仮死、黄疸増強、激越、不随意運動、強直性痙攣、間代性痙攣、筋振戦、運動亢進、敵意、激しい怒り、攻撃性、発作性興奮、暴行、逆説反応、低換気、気道閉塞、作用の発現が遅延、過鎮静、錯乱、昏睡、作用が変化、作用が遅延、末梢壊死、血栓性静脈炎、血管痛、静脈炎、疼痛、発赤、硬結

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ミダゾラム注射液10mg「テバ」の相互作用

 1.薬剤名等 : HIVプロテアーゼ阻害剤

発現事象

呼吸抑制、過度の鎮静

理由原因

これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : エファビレンツ

発現事象

呼吸抑制、過度の鎮静

理由原因

これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : コビシスタットを含有する薬剤

発現事象

呼吸抑制、過度の鎮静

理由原因

これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ニルマトレルビル・リトナビル

発現事象

呼吸抑制、過度の鎮静

理由原因

CYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : 麻酔薬併用

発現事象

作用が強くあらわれやすい

理由原因

作用が強くあらわれやすい

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : 鎮痛薬併用

発現事象

作用が強くあらわれやすい

理由原因

作用が強くあらわれやすい

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : 局所麻酔薬併用

発現事象

作用が強くあらわれやすい

理由原因

作用が強くあらわれやすい

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : 中枢神経系抑制薬併用等

発現事象

作用が強くあらわれやすい

理由原因

作用が強くあらわれやすい

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤

発現事象

鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用(鎮静・麻酔作用、呼吸及び循環動態への作用)を増強

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤

発現事象

鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用(鎮静・麻酔作用、呼吸及び循環動態への作用)を増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : アルコール

発現事象

鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用(鎮静・麻酔作用、呼吸及び循環動態への作用)を増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : 飲酒

発現事象

鎮静・麻酔作用が増強、呼吸数・収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下

理由原因

相加的に中枢神経抑制作用(鎮静・麻酔作用、呼吸及び循環動態への作用)を増強

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : CYP3A4を阻害する薬剤

発現事象

中枢神経抑制作用が増強

理由原因

これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : 抗悪性腫瘍剤

発現事象

骨髄抑制等の副作用が増強

理由原因

本剤がチトクロームP450を阻害し、これらの薬剤の代謝を阻害し血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : プロポフォール

発現事象

麻酔・鎮静作用が増強、収縮期血圧・拡張期血圧・平均動脈圧及び心拍出量が低下

理由原因

相互に作用(麻酔・鎮静作用、血圧低下作用)を増強、CYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : CYP3A4を誘導する薬剤

発現事象

本剤の作用を減弱

理由原因

CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進

投与条件

-

指示

注意

ミダゾラム注射液10mg「テバ」の配合変化

 1.薬剤名等 : アルカリ性注射液

発現事象

白濁、沈殿

理由原因

pHが高くなる

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : リドカイン注射液

発現事象

白濁、沈殿

理由原因

pHが高くなる

投与条件

-

指示

禁止

ミダゾラム注射液10mg「テバ」

ミダゾラム注射液10mg「テバ」

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