商品名

ツートラム錠50mg 医薬品基本情報

薬効

1149 その他の解熱鎮痛消炎剤

一般名

トラマドール塩酸塩徐放錠(2)

英名

Twotram

剤型

徐放錠

薬価

51.70成分一致薬品で比較

規格

50mg 1錠

メーカー

日本臓器製薬

毒劇区分

(劇)

ツートラム錠50mgの効能効果

慢性疼痛の鎮痛、がんの疼痛の鎮痛

ツートラム錠50mgの使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アルコールによる急性中毒、睡眠剤による急性中毒、鎮痛剤による急性中毒、オピオイド鎮痛剤による急性中毒、向精神薬による急性中毒、モノアミン酸化酵素阻害剤投与中又は投与中止後14日以内、ナルメフェン塩酸塩水和物投与中、ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内、治療により十分な管理がされていないてんかん、高度腎機能障害、高度肝機能障害、18歳未満の重篤な肺疾患、18歳未満の肥満、18歳未満の閉塞性睡眠時無呼吸症候群、重篤な肺疾患を有する小児、肥満を有する小児、閉塞性睡眠時無呼吸症候群を有する小児

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.痙攣発作を起こし易い体質、痙攣発作の既往、てんかん<治療により十分な管理がされていないてんかんを除く>、薬物依存傾向、薬物乱用、呼吸抑制、脳器質的障害、類薬で過敏症の既往歴、ショック状態、腎機能障害<高度腎機能障害を除く>、肝機能障害<高度肝機能障害を除く>、遺伝的にCYP2D6の活性が過剰

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ツートラム錠50mgの副作用等

 1.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、気管支痙攣、喘鳴、血管神経性浮腫、呼吸抑制、痙攣、耐性、精神的依存、身体的依存、激越、不安、神経過敏、不眠症、運動過多、振戦、胃腸症状、パニック発作、幻覚、錯感覚、耳鳴、退薬症候、意識消失

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.悪心、便秘、嘔吐、食欲減退、傾眠、浮動性めまい、口渇

記載場所

その他の副作用

 3.口の錯感覚、胃腸音異常、口内乾燥、腹痛、おくび、イレウス、睡眠障害、健忘、幻覚、鎮静、悪夢、落ち着きのなさ、活動性低下、異常行動、無感情、不快気分、不随意性筋収縮、記憶障害、ジスキネジー、眼振、疲労、気分変動、うつ病、頭重感、激越、抑うつ気分、両手のしびれ感、ふらつき感、不快感、協調運動異常、失神、錯乱、精神運動亢進、錯覚、言語障害、呼吸困難、口腔咽頭痛、咽喉乾燥、口腔咽頭不快感、発声障害、不整脈、蒼白、胸内苦悶、頻脈、徐脈、血圧上昇、血圧低下、起立性低血圧、ヘマトクリット減少、血小板減少、好酸球増加、好酸球減少、リンパ球減少、ヘモグロビン減少、赤血球減少、白血球増加、Al-P増加、ビリルビン増加、尿蛋白陽性、BUN増加、夜間頻尿、代謝異常、トリグリセリド増加、熱感、視力障害、背部痛、疼痛、霧視、散瞳、無力症、関節痛、四肢痛、筋骨格硬直、易刺激性、悪寒、発熱、冷感、視調節障害、心電図QT延長、浮腫、転倒

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.腹部不快感、消化不良、胃炎、腹部膨満感、下痢、胃食道逆流性疾患、上腹部痛、口内炎、出血性胃炎、口唇炎、口角口唇炎、頭痛、回転性めまい、振戦、不眠症、耳鳴、味覚不全、感覚鈍麻、頭部不快感、片頭痛、体位性めまい、錯感覚、譫妄、不安、動悸、高血圧、ほてり、好中球数増加、肝機能異常、ALT増加、AST増加、LDH増加、皮膚そう痒症、多汗症、湿疹、発疹、薬疹、冷汗、蕁麻疹、寝汗、排尿困難、尿中血陽性、尿中ブドウ糖陽性、膀胱炎、頻尿、尿閉、血中クレアチニン増加、尿量減少、血中尿酸増加、脱水、倦怠感、CK増加、末梢性浮腫、異常感、胸部不快感、体重減少

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.薬物依存、悪心、嘔吐、便秘、重篤な呼吸抑制、呼吸抑制、頭蓋内圧上昇、退薬症候、器官形成に影響、骨化に影響、出生仔生存に影響、死亡、中毒、縮瞳、心血管虚脱、昏睡、意識障害、痙攣、呼吸停止、急性中毒

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ツートラム錠50mgの相互作用

 1.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤投与中又は投与中止後14日以内

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ナルメフェン塩酸塩水和物投与中止後1週間以内

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤

発現事象

錯乱、発汗、激越、下痢、発熱、運動失調、セロトニン症候群、ミオクローヌス、反射異常亢進、中枢神経系の重篤な副作用<攻撃的行動・固縮・痙攣・昏睡・頭痛>、呼吸器系の重篤な副作用<呼吸抑制>、心血管系の重篤な副作用<低血圧・高血圧>

理由原因

相加的に作用が増強、中枢神経のセロトニンが蓄積

投与条件

モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中又は投与中止後14日以内

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ナルメフェン塩酸塩水和物

発現事象

本剤の鎮痛作用を減弱、離脱症状、呼吸抑制等の中枢神経抑制症状

理由原因

ナルメフェンのμオピオイド受容体拮抗作用により、本剤に対して競合的に阻害

投与条件

ナルメフェンを投与中又は投与中止後1週間以内

指示

禁止

 5.薬剤名等 : オピオイド鎮痛剤

発現事象

痙攣閾値の低下、呼吸抑制の増強

理由原因

本剤と相加的に作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤

発現事象

痙攣閾値の低下、呼吸抑制の増強

理由原因

本剤と相加的に作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤

発現事象

錯乱、発汗、激越、下痢、発熱、運動失調、セロトニン症候群、ミオクローヌス、反射異常亢進、痙攣発作の危険性を増大

理由原因

相加的に作用が増強、中枢神経のセロトニンが蓄積

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : セロトニン作用薬

発現事象

錯乱、発汗、激越、下痢、発熱、運動失調、セロトニン症候群、ミオクローヌス、反射異常亢進、痙攣発作の危険性を増大

理由原因

相加的に作用が増強、中枢神経のセロトニンが蓄積

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : リネゾリド

発現事象

錯乱、発汗、激越、下痢、発熱、運動失調、セロトニン症候群、ミオクローヌス、反射異常亢進、痙攣発作の危険性を増大

理由原因

中枢神経のセロトニンが蓄積、リネゾリドの非選択的、可逆的モノアミン酸化酵素阻害作用により、相加的に作用が増強

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : メチルチオニニウム塩化物水和物

発現事象

錯乱、発汗、激越、下痢、発熱、運動失調、セロトニン症候群、ミオクローヌス、反射異常亢進

理由原因

メチルチオニニウム塩化物水和物のモノアミン酸化酵素阻害作用によりセロトニン作用が増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : アルコール

発現事象

呼吸抑制

理由原因

本剤と相加的に作用が増強

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : カルバマゼピン

発現事象

本剤の鎮痛効果を下げ作用時間を短縮

理由原因

本剤の代謝酵素が誘導

投与条件

同時あるいは前投与

指示

注意

13.薬剤名等 : キニジン

発現事象

相互に作用が増強

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : ジゴキシン

発現事象

中毒

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : オンダンセトロン塩酸塩水和物

発現事象

本剤の鎮痛作用を減弱

理由原因

本剤の中枢におけるセロトニン作用が抑制

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : ブプレノルフィン

発現事象

本剤の鎮痛作用を減弱、退薬症候

理由原因

本剤が作用するμ-オピオイド受容体の部分アゴニスト

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : ペンタゾシン等

発現事象

本剤の鎮痛作用を減弱、退薬症候

理由原因

本剤が作用するμ-オピオイド受容体の部分アゴニスト

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : クマリン系抗凝血剤

発現事象

出血を伴うプロトロンビン時間の延長・斑状出血等の抗凝血作用への影響

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

ツートラム錠50mg

ツートラム錠50mg

をすると
閲覧履歴を40件まで利用できます