ドプスOD錠100mgの効能・効果
パーキンソン病<Yahr重症度ステージ3>の (すくみ足、たちくらみ) の改善、 (家族性アミロイドポリニューロパチー、シャイドレーガー症候群) の (失神、たちくらみ、起立性低血圧) の改善、起立性低血圧を伴う血液透析の (倦怠感、脱力感、ふらつき、めまい、たちくらみ) の改善
ドプスOD錠100mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、閉塞隅角緑内障、カテコールアミン製剤投与中、重篤な末梢血管病変のある血液透析、糖尿病性壊疽のある血液透析
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.コカイン中毒、心室性頻拍
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
原則禁止
3.高血圧、動脈硬化症、甲状腺機能亢進症、心疾患、気管支喘息、内分泌系疾患、重篤な肺疾患、慢性開放隅角緑内障、糖尿病を合併した血液透析、重度の糖尿病を合併した血液透析、重篤な腎障害、重篤な肝障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ドプスOD錠100mgの副作用等
1.悪性症候群、高熱、意識障害、高度筋硬直、不随意運動、血清CK上昇、白血球減少、無顆粒球症、好中球減少、血小板減少
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.夜間せん妄、健忘、狭心症、のぼせ、発汗、CK上昇
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.幻覚、頭痛、頭重感、めまい、妄想、神経過敏、いらいら感、焦燥感、興奮、不安、抑うつ、不眠、不随意運動、頭がぼーっとする、精神症状増悪、悪夢、感情失禁、知覚異常、振戦、固縮、すくみ、言語障害悪化、眠気、悪心、食欲不振、胃痛、胃部不快感、嘔吐、口渇、腹痛、消化不良、胸やけ、便秘、下痢、流涎、腹部膨満感、舌あれ、血圧上昇、動悸、胸痛、胸部不快感、胸部絞扼感、不整脈、チアノーゼ、四肢冷感、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、LDH上昇、過敏症、発疹、そう痒、羞明、頻尿、尿失禁、尿閉、倦怠感、ほてり、顔面潮紅、浮腫、眼瞼浮腫、脱力感、発熱、両手の痛み、肩こり
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
4.過度の昇圧反応、末梢循環障害、胎仔波状肋骨増加、仮死状態、胎仔体重低値、胎仔波状肋骨、妊娠期間短縮、仔の発育抑制、出生仔生後発育抑制
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ドプスOD錠100mgの相互作用
1.薬剤名等 : ハロゲン含有吸入麻酔剤
- 発現事象
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- 理由・原因
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- 投与条件
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- 指示
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禁止
2.薬剤名等 : ハロゲン含有吸入麻酔剤
- 発現事象
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頻脈・心室細動の危険が増大
- 理由・原因
-
ハロゲン含有吸入麻酔剤は、心筋のノルアドレナリンに対する感受性を高める
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : カテコールアミン製剤
- 発現事象
-
心停止、不整脈
- 理由・原因
-
相加的に作用(心臓刺激作用)を増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : コカイン
- 発現事象
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本剤の作用が増強
- 理由・原因
-
本剤の作用が増強、神経終末においてカテコールアミンの再取り込みを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
原則禁止
5.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤
- 発現事象
-
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
- 理由・原因
-
ノルアドレナリンの代謝が抑制され、ノルアドレナリンの濃度が増加
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤
- 発現事象
-
本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
- 理由・原因
-
神経終末でのノルアドレナリンの再吸収が阻害され、ノルアドレナリンの濃度が増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : 分娩促進剤
- 発現事象
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本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
- 理由・原因
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相加的に作用(末梢血管収縮作用)を増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : エルゴタミン
- 発現事象
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本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
- 理由・原因
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相加的に作用(末梢血管収縮作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 抗ヒスタミン剤
- 発現事象
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本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
- 理由・原因
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相加的に作用(末梢血管収縮作用)を増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : α1-受容体遮断作用のある薬剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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これらの薬剤はα1受容体遮断作用を有する
- 投与条件
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- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : アメジニウム
- 発現事象
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本剤の作用が増強され血圧の異常上昇
- 理由・原因
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神経終末でのノルアドレナリンの再吸収・代謝が阻害され、ノルアドレナリンの濃度が増加
- 投与条件
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- 指示
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注意
12.薬剤名等 : レセルピン誘導体
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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レセルピンは脳内ノルアドレナリン、ドパミンを減少
- 投与条件
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- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : レボドパ
- 発現事象
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作用を増強
- 理由・原因
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レボドパ、アマンタジンの作用を増強
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
14.薬剤名等 : アマンタジン等
- 発現事象
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作用を増強
- 理由・原因
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レボドパ、アマンタジンの作用を増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
15.薬剤名等 : フェノチアジン系薬剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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これらの薬剤は抗ドパミン作用のほかに末梢のα受容体遮断作用を有する
- 投与条件
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- 指示
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注意
16.薬剤名等 : ブチロフェノン系薬剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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これらの薬剤は抗ドパミン作用のほかに末梢のα受容体遮断作用を有する
- 投与条件
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- 指示
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注意
17.薬剤名等 : 鉄剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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キレートを形成し、本剤の吸収が減少
- 投与条件
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- 指示
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注意