クロザリル錠25mgの効能・効果
治療抵抗性統合失調症
クロザリル錠25mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、CPMS患者登録前<4週間以内>血液検査で好中球数が2000/mm3未満、CPMS患者登録前<4週間以内>血液検査で白血球数が4000/mm3未満、CPMSの規定を遵守できない、CPMS血液検査の中止基準で本剤中止しCPMS再投与検討基準に該当しない、骨髄機能障害、放射線療法、骨髄抑制を起こす可能性のある薬剤投与中、化学療法、骨髄抑制を起こす可能性のある治療中、持効性抗精神病剤投与中、治療により十分な管理がされていないてんかん、重度痙攣性疾患、昏睡状態、アルコールによる急性中毒、薬物による急性中毒、循環虚脱状態、中枢神経抑制状態、心筋炎、重度心疾患、重度腎機能障害、重度肝機能障害、麻痺性イレウス、Ad作動薬投与中<アナフィラキシーの救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.糖尿病又はその既往
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
原則禁止
3.糖尿病又はその既往、糖尿病の危険因子を有する、糖尿病の家族歴、高血糖、肥満
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
相対禁止
4.循環器機能が低下している高齢者
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
慎重投与
5.抗精神病薬投与中
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
6.てんかんの既往
- 記載場所
-
重大な副作用
- 注意レベル
-
注意
7.肝機能障害、CPMS血液検査の中止基準で本剤投与中止<CPMS再投与検討基準に該当>の既往、無顆粒球症の既往、重度好中球減少症の既往、軽度から中等度の好中球減少症の既往、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、低血圧又はその恐れ・疑い、心・血管疾患又はその恐れ・疑い、QT延長の家族歴、前立腺肥大、閉塞隅角緑内障、薬物依存又はその既往、薬物乱用又はその既往、アルコール依存又はその既往、アルコール乱用又はその既往、脱水状態、肥満、長期臥床、不動状態、軽度から中等度腎機能障害、軽度から中等度肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
クロザリル錠25mgの副作用等
1.血圧低下、痙攣発作
- 記載場所
-
用法・用量
- 頻度
-
頻度不明
2.好中球減少症、心嚢液貯留、高血糖、起立性低血圧、腸閉塞
- 記載場所
-
重大な副作用
3.感染を伴わない胸膜炎、呼吸困難、発熱、胸痛
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.致死的転帰、心筋炎、心筋症、死亡、安静時持続性頻脈、動悸、不整脈、胸痛、心不全症状、疲労、呼吸困難、頻呼吸、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、口渇、多飲、多尿、頻尿、失神、循環虚脱、心停止、呼吸停止、肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、四肢疼痛、浮腫、劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞性黄疸、麻痺性イレウス、腸潰瘍、腸管穿孔、便秘
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
5.無顆粒球症、白血球減少症、心膜炎、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、てんかん発作、痙攣、ミオクローヌス発作、脳波変化、痙攣発作
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
6.白血球増加、好酸球増加、口渇、体重増加、体重減少、高トリグリセリド血症、傾眠、めまい、頭痛、錐体外路症状、振戦、アカシジア、構語障害、遅発性ジスキネジア、頻脈、心電図変化、血圧低下、流涎過多、便秘、悪心、嘔吐、消化不良、肝機能検査値上昇、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、尿失禁、疲労感、けん怠感、発熱、発汗、体温調節障害、CK増加、ALP増加、LDH増加、プロラクチン増加、TSH低下
- 記載場所
-
その他の副作用
7.錯乱、せん妄、落ち着きのなさ、不安、焦燥、興奮、強迫症状、吃音、コリン作動性薬物離脱症候群、発汗、悪心、嘔吐、下痢、下肢静止不能症候群、不整脈、動悸、心房細動、誤嚥、嚥下性肺炎、呼吸抑制、呼吸停止、下気道感染、口内乾燥、膵炎、血管性浮腫、間質性腎炎、持続勃起症、逆行性射精、筋力低下、筋肉痛
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
8.血小板減少、血小板増加、貧血、高コレステロール血症、鎮静、筋固縮、ジストニア、側反弓、霧視、QT延長、高血圧、肺炎、嚥下障害、耳下腺腫大、下痢、発疹、尿閉、脳波異常
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
9.糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、死亡
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
10.好中球減少症、血液障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
11.白血球数が3000/mm3以上4000/mm3未満、好中球数が1500/mm3以上2000/mm3未満
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
12.直近の過去3週間以内の白血球数が最も高い値より3000/mm3以上減少
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
13.白血球数が3000/mm3未満、好中球数が1500/mm3未満
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
14.感染症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
15.悪心、嘔吐、食欲不振、肝機能障害、肝機能検査値上昇、黄疸
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
16.糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、無顆粒球症、血液障害、好酸球増多症、好酸球数が3000/mm3以上、血小板減少症、血小板数が50000/mm3未満、体重増加、肥満、一過性血圧低下、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、性周期の乱れ、交配所要日数延長、着床前死亡数増加、受胎動物数減少、母動物体重減少、胎仔発育遅延、流産、哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性、離脱症状、錐体外路症状、尿閉、便秘、起立性低血圧、頻脈、嗜眠、無反射、昏睡、錯乱、幻覚、激越、せん妄、反射亢進、痙攣、流涎過多、散瞳、霧視、体温調節異常、低血圧、虚脱、不整脈、嚥下性肺炎、呼吸困難、呼吸抑制、呼吸不全、死亡、死亡率上昇、突然死
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
クロザリル錠25mgの相互作用
1.薬剤名等 : 骨髄抑制を起こす可能性のある薬剤
- 発現事象
-
無顆粒球症の発現が増加
- 理由・原因
-
血液障害の副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : 放射線療法
- 発現事象
-
無顆粒球症の発現が増加
- 理由・原因
-
血液障害の副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : 化学療法等
- 発現事象
-
無顆粒球症の発現が増加
- 理由・原因
-
血液障害の副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : 持効性抗精神病剤
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
副作用発現に対し速やかに対応できない、血中から消失するまでに時間を要する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : アドレナリン作動薬
- 発現事象
-
作用を反転させ重篤な血圧低下
- 理由・原因
-
本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧上昇作用が減弱
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
6.薬剤名等 : 抗精神病薬
- 発現事象
-
-
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
原則禁止
7.薬剤名等 : アルコール
- 発現事象
-
鎮静・傾眠等の中枢神経抑制作用が強くあらわれる
- 理由・原因
-
相互に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : MAO阻害剤
- 発現事象
-
鎮静・傾眠等の中枢神経抑制作用が強くあらわれる
- 理由・原因
-
相互に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤
- 発現事象
-
鎮静・傾眠等の中枢神経抑制作用が強くあらわれる
- 理由・原因
-
相互に中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : ベンゾジアゼピン系薬剤
- 発現事象
-
心停止、呼吸停止、重度の循環虚脱
- 理由・原因
-
心循環系の副作用が相互に増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : 抗コリン作用を有する薬剤
- 発現事象
-
抗コリン作用を増強
- 理由・原因
-
共に抗コリン作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : 降圧剤
- 発現事象
-
起立性低血圧、血圧低下
- 理由・原因
-
本剤のα受容体遮断作用により降圧剤の作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : 呼吸抑制作用を有する薬剤
- 発現事象
-
呼吸抑制作用を増強
- 理由・原因
-
共に呼吸抑制作用を有する
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : リチウム製剤
- 発現事象
-
悪性症候群発現の危険性が増加
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : バルプロ酸
- 発現事象
-
てんかん発作、せん妄
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : CYP3A4を誘導する薬剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3A4を誘導することから本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : CYP1A2を誘導する薬剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP1A2を誘導することから本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : 喫煙
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し効果が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP1A2を誘導することから本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : 喫煙
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が増加
- 理由・原因
-
喫煙の中止によりCYP1A2活性が低下し、本剤の代謝が低下
- 投与条件
-
喫煙の中止
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : CYP1A2を阻害する薬剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP1A2を阻害することから本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : カフェイン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇、5日間カフェインの摂取を中止すると本剤の血中濃度が50%減少
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP1A2を阻害することから本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : CYP3A4を阻害する薬剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3A4を阻害することから本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : セルトラリン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
CYP3A4の競合により、本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : パロキセチン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
代謝酵素の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : QTを延長させることが知られている薬剤
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
26.薬剤名等 : 電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤
- 発現事象
-
QT延長
- 理由・原因
-
QT延長作用が相加的に増加
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
27.薬剤名等 : アドレナリン含有歯科麻酔剤
- 発現事象
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重篤な血圧低下
- 理由・原因
-
本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧上昇作用が減弱し、アドレナリンの昇圧作用が反転
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意