商品名

クロザリル錠100mg 医薬品基本情報

薬効

1179 その他の精神神経用剤

一般名

クロザピン錠

英名

Clozaril

剤型

薬価

314.90成分一致薬品で比較

規格

100mg 1錠

メーカー

ノバルティス ファーマ

毒劇区分

(劇)

クロザリル錠100mgの効能効果

治療抵抗性統合失調症

クロザリル錠100mgの使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、CPMS患者登録前<4週間以内>血液検査で好中球数が2000/mm3未満、CPMS患者登録前<4週間以内>血液検査で白血球数が4000/mm3未満、CPMSの規定を遵守できない、CPMS血液検査の中止基準で本剤中止しCPMS再投与検討基準に該当しない、骨髄機能障害、放射線療法、骨髄抑制を起こす可能性のある薬剤投与中、化学療法、骨髄抑制を起こす可能性のある治療中、持効性抗精神病剤投与中、治療により十分な管理がされていないてんかん、重度痙攣性疾患、昏睡状態、アルコールによる急性中毒、薬物による急性中毒、循環虚脱状態、中枢神経抑制状態、心筋炎、重度心疾患、重度腎機能障害、重度肝機能障害、麻痺性イレウス、Ad作動薬投与中<アナフィラキシーの救急治療・歯科浸潤又は伝達麻酔除く>

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.糖尿病又はその既往

記載場所

使用上の注意

注意レベル

原則禁止

 3.糖尿病又はその既往、糖尿病の危険因子を有する、糖尿病の家族歴、高血糖、肥満

記載場所

使用上の注意

注意レベル

相対禁止

 4.循環器機能が低下している高齢者

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 5.抗精神病薬投与中

記載場所

用法・用量

注意レベル

注意

 6.てんかんの既往

記載場所

重大な副作用

注意レベル

注意

 7.肝機能障害、CPMS血液検査の中止基準で本剤投与中止<CPMS再投与検討基準に該当>の既往、無顆粒球症の既往、重度好中球減少症の既往、軽度から中等度の好中球減少症の既往、痙攣性疾患又はその既往、てんかん又はその既往、低血圧又はその恐れ・疑い、心・血管疾患又はその恐れ・疑い、QT延長の家族歴、前立腺肥大、閉塞隅角緑内障、薬物依存又はその既往、薬物乱用又はその既往、アルコール依存又はその既往、アルコール乱用又はその既往、脱水状態、肥満、長期臥床、不動状態、軽度から中等度腎機能障害、軽度から中等度肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

クロザリル錠100mgの副作用等

 1.血圧低下、痙攣発作

記載場所

用法・用量

頻度

頻度不明

 2.好中球減少症、心嚢液貯留、高血糖、起立性低血圧、腸閉塞

記載場所

重大な副作用

 3.感染を伴わない胸膜炎、呼吸困難、発熱、胸痛

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 4.致死的転帰、心筋炎、心筋症、死亡、安静時持続性頻脈、動悸、不整脈、胸痛、心不全症状、疲労、呼吸困難、頻呼吸、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、口渇、多飲、多尿、頻尿、失神、循環虚脱、心停止、呼吸停止、肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓塞栓症、息切れ、四肢疼痛、浮腫、劇症肝炎、肝炎、胆汁うっ滞性黄疸、麻痺性イレウス、腸潰瘍、腸管穿孔、便秘

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 5.無顆粒球症、白血球減少症、心膜炎、悪性症候群、無動緘黙、強度筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、発熱、白血球増加、血清CK上昇、ミオグロビン尿、腎機能低下、高熱が持続、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害、てんかん発作、痙攣、ミオクローヌス発作、脳波変化、痙攣発作

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 6.白血球増加、好酸球増加、口渇、体重増加、体重減少、高トリグリセリド血症、傾眠、めまい、頭痛、錐体外路症状、振戦、アカシジア、構語障害、遅発性ジスキネジア、頻脈、心電図変化、血圧低下、流涎過多、便秘、悪心、嘔吐、消化不良、肝機能検査値上昇、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、尿失禁、疲労感、けん怠感、発熱、発汗、体温調節障害、CK増加、ALP増加、LDH増加、プロラクチン増加、TSH低下

記載場所

その他の副作用

 7.錯乱、せん妄、落ち着きのなさ、不安、焦燥、興奮、強迫症状、吃音、コリン作動性薬物離脱症候群、発汗、悪心、嘔吐、下痢、下肢静止不能症候群、不整脈、動悸、心房細動、誤嚥、嚥下性肺炎、呼吸抑制、呼吸停止、下気道感染、口内乾燥、膵炎、血管性浮腫、間質性腎炎、持続勃起症、逆行性射精、筋力低下、筋肉痛

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 8.血小板減少、血小板増加、貧血、高コレステロール血症、鎮静、筋固縮、ジストニア、側反弓、霧視、QT延長、高血圧、肺炎、嚥下障害、耳下腺腫大、下痢、発疹、尿閉、脳波異常

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 9.糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、死亡

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

10.好中球減少症、血液障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

11.白血球数が3000/mm3以上4000/mm3未満、好中球数が1500/mm3以上2000/mm3未満

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

12.直近の過去3週間以内の白血球数が最も高い値より3000/mm3以上減少

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

13.白血球数が3000/mm3未満、好中球数が1500/mm3未満

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

14.感染症

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

15.悪心、嘔吐、食欲不振、肝機能障害、肝機能検査値上昇、黄疸

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

16.糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、無顆粒球症、血液障害、好酸球増多症、好酸球数が3000/mm3以上、血小板減少症、血小板数が50000/mm3未満、体重増加、肥満、一過性血圧低下、肺塞栓症、静脈血栓症、血栓塞栓症、性周期の乱れ、交配所要日数延長、着床前死亡数増加、受胎動物数減少、母動物体重減少、胎仔発育遅延、流産、哺乳障害、傾眠、呼吸障害、振戦、筋緊張低下、易刺激性、離脱症状、錐体外路症状、尿閉、便秘、起立性低血圧、頻脈、嗜眠、無反射、昏睡、錯乱、幻覚、激越、せん妄、反射亢進、痙攣、流涎過多、散瞳、霧視、体温調節異常、低血圧、虚脱、不整脈、嚥下性肺炎、呼吸困難、呼吸抑制、呼吸不全、死亡、死亡率上昇、突然死

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

クロザリル錠100mgの相互作用

 1.薬剤名等 : 骨髄抑制を起こす可能性のある薬剤

発現事象

無顆粒球症の発現が増加

理由原因

血液障害の副作用が相互に増強

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : 放射線療法

発現事象

無顆粒球症の発現が増加

理由原因

血液障害の副作用が相互に増強

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : 化学療法等

発現事象

無顆粒球症の発現が増加

理由原因

血液障害の副作用が相互に増強

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : 持効性抗精神病剤

発現事象

-

理由原因

副作用発現に対し速やかに対応できない、血中から消失するまでに時間を要する

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : アドレナリン作動薬

発現事象

作用を反転させ重篤な血圧低下

理由原因

本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧上昇作用が減弱

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : 抗精神病薬

発現事象

-

理由原因

-

投与条件

-

指示

原則禁止

 7.薬剤名等 : アルコール

発現事象

鎮静・傾眠等の中枢神経抑制作用が強くあらわれる

理由原因

相互に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : MAO阻害剤

発現事象

鎮静・傾眠等の中枢神経抑制作用が強くあらわれる

理由原因

相互に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : 中枢神経抑制剤

発現事象

鎮静・傾眠等の中枢神経抑制作用が強くあらわれる

理由原因

相互に中枢神経抑制作用が増強

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : ベンゾジアゼピン系薬剤

発現事象

心停止、呼吸停止、重度の循環虚脱

理由原因

心循環系の副作用が相互に増強

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : 抗コリン作用を有する薬剤

発現事象

抗コリン作用を増強

理由原因

共に抗コリン作用を有する

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : 降圧剤

発現事象

起立性低血圧、血圧低下

理由原因

本剤のα受容体遮断作用により降圧剤の作用を増強

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : 呼吸抑制作用を有する薬剤

発現事象

呼吸抑制作用を増強

理由原因

共に呼吸抑制作用を有する

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : リチウム製剤

発現事象

悪性症候群発現の危険性が増加

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : バルプロ酸

発現事象

てんかん発作、せん妄

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : CYP3A4を誘導する薬剤

発現事象

本剤の血中濃度が低下し効果が減弱

理由原因

これらの薬剤はCYP3A4を誘導することから本剤の代謝が促進

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : CYP1A2を誘導する薬剤

発現事象

本剤の血中濃度が低下し効果が減弱

理由原因

これらの薬剤はCYP1A2を誘導することから本剤の代謝が促進

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : 喫煙

発現事象

本剤の血中濃度が低下し効果が減弱

理由原因

これらの薬剤はCYP1A2を誘導することから本剤の代謝が促進

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : 喫煙

発現事象

本剤の血中濃度が増加

理由原因

喫煙の中止によりCYP1A2活性が低下し、本剤の代謝が低下

投与条件

喫煙の中止

指示

注意

20.薬剤名等 : CYP1A2を阻害する薬剤

発現事象

本剤の血中濃度が上昇

理由原因

これらの薬剤はCYP1A2を阻害することから本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : カフェイン

発現事象

本剤の血中濃度が上昇、5日間カフェインの摂取を中止すると本剤の血中濃度が50%減少

理由原因

これらの薬剤はCYP1A2を阻害することから本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : CYP3A4を阻害する薬剤

発現事象

本剤の血中濃度が上昇

理由原因

これらの薬剤はCYP3A4を阻害することから本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : セルトラリン

発現事象

本剤の血中濃度が上昇

理由原因

CYP3A4の競合により、本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : パロキセチン

発現事象

本剤の血中濃度が上昇

理由原因

代謝酵素の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : QTを延長させることが知られている薬剤

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : 電解質異常を引き起こすことが知られている薬剤

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : アドレナリン含有歯科麻酔剤

発現事象

重篤な血圧低下

理由原因

本剤のα受容体遮断作用によりβ受容体刺激作用が優位となり、血圧上昇作用が減弱し、アドレナリンの昇圧作用が反転

投与条件

-

指示

注意

クロザリル錠100mgの成分一致薬品

クロザリル錠100mg

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