レラキシン注用200mgの効能・効果
麻酔時の筋弛緩、 (気管内挿管時、喉頭痙攣、骨折脱臼整復時) の筋弛緩、電撃療法の筋弛緩、腹部腫瘤診断時
レラキシン注用200mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、四肢麻痺、急性期後の広範性挫滅性外傷、急性期後の重症熱傷
- 記載場所
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使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.重症熱傷<急性期後の重症熱傷を除く>、広範性挫滅性外傷<急性期後の広範性挫滅性外傷を除く>、ジギタリス中毒の既往、最近ジギタリスを投与された、尿毒症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
原則禁止
3.緑内障、非脱分極性筋弛緩剤で過去にアナフィラキシー反応の既往
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
レラキシン注用200mgの副作用等
1.ショック、アナフィラキシー、気道内圧上昇、血圧低下、頻脈、全身発赤、不整脈、血圧変動、急激な体温上昇、筋硬直、血液暗赤色化、チアノーゼ、過呼吸、ソーダライムの異常過熱、ソーダライムの急激な変色、発汗、アシドーシス、高カリウム血症、ミオグロビン尿、ポートワイン色尿、重篤な悪性高熱、横紋筋融解症、気管支痙攣、遷延性無呼吸、持続性呼吸麻痺、心停止、呼吸停止、著明な血清逸脱酵素上昇、筋肉痛
- 記載場所
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重大な副作用
- 頻度
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頻度不明
2.徐脈、頻脈、不整脈、血圧降下、筋肉痛、発疹、眼内圧上昇、アレルギー症状
- 記載場所
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その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.呼吸停止、心停止、悪性高熱症、ミオグロビン血症、循環器系副作用、徐脈、不整脈
- 記載場所
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使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
レラキシン注用200mgの相互作用
1.薬剤名等 : 最近ジギタリスを投与された
- 発現事象
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心停止
- 理由・原因
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血中カリウムの増加作用
- 投与条件
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- 指示
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原則禁止
2.薬剤名等 : ジギタリス強心配糖体
- 発現事象
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重篤な不整脈
- 理由・原因
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スキサメトニウム塩化物水和物の血中カリウム増加作用又はカテコールアミン放出
- 投与条件
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- 指示
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原則禁止
3.薬剤名等 : コリンエステラーゼ阻害作用を有する薬剤
- 発現事象
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本剤の作用が増強し遷延性無呼吸<持続性呼吸麻痺>
- 理由・原因
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コリンエステラーゼによる本剤の分解が阻害
- 投与条件
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- 指示
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注意
4.薬剤名等 : 非脱分極性筋弛緩剤
- 発現事象
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本剤の筋弛緩作用が持続し遷延性無呼吸<持続性呼吸麻痺>
- 理由・原因
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本剤の神経-筋遮断作用に対して、抵抗性を増加することがあり、それゆえ、筋弛緩を得るには大量の本剤が必要となり、終板の感受性低下や手術後の無呼吸を延長
- 投与条件
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- 指示
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注意
5.薬剤名等 : デスフルラン
- 発現事象
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本剤の筋弛緩作用が増強
- 理由・原因
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本剤の筋弛緩作用が増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
6.薬剤名等 : イソフルラン
- 発現事象
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本剤の筋弛緩作用が増強
- 理由・原因
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本剤の筋弛緩作用が増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : アプロチニン
- 発現事象
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本剤の作用が増強又は遷延
- 理由・原因
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アプロチニンはコリンエステラーゼ活性を阻害
- 投与条件
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- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : ゾピクロン
- 発現事象
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本剤の作用が増強又は遷延
- 理由・原因
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相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
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- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : エスゾピクロン
- 発現事象
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本剤の作用が増強又は遷延
- 理由・原因
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相加的に抗痙攣作用、中枢神経抑制作用が増強
- 投与条件
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- 指示
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注意
10.薬剤名等 : アミノグリコシド系抗生剤
- 発現事象
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突発的に呼吸困難
- 理由・原因
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両薬剤ともに神経遮断作用を有しており、併用によりその作用が増強
- 投与条件
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抗生剤を投与した外科手術後
- 指示
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注意
11.薬剤名等 : リンコマイシン系抗生剤
- 発現事象
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本剤の筋弛緩作用が増強
- 理由・原因
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リンコマイシン系抗生剤は神経筋弛緩作用を持ち、本剤の作用が相加
- 投与条件
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- 指示
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注意
12.薬剤名等 : イリノテカン塩酸塩水和物
- 発現事象
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本剤の筋弛緩作用が減弱
- 理由・原因
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イリノテカンはアセチルコリン受容体への結合能を持っている
- 投与条件
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- 指示
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注意
レラキシン注用200mgの配合変化
1.薬剤名等 : バルビツール酸系薬剤
- 発現事象
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沈殿
- 理由・原因
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- 投与条件
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- 指示
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禁止