商品名

アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」 医薬品基本情報

薬効

2129 その他の不整脈用剤

一般名

アミオダロン塩酸塩錠

英名

Amiodarone hydrochloride TE

剤型

薬価

46.80成分一致薬品で比較

規格

50mg 1錠

メーカー

トーアエイヨー

毒劇区分

(毒)

アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」の効能効果

心室細動、心室性頻拍、 (肥大型心筋症、心不全<低心機能>) の心房細動

アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」の使用制限等

 1.重篤な洞不全症候群、2度以上の房室ブロック、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、ヨウ素に対する過敏症の既往、リトナビル投与中、ネルフィナビルメシル酸塩投与中、モキシフロキサシン塩酸塩投与中、バルデナフィル塩酸塩水和物投与中、トレミフェンクエン酸塩投与中、フィンゴリモド塩酸塩投与中、エリグルスタット酒石酸塩投与中、シルデナフィルクエン酸塩投与中<勃起不全を効能又は効果とするもの>、シポニモド フマル酸投与中、ラスクフロキサシン塩酸塩<注射剤>投与中、ニルマトレルビル・リトナビル投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.一時的ペーシング中、恒久的ペースメーカー使用中、植込み型除細動器<ICD>使用中、肺拡散能低下、間質性肺炎、肺線維症、肺胞炎、肺に既往歴、脚ブロック、軽度刺激伝導障害、1度房室ブロック、QT延長、重篤なうっ血性心不全、甲状腺機能障害又はその既往、心臓移植待機中、重篤な腎機能低下、重篤な肝機能低下

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」の副作用等

 1.甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、致死的

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.肺胞炎、致死的、胸部レントゲン検査にて異常陰影、胸部CT検査にて異常陰影、咳、呼吸困難、捻髪音、Torsade de pointes、心停止、完全房室ブロック、劇症肝炎、肝硬変、肝障害、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、SIADH、低浸透圧血症、低ナトリウム血症、尿中ナトリウム排泄量増加、痙攣、意識障害、肺胞出血、急性呼吸窮迫症候群、無顆粒球症

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 3.甲状腺機能低下症

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 4.間質性肺炎、肺線維症、心不全、徐脈、血圧低下、白血球減少

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 5.悪心、嘔気、甲状腺機能検査値異常、rT3上昇、TSH上昇、TSH低下、T3低下、T4上昇、T4低下、角膜色素沈着

記載場所

その他の副作用

 6.脚ブロック

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 7.血圧低下

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 8.性欲減退、睡眠障害、不眠症、幻覚、臭覚異常、便秘、喘息、ヘモグロビン値上昇、ヘモグロビン値低下、ヘマトクリット値上昇、ヘマトクリット値低下、白血球増多、血小板減少、血液凝固異常、潮紅、流涎、頭痛、不随意運動、協調運動低下、歩行障害、運動失調、めまい、知覚異常、頭蓋内圧亢進、末梢性感覚運動ニューロパチー、光線過敏症、脱毛、日光皮膚炎、皮膚青色化、紫斑、皮膚血管炎、血管神経性浮腫、蕁麻疹、視神経炎、視覚暈輪、眼がかすむ、視覚障害、総ビリルビン上昇、BUN上昇、血中クレアチニン上昇、血清Na低下、尿酸上昇、尿酸低下、血清Na上昇、血清電解質上昇、血清電解質低下、血清K上昇、血清K低下、血清Cl上昇、血清Cl低下、血清Ca上昇、血清Ca低下、血清P上昇、血清P低下、尿蛋白、尿糖、尿ウロビリノーゲン、尿pH異常、CK上昇、コリンエステラーゼ上昇、コリンエステラーゼ低下、疲労、副睾丸炎、骨髄肉芽腫

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 9.QT延長、房室ブロック、洞機能不全

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

10.味覚異常、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、舌アフタ、肺機能障害、胸部X線異常、白血球減少、好酸球増加、好中球減少、振戦、皮疹、手指爪変色、羞明、肝機能検査値異常、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、LAP上昇、γ-GTP上昇、手指浮腫、全身倦怠、女性化乳房

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

11.間質性肺炎、肺胞炎、肺線維症、致死的、肺拡散能の15%以上の低下

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

12.Torsade de pointes、不整脈、徐脈、心停止、房室ブロック、脚ブロック、QT延長、洞機能不全

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

13.角膜色素沈着

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

14.異常

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

15.致死的、間質性肺炎、肺胞炎、肺線維症、肝障害、甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、肝酵素上昇、重篤な肝障害、視覚暈輪、羞明、眼がかすむ、視覚障害、視神経炎、rT3上昇、T3低下、T4上昇、T4低下、TSH上昇、TSH低下、甲状腺機能検査値異常、甲状腺機能低下症、心臓移植後に原発性移植片機能不全、先天性甲状腺腫、先天性甲状腺機能低下症、先天性甲状腺機能亢進症、受胎に対する影響、胎仔体重低下、死亡胎仔数増加

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」の相互作用

 1.薬剤名等 : リトナビル

発現事象

重篤な副作用<不整脈等>

理由原因

併用薬剤のCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ニルマトレルビル・リトナビル

発現事象

重篤な副作用<不整脈等>

理由原因

併用薬剤のCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : ネルフィナビルメシル酸塩

発現事象

持続的な鎮静、重篤な又は生命に危険を及ぼすような事象、QT延長・Torsade de pointes等の不整脈

理由原因

併用薬剤のCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が大幅に上昇

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : モキシフロキサシン塩酸塩

発現事象

QT延長、心室性不整脈

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : ラスクフロキサシン塩酸塩

発現事象

QT延長、心室性不整脈

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : バルデナフィル塩酸塩水和物

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : シルデナフィルクエン酸塩

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : トレミフェンクエン酸塩

発現事象

心室性頻拍<Torsade de pointesを含む>、QT延長を増強

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

禁止

 9.薬剤名等 : フィンゴリモド塩酸塩

発現事象

重篤な不整脈、Torsade de pointes

理由原因

これらの薬剤の投与により心拍数が低下

投与条件

-

指示

禁止

10.薬剤名等 : シポニモド フマル酸

発現事象

重篤な不整脈、Torsade de pointes

理由原因

これらの薬剤の投与により心拍数が低下

投与条件

-

指示

禁止

11.薬剤名等 : エリグルスタット酒石酸塩

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が増強、本剤のCYP2D6及びCYP3A阻害作用によりエリグルスタット酒石酸塩の代謝が阻害

投与条件

-

指示

禁止

12.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品

発現事象

血中濃度が低下

理由原因

セイヨウオトギリソウにより本剤の代謝酵素が誘導され、代謝が促進

投与条件

-

指示

禁止

13.薬剤名等 : レジパスビル/ソホスブビル配合剤

発現事象

死亡、徐脈等の不整脈

理由原因

-

投与条件

-

指示

原則禁止

14.薬剤名等 : ワルファリン

発現事象

重大な又は致死的な出血、プロトロンビン時間の延長

理由原因

甲状腺機能が亢進されると、抗凝血剤の作用が増強、本剤によるCYP2C9阻害

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : P糖蛋白を基質とする抗凝固剤

発現事象

血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強

理由原因

本剤によるP糖蛋白阻害

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : ジゴキシン

発現事象

血中濃度が上昇、胃腸障害、精神神経障害、洞房ブロック、房室ブロック、憂鬱、臨床的な毒性

理由原因

本剤による腎外クリアランスの低下、消化管吸収の増加、甲状腺機能の変化がジゴキシンの腎クリアランスや吸収に影響

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : キニジン

発現事象

血中濃度が上昇しTorsade de pointes

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : メキシレチン

発現事象

Torsade de pointes

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : ジソピラミド

発現事象

Torsade de pointes

理由原因

本剤は、心刺激伝導作用を延長

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : ソタロール

発現事象

Torsade de pointes

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : プロカインアミド

発現事象

血中濃度が上昇し心血管作用が増強

理由原因

本剤は、プロカインアミドの肝代謝と腎クリアランスを阻害

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : テオフィリン

発現事象

血中濃度を上昇

理由原因

本剤によるCYP1A2阻害

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

血中濃度上昇による精神神経障害

理由原因

本剤によるCYP2C9阻害

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : フレカイニド

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

本剤によるCYP2D6阻害

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : アプリンジン

発現事象

心血管作用の増加、血中濃度の上昇

理由原因

本剤によるCYP2D6阻害

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : CYP3A4で代謝される薬剤

発現事象

血中濃度を上昇

理由原因

本剤によるCYP3A4阻害

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : CYP3A4で代謝されるHMG-CoA還元酵素阻害剤

発現事象

筋障害のリスクが増加

理由原因

本剤によるCYP3A4阻害により、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : リドカイン

発現事象

洞停止、洞房ブロック

理由原因

本剤による洞結節の相加的抑制、代謝阻害

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : フェンタニル

発現事象

血圧低下、徐脈

理由原因

本剤とフェンタニルには、血圧低下、徐脈作用があり併用により作用が増強

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : 全身麻酔剤

発現事象

心筋抑制因子及び伝導障害に対する感受性が高くなる、アトロピンが不奏効の徐脈・低血圧・伝導障害・心拍出量低下、潜在的に重度の合併症

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : 全身麻酔剤

発現事象

致命的な急性呼吸窮迫症候群

理由原因

-

投与条件

手術直後

指示

注意

32.薬剤名等 : 局所麻酔剤

発現事象

心機能抑制作用が増強

理由原因

作用が増強

投与条件

-

指示

注意

33.薬剤名等 : メトプロロール

発現事象

徐脈、心停止

理由原因

本剤がメトプロロール、プロプラノロールの肝代謝を抑制し、初回通過効果を低下

投与条件

-

指示

注意

34.薬剤名等 : プロプラノロール

発現事象

徐脈、心停止

理由原因

本剤がメトプロロール、プロプラノロールの肝代謝を抑制し、初回通過効果を低下

投与条件

-

指示

注意

35.薬剤名等 : ジルチアゼム

発現事象

心停止、房室ブロック

理由原因

本剤はこれらの薬剤との併用で洞房と房室結節伝導を遅延させ、心筋収縮力を相加的に低下

投与条件

-

指示

注意

36.薬剤名等 : ベラパミル

発現事象

心停止、房室ブロック

理由原因

本剤はこれらの薬剤との併用で洞房と房室結節伝導を遅延させ、心筋収縮力を相加的に低下

投与条件

-

指示

注意

37.薬剤名等 : 低カリウム血症を起こす薬剤

発現事象

Torsade de pointes

理由原因

低カリウム血症が惹起された場合、本剤のQT延長作用が増加

投与条件

-

指示

注意

38.薬剤名等 : シルデナフィルクエン酸塩

発現事象

QT延長

理由原因

QT延長作用が相加的に増加

投与条件

-

指示

注意

39.薬剤名等 : ヒドロキシクロロキン硫酸塩

発現事象

心室性不整脈

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

アミオダロン塩酸塩速崩錠50mg「TE」

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