商品名

ベハイド錠4mg 医薬品基本情報

薬効

2132 チアジド系製剤

一般名

ベンチルヒドロクロロチアジド錠

英名

Behyd

剤型

薬価

5.50成分一致薬品で比較

規格

4mg 1錠

メーカー

杏林製薬

毒劇区分

ベハイド錠4mgの効能効果

悪性高血圧、腎性高血圧症、本態性高血圧症、うっ血性心不全、高血圧症、肝性浮腫、心性浮腫、腎性浮腫

ベハイド錠4mgの使用制限等

 1.無尿、急性腎不全、体液中のカリウム減少、体液中のナトリウム減少、類薬で過敏症の既往歴、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、アステミゾール投与中、テルフェナジン投与中、テルフェナジンとの併用、デスモプレシン酢酸塩水和物投与中<男性における夜間多尿による夜間頻尿>

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.心疾患のある高齢者

記載場所

使用上の注意

注意レベル

慎重投与

 3.重篤な脳動脈硬化症、重篤な冠動脈硬化症、痛風の家族歴、糖尿病の家族歴、痛風、糖尿病、嘔吐、下痢、高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症、減塩療法時、交感神経切除後、重篤な腎障害、進行した肝硬変症、肝機能障害、肝疾患

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ベハイド錠4mgの副作用等

 1.再生不良性貧血、倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害、低ナトリウム血症

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.倦怠感、脱力感、不整脈、低カリウム血症

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 3.めまい、知覚異常、白血球減少、血小板減少、紫斑、肝炎、代謝異常、低マグネシウム血症、低クロール性アルカローシス、血中カルシウム上昇、電解質失調、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症、過敏症、顔面潮紅、光線過敏症、嘔吐、下痢、便秘、膵炎、唾液腺炎、視力異常、霧視、黄視症、倦怠感、インポテンス、全身性紅斑性狼瘡悪化、筋痙攣

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.発疹、食欲不振、悪心、胃部不快感

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.電解質失調

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 6.高窒素血症、QT延長、心室性不整脈、電解質失調、脱水、血栓塞栓症、低ナトリウム血症、肝性昏睡、高ビリルビン血症、血小板減少、血漿量減少、血液濃縮、子宮血流量減少、胎盤血流量減少、低血圧、立ちくらみ、めまい、失神、脳梗塞、低カリウム血症

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ベハイド錠4mgの相互作用

 1.薬剤名等 : テルフェナジン投与中

発現事象

QT延長、心室性不整脈

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : アステミゾール投与中

発現事象

QT延長、心室性不整脈

理由原因

-

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : デスモプレシン酢酸塩水和物

発現事象

低ナトリウム血症

理由原因

いずれも低ナトリウム血症が発現

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : バルビツール酸誘導体

発現事象

起立性低血圧を増強

理由原因

これらの薬剤の中枢抑制作用と利尿剤の降圧作用

投与条件

-

指示

注意

 5.薬剤名等 : あへんアルカロイド系麻薬

発現事象

起立性低血圧を増強

理由原因

あへんアルカロイドの大量投与で血圧下降

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : アルコール

発現事象

起立性低血圧を増強

理由原因

血管拡張作用を有するアルコールとの併用により降圧作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : カテコールアミン

発現事象

作用を減弱

理由原因

血管壁の反応性を低下、交感神経終末からの生理的ノルアドレナリンの放出を減少

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : ツボクラリン及びその類似作用物質

発現事象

麻痺作用を増強

理由原因

利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用を増強

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : 降圧作用を有する他の薬剤

発現事象

降圧作用を増強

理由原因

作用機序の異なる降圧作用により互いに協力的に作用

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : ジギタリス製剤

発現事象

心臓に対する作用を増強し不整脈

理由原因

利尿剤による血清カリウム値の低下により多量のジギタリスが心筋Na-K ATPaseに結合し、心収縮力増強と不整脈が起こる(マグネシウム低下も同様の作用を示す)

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : キニジン

発現事象

徐脈

理由原因

尿をアルカリ性にし、非解離型キニジンの割合が増し、キニジンの血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : 糖質副腎皮質ホルモン剤

発現事象

低カリウム血症

理由原因

両薬剤ともカリウム排泄作用をもつ

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : ACTH

発現事象

低カリウム血症

理由原因

両薬剤ともカリウム排泄作用をもつ

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : グリチルリチン製剤

発現事象

低カリウム血症

理由原因

両薬剤ともカリウム排泄作用をもつ

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : 糖尿病用剤

発現事象

糖尿病を悪化<糖尿病用剤の作用を減弱>

理由原因

利尿剤によるカリウム減少により膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : 炭酸リチウム

発現事象

振戦・消化器愁訴等リチウム中毒を増強

理由原因

利尿剤は腎におけるリチウムの再吸収を促進し、リチウムの血中濃度を上昇

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : コレスチラミン

発現事象

利尿降圧作用の減弱

理由原因

コレスチラミンの吸着作用により、本剤の吸収が阻害

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : 非ステロイド性消炎鎮痛剤

発現事象

利尿降圧作用の減弱

理由原因

非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成酵素阻害作用により、腎内プロスタグランジンが減少し、水・ナトリウムの体内貯留が生じて本剤の作用と拮抗

投与条件

-

指示

注意

ベハイド錠4mg

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