エレトリプタン錠20mg「VTRS」の効能・効果
片頭痛<家族性片麻痺性・孤発性片麻痺性・脳底型・眼筋麻痺性片頭痛を除く>
エレトリプタン錠20mg「VTRS」の使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、心筋梗塞の既往、虚血性心疾患又はその恐れ・疑い、異型狭心症、冠動脈攣縮、脳血管障害の既往、一過性脳虚血発作の既往、末梢血管障害、コントロールされていない高血圧症、重度肝機能障害、エルゴタミン投与中、エルゴタミン誘導体含有製剤投与中、5-HT1B/1D受容体作動薬投与中、HIVプロテアーゼ阻害薬投与中、ニルマトレルビル・リトナビル投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.心血管系の疾患が認められない、虚血性心疾患又はその恐れ・疑い、重篤な不整脈、冠動脈疾患の危険因子を有する、WPW症候群、ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群、心臓副伝導路と関連した不整脈、脳血管障害又はその恐れ・疑い、てんかんを起こしやすい器質的脳疾患、痙攣を起こしやすい器質的脳疾患、コントロールされている高血圧症、肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
エレトリプタン錠20mg「VTRS」の副作用等
1.不整脈、狭心症、心筋梗塞、虚血性心疾患様症状、一過性胸痛、一過性胸部圧迫感、虚血性心疾患
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.アナフィラキシーショック、アナフィラキシー、てんかん様発作、重篤な発作性頻脈、薬剤の使用過多による頭痛
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.動悸、頻脈、血圧上昇、嘔吐、発疹、皮膚そう痒症、蕁麻疹、血管浮腫、倦怠感、筋痛、筋無力症、胸痛、胸部圧迫感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
4.浮動性めまい、傾眠、眠気、異常感覚、頭痛、感覚減退、回転性めまい、筋緊張亢進、熱感、潮紅、嘔気、口内乾燥、消化不良、腹痛、疲労、多汗、無力症、悪寒、咽喉頭疼痛、疼痛、背部痛、咽喉絞扼感、胸部絞扼感
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
5.重篤な心疾患、薬剤の使用過多による頭痛、重篤な発作性頻脈、血圧上昇
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
エレトリプタン錠20mg「VTRS」の相互作用
1.薬剤名等 : エルゴタミン
- 発現事象
-
血圧上昇、血管攣縮が増強
- 理由・原因
-
5-HT1B/1D受容体作動薬との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : エルゴタミン誘導体含有製剤
- 発現事象
-
血圧上昇、血管攣縮が増強
- 理由・原因
-
5-HT1B/1D受容体作動薬との薬理的相加作用により、相互に作用(血管収縮作用)を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : 5-HT1B/1D受容体作動薬
- 発現事象
-
血圧上昇、血管攣縮が増強
- 理由・原因
-
相互に作用を増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : HIVプロテアーゼ阻害剤
- 発現事象
-
本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : ニルマトレルビル・リトナビル
- 発現事象
-
本剤の代謝が阻害され血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
6.薬剤名等 : マクロライド系抗生物質
- 発現事象
-
本剤の血漿中濃度-時間曲線下面積<AUC>は4倍に増大、本剤の最高血漿中濃度<Cmax>は2倍に増大、血圧が上昇
- 理由・原因
-
本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : イトラコナゾール
- 発現事象
-
本剤のCmax・AUCが増大し血圧が上昇
- 理由・原因
-
本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : ベラパミル
- 発現事象
-
本剤のCmax・AUCが増大
- 理由・原因
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本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : グレープフルーツジュース
- 発現事象
-
本剤の作用が増強
- 理由・原因
-
本剤は、主として肝代謝酵素チトクロームP450 3A4により代謝され、代謝酵素阻害薬によりクリアランスが減少
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : エンシトレルビル フマル酸
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
エンシトレルビル フマル酸のチトクロームP450 3Aに対する阻害作用により、本剤の代謝が阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : デキサメタゾン
- 発現事象
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本剤の代謝が促進され血中濃度が低下
- 理由・原因
-
酵素誘導剤により本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
12.薬剤名等 : カルバマゼピン
- 発現事象
-
本剤の代謝が促進され血中濃度が低下
- 理由・原因
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酵素誘導剤により本剤の代謝が促進
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
13.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
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本剤の代謝が促進され血中濃度が低下
- 理由・原因
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酵素誘導剤により本剤の代謝が促進
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
14.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
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本剤の代謝が促進され血中濃度が低下
- 理由・原因
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セイヨウオトギリソウにより本剤の代謝が促進
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : 選択的セロトニン再取り込み阻害薬
- 発現事象
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興奮、頻脈、反射亢進、下痢、発熱、不安、セロトニン症候群、協調運動障害、焦燥
- 理由・原因
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セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させるため、本剤との併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬
- 発現事象
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興奮、頻脈、反射亢進、下痢、発熱、不安、セロトニン症候群、協調運動障害、焦燥
- 理由・原因
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セロトニンの再取り込みを阻害し、セロトニン濃度を上昇させるため、本剤との併用により、セロトニン作用が増強
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意