ポリフル細粒83.3%の効能・効果
過敏性腸症候群の (下痢、消化器症状、便秘、便通異常)
ポリフル細粒83.3%の使用制限等
1.潰瘍性結腸炎、急性腹部疾患、虫垂炎、腸出血、胃腸閉塞又はその恐れ・疑い、術後イレウス、高カルシウム血症、腎結石、腎不全<軽度及び透析中を除く>、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.高カルシウム血症を起こし易い体質、胃全切除術の既往、低酸症又はその恐れ・疑い、無酸症又はその恐れ・疑い、透析中、軽度腎不全
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
ポリフル細粒83.3%の副作用等
1.γ-GTP上昇、ALP上昇、総ビリルビン上昇、LDH上昇
- 記載場所
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その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
2.過敏症、発疹、そう痒感、白血球減少、嘔気、嘔吐、口渇、腹部膨満感、下痢、便秘、腹痛、腹鳴、AST上昇、ALT上昇、浮腫、頭痛、尿潜血陽性、尿蛋白陽性
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
3.高カルシウム血症
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
ポリフル細粒83.3%の相互作用
1.薬剤名等 : 活性型ビタミンD製剤
- 発現事象
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高カルシウム血症
- 理由・原因
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これらの薬剤は腸管でのカルシウムの吸収を促進
- 投与条件
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- 指示
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注意
2.薬剤名等 : カルシウム剤
- 発現事象
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高カルシウム血症
- 理由・原因
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本剤はカルシウムを含有<ポリカルボフィルカルシウム1.0g中にカルシウムとして約200mg含有>するため、これらの薬剤と併用するとカルシウムの過剰摂取
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
3.薬剤名等 : カルシウム剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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本剤はカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、カルシウムとの共存下では再結合により薬効が減弱
- 投与条件
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- 指示
-
注意
4.薬剤名等 : 強心配糖体
- 発現事象
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作用を増強し不整脈
- 理由・原因
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カルシウムは強心配糖体の心筋収縮力増強作用を強める
- 投与条件
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-
- 指示
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注意
5.薬剤名等 : テトラサイクリン系抗生物質
- 発現事象
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作用を減弱
- 理由・原因
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カルシウムイオンはこれらの薬剤とキレートを形成し、吸収を阻害
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : ニューキノロン系抗菌剤
- 発現事象
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作用を減弱
- 理由・原因
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カルシウムイオンはこれらの薬剤とキレートを形成し、吸収を阻害
- 投与条件
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-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : プロトンポンプ阻害剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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本剤は酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、これらの薬剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制
- 投与条件
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- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : H2受容体拮抗剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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本剤は酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、これらの薬剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制
- 投与条件
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- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : 制酸剤
- 発現事象
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本剤の作用が減弱
- 理由・原因
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本剤は酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、これらの薬剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制
- 投与条件
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- 指示
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注意