商品名

ヒューマリンN注カート 医薬品基本情報

薬効

2492 すい臓ホルモン剤

一般名

インスリン ヒト(遺伝子組換え)注射液

英名

Humulin N

剤型

注射液

薬価

975.00成分一致薬品で比較

規格

300単位1筒

メーカー

日本イーライリリー

毒劇区分

(劇)

ヒューマリンN注カートの効能効果

糖尿病

ヒューマリンN注カートの使用制限等

 1.低血糖症状、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.外傷、感染症、手術、低血糖を起こし易い体質、脳下垂体機能不全、副腎機能不全、胃腸障害、嘔吐、下痢、飢餓状態、不規則な食事摂取、激しい筋肉運動、過度のアルコール摂取、自律神経障害、重篤な腎機能障害、重篤な肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ヒューマリンN注カートの副作用等

 1.低血糖、脱力感、倦怠感、高度空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害、意識混濁、昏睡、低血糖昏睡、重篤な転帰、中枢神経系の不可逆的障害、死亡、低血糖症状、血管神経性浮腫

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.アナフィラキシーショック、呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身発疹

記載場所

重大な副作用

頻度

0.1%未満

 3.糖尿病網膜症の顕在化、糖尿病網膜症増悪、眼の屈折異常、皮膚アミロイドーシス、浮腫

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.発赤、そう痒感

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.過敏症、アレルギー、蕁麻疹、発疹、そう痒感、治療後神経障害、有痛性神経障害、疼痛、腫脹、硬結、リポジストロフィー、皮下脂肪萎縮、皮下脂肪肥厚、肝機能異常

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 6.肝機能障害、糖尿病網膜症の顕在化、糖尿病網膜症増悪、眼の屈折異常、治療後神経障害、有痛性神経障害、皮膚アミロイドーシス、リポジストロフィー、低血糖

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ヒューマリンN注カートの相互作用

 1.薬剤名等 : 糖尿病用薬

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

血糖降下作用が増強

投与条件

-

指示

注意

 2.薬剤名等 : モノアミン酸化酵素阻害剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリンの分泌を促進し、糖新生を阻害

投与条件

-

指示

注意

 3.薬剤名等 : 三環系抗うつ剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン感受性を増強

投与条件

-

指示

注意

 4.薬剤名等 : サリチル酸誘導体

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

末梢で弱いインスリン様作用、β細胞の糖に対する感受性の亢進、インスリン分泌促進により血糖降下作用

投与条件

-

指示

注意

 5.薬剤名等 : シクロホスファミド水和物

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリンが結合する抗体の生成を抑制し、その結合部位からインスリンを遊離

投与条件

-

指示

注意

 6.薬剤名等 : β遮断剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

アドレナリンによる低血糖からの回復反応を抑制、低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延

投与条件

-

指示

注意

 7.薬剤名等 : クマリン系薬剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 8.薬剤名等 : クロラムフェニコール

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

 9.薬剤名等 : ベザフィブラート

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン感受性増強等の作用により、本剤の作用を増強

投与条件

-

指示

注意

10.薬剤名等 : サルファ剤

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

膵臓でのインスリン分泌を増加

投与条件

-

指示

注意

11.薬剤名等 : シベンゾリンコハク酸塩

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリンの分泌を促進

投与条件

-

指示

注意

12.薬剤名等 : ジソピラミド

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリンの分泌を促進

投与条件

-

指示

注意

13.薬剤名等 : ピルメノール塩酸塩水和物

発現事象

血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリンの分泌を促進

投与条件

-

指示

注意

14.薬剤名等 : チアジド系利尿剤

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

カリウム喪失が関与すると考えられており、カリウム欠乏時には、血糖上昇反応に対するβ細胞のインスリン分泌能が低下

投与条件

-

指示

注意

15.薬剤名等 : 副腎皮質ステロイド

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢組織でインスリンの作用に拮抗し、また糖新生を促進

投与条件

-

指示

注意

16.薬剤名等 : ACTH

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

糖質コルチコイドの産生を促し、血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

17.薬剤名等 : アドレナリン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

肝での糖新生の促進、末梢での糖利用抑制、インスリン分泌抑制により血糖を上昇

投与条件

-

指示

注意

18.薬剤名等 : グルカゴン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

肝グリコーゲン分解促進、糖新生の亢進により血糖を上昇

投与条件

-

指示

注意

19.薬剤名等 : 甲状腺ホルモン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

肝での糖新生を亢進

投与条件

-

指示

注意

20.薬剤名等 : 成長ホルモン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

抗インスリン様作用による血糖上昇作用

投与条件

-

指示

注意

21.薬剤名等 : 卵胞ホルモン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢組織でインスリンの作用に拮抗

投与条件

-

指示

注意

22.薬剤名等 : 経口避妊薬

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢組織でインスリンの作用に拮抗

投与条件

-

指示

注意

23.薬剤名等 : ニコチン酸

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

末梢でのインスリン感受性を低下させるため耐糖能障害

投与条件

-

指示

注意

24.薬剤名等 : 濃グリセリン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

代謝されて糖になるため、血糖値が上昇

投与条件

-

指示

注意

25.薬剤名等 : イソニアジド

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

炭水化物代謝を阻害し、血糖値を上昇

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : ダナゾール

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

抗インスリン作用

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状

理由原因

インスリン分泌抑制作用

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : 蛋白同化ステロイド

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状、血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : ソマトスタチンアナログ製剤

発現事象

血糖降下作用の減弱による高血糖症状、血糖降下作用の増強による低血糖症状

理由原因

インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : アンジオテンシン変換酵素阻害剤

発現事象

低血糖

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : ピオグリタゾン

発現事象

浮腫、心不全

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

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