オニバイド点滴静注43mgの効能・効果
がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵癌
オニバイド点滴静注43mgの使用制限等
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、骨髄機能抑制、感染症、重度下痢、腸管麻痺、腸閉塞、肺線維症、間質性肺疾患、多量の胸水、多量の腹水、黄疸、アタザナビル硫酸塩投与中
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.UGT1A1*28のホモ接合体、UGT1A1*6のホモ接合体、UGT1A1*6及びUGT1A1*28のヘテロ接合体
- 記載場所
-
用法・用量
- 注意レベル
-
注意
3.Gilbert症候群、グルクロン酸抱合異常、UGT1A1*28のホモ接合体、UGT1A1*6のホモ接合体、UGT1A1*6及びUGT1A1*28のヘテロ接合体、腎機能障害、重度腎機能障害、クレアチニンクリアランスが30mL/min未満、肝機能障害、ALT値が基準範囲上限値の2.5倍を超える、AST値が基準範囲上限値の2.5倍を超える、肝転移がありALT値が基準範囲上限値の5倍を超える、肝転移がありAST値が基準範囲上限値の5倍を超える、血清総ビリルビン値が基準範囲上限値を超える
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
オニバイド点滴静注43mgの副作用等
1.副作用
- 記載場所
-
用法・用量
- 頻度
-
頻度不明
2.発熱性好中球減少症、下痢、副作用<無力症及びGrade3の食欲減退を除く>、好中球減少<Grade3以上>、白血球減少<Grade3以上>、血小板減少<Grade3以上>、下痢<Grade3以上>、悪心<Grade3以上で適切な制吐療法にもかかわらず発現した場合>、嘔吐<Grade3以上で適切な制吐療法にもかかわらず発現した場合>、副作用<無力症及び食欲減退を除くGrade3以上>
- 記載場所
-
用法・用量
- 頻度
-
頻度不明
3.骨髄機能抑制、好中球減少、白血球減少、貧血、血小板減少、下痢、感染症、肝機能障害
- 記載場所
-
重大な副作用
4.重度下痢の持続、脱水、電解質異常、ショック、循環不全、重篤な白血球減少、重篤な好中球減少、致命的経過、重度下痢<早発型>、重度下痢<遅発型>、黄疸、消化管出血、播種性血管内凝固、間質性肺疾患、心筋梗塞、狭心症、心室性期外収縮
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
5.発熱性好中球減少症、無顆粒球症、汎血球減少症、敗血症、肺炎、アナフィラキシー、発疹、蕁麻疹、過敏症、infusion reaction、血栓塞栓症、腸炎、腸閉塞、急性腎障害
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
6.悪心、嘔吐、口内炎、便秘、腹痛、無力症、発熱、食欲減退、低カリウム血症、味覚異常、脱毛症、体重減少
- 記載場所
-
その他の副作用
7.頻脈、心電図QT延長、回転性めまい、眼脂、眼刺激、口内乾燥、腹部膨満、胃食道逆流性疾患、膵炎、腹部不快感、消化不良、白色便、痔核、脂肪便、地図状舌、悪寒、末梢性浮腫、易刺激性、脱水、低マグネシウム血症、低ナトリウム血症、高血糖、低クロール血症、低リン酸血症、高ナトリウム血症、低タンパク血症、筋肉痛、関節痛、筋痙縮、筋力低下、筋骨格硬直、浮動性めまい、末梢性ニューロパチー、頭痛、灼熱感、異常感覚、傾眠、不安、うつ病、不眠症、頻尿、しゃっくり、呼吸困難、発声障害、鼻出血、皮膚色素過剰、手掌・足底発赤知覚不全症候群、皮膚乾燥、爪異常、多汗症、紅斑、光線過敏性反応、ほてり、静脈炎、高血圧、低血圧、C-反応性蛋白増加
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
8.骨髄抑制、重度下痢、致命的経過
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.骨髄機能抑制、重度下痢
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
10.間質性肺疾患、呼吸困難、咳嗽、発熱
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
11.致命的、骨髄機能抑制、好中球減少、催奇形性作用、炎症、生殖器萎縮、遺伝毒性
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
オニバイド点滴静注43mgの相互作用
1.薬剤名等 : アタザナビル硫酸塩
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
-
UGT1A1阻害作用のあるアタザナビル硫酸塩との併用により、イリノテカンの代謝が遅延
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : CYP3A誘導剤
- 発現事象
-
作用が減弱
- 理由・原因
-
CYP3A4による無毒化が促進されるため、カルボキシルエステラーゼによるSN-38の生成がその分減少し、SN-38の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
3.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
-
作用が減弱
- 理由・原因
-
CYP3A4による無毒化が促進されるため、カルボキシルエステラーゼによるSN-38の生成がその分減少し、SN-38の血中濃度が低下
- 投与条件
-
-
- 指示
-
希望禁止
4.薬剤名等 : 抗悪性腫瘍剤
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
-
殺細胞作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
5.薬剤名等 : 放射線照射
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
-
殺細胞作用が増強
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
6.薬剤名等 : 末梢性筋弛緩剤
- 発現事象
-
作用が減弱
- 理由・原因
-
イリノテカン塩酸塩水和物の動物実験で筋収縮増強作用
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
7.薬剤名等 : CYP3A阻害剤
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
-
CYP3A4による無毒化が阻害されるため、カルボキシルエステラーゼによるSN-38の生成がその分増加し、SN-38の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
8.薬剤名等 : グレープフルーツジュース
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
-
CYP3A4による無毒化が阻害されるため、カルボキシルエステラーゼによるSN-38の生成がその分増加し、SN-38の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
9.薬剤名等 : ソラフェニブトシル酸塩
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
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UGT1A1阻害作用のあるこれらの薬剤との併用により、イリノテカン及びSN-38の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
10.薬剤名等 : レゴラフェニブ水和物
- 発現事象
-
骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
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UGT1A1阻害作用のあるこれらの薬剤との併用により、イリノテカン及びSN-38の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
11.薬剤名等 : ラパチニブトシル酸塩水和物
- 発現事象
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骨髄機能抑制・下痢等の副作用が増強
- 理由・原因
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ラパチニブトシル酸塩水和物との併用により、SN-38の血中濃度が上昇
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意