商品名

エリスロシンW顆粒20% 医薬品基本情報

薬効

6141 エリスロマイシン製剤

一般名

エリスロマイシンエチルコハク酸エステル顆粒

英名

Erythrocin W

剤型

顆粒

薬価

46.70成分一致薬品で比較

規格

200mg 1g

メーカー

ヴィアトリス・ヘルスケア

毒劇区分

エリスロシンW顆粒20%の効能効果

リンパ管炎、リンパ節炎、深在性皮膚感染症、表在性皮膚感染症、 (外傷、熱傷、手術創) の二次感染、咽頭炎、急性気管支炎、喉頭炎、骨髄炎、乳腺炎、膿胸、肺炎、肺膿瘍、扁桃炎、慢性呼吸器病変の二次感染、子宮内感染、ジフテリア、猩紅熱、腎盂腎炎、中耳炎、尿道炎、梅毒、百日咳、淋菌感染症

エリスロシンW顆粒20%の使用制限等

 1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、クリンダマイシン<注射剤・経口剤>投与中、リンコマイシン塩酸塩水和物投与中、ピモジド投与中、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中、ロミタピドメシル酸塩投与中

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.心疾患、肝機能障害

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

エリスロシンW顆粒20%の副作用等

 1.偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、心室頻拍、Torsade de pointes、QT延長、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性腎障害、急性間質性腎炎、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、肝機能障害、黄疸

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、胸内苦悶、血圧低下

記載場所

重大な副作用

頻度

0.1%未満

 3.過敏症、蕁麻疹、血管性浮腫、鼓腸、便秘、膵炎、視力低下、霧視

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 4.発疹、食欲不振、悪心、嘔吐、胃部不快感、下痢

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 5.胃痛、腹部痙攣

記載場所

その他の副作用

頻度

0.1%未満

 6.急性腎障害、急性間質性腎炎

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 7.QT延長、心室頻拍、Torsade de pointes、嘔吐、肥厚性幽門狭窄、胃腸症状、可逆性の難聴、一過性急性膵炎、重症筋無力症悪化

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

エリスロシンW顆粒20%の相互作用

 1.薬剤名等 : エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン

発現事象

四肢の虚血、血管攣縮

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩

発現事象

四肢の虚血、血管攣縮

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : ピモジド

発現事象

QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : ロミタピドメシル酸塩

発現事象

血中濃度が著しく上昇

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : クリンダマイシン

発現事象

効果があらわれない

理由原因

本剤の細菌のリボゾーム50S Subunitへの親和性がこれらの薬剤より高い

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : リンコマイシン塩酸塩水和物

発現事象

効果があらわれない

理由原因

本剤の細菌のリボゾーム50S Subunitへの親和性がこれらの薬剤より高い

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : ジソピラミド

発現事象

QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

 8.薬剤名等 : キニジン硫酸塩水和物

発現事象

QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

 9.薬剤名等 : テオフィリン

発現事象

悪心、不整脈、嘔吐、痙攣

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

10.薬剤名等 : アミノフィリン水和物

発現事象

悪心、不整脈、嘔吐、痙攣

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

11.薬剤名等 : シクロスポリン

発現事象

腎障害

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

12.薬剤名等 : タクロリムス水和物

発現事象

腎障害

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

13.薬剤名等 : ワルファリンカリウム

発現事象

出血傾向、プロトロンビン時間延長

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

14.薬剤名等 : イリノテカン塩酸塩水和物

発現事象

骨髄機能抑制・下痢等の副作用を増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

15.薬剤名等 : ビンカアルカロイド

発現事象

筋肉痛、好中球減少

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

16.薬剤名等 : バルプロ酸ナトリウム

発現事象

運動失調、傾眠

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

17.薬剤名等 : フェロジピン

発現事象

降圧作用の増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

18.薬剤名等 : ベラパミル塩酸塩

発現事象

血圧低下、乳酸アシドーシス、徐脈性不整脈

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

19.薬剤名等 : ミダゾラム

発現事象

鎮静作用の増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

20.薬剤名等 : トリアゾラム

発現事象

鎮静作用の増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

21.薬剤名等 : カルバマゼピン

発現事象

運動失調、めまい

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

22.薬剤名等 : コルヒチン

発現事象

筋肉痛、下痢、汎血球減少、呼吸困難、発熱、腹痛

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

23.薬剤名等 : ブロモクリプチンメシル酸塩

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

24.薬剤名等 : ドセタキセル水和物

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

25.薬剤名等 : パクリタキセル

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

26.薬剤名等 : セレギリン塩酸塩

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

27.薬剤名等 : シルデナフィルクエン酸塩

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

28.薬剤名等 : バルデナフィル塩酸塩水和物

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

29.薬剤名等 : タダラフィル

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

30.薬剤名等 : シロスタゾール

発現事象

-

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

31.薬剤名等 : 副腎皮質ホルモン剤

発現事象

消失半減期が延長

理由原因

本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制

投与条件

-

指示

慎重投与

32.薬剤名等 : ジゴキシン

発現事象

作用増強による嘔気・嘔吐・不整脈等の中毒症状

理由原因

本剤の腸内細菌叢への影響により、ジゴキシンの代謝が抑制

投与条件

-

指示

慎重投与

33.薬剤名等 : シメチジン

発現事象

難聴

理由原因

これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が抑制され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

慎重投与

34.薬剤名等 : シンバスタチン

発現事象

脱力感、筋肉痛、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、血中及び尿中ミオグロビン上昇、CK上昇

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

35.薬剤名等 : アトルバスタチンカルシウム水和物

発現事象

脱力感、筋肉痛、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、血中及び尿中ミオグロビン上昇、CK上昇

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

36.薬剤名等 : ピタバスタチンカルシウム水和物

発現事象

シンバスタチン・アトルバスタチン併用でCK上昇、シンバスタチン・アトルバスタチン併用で急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症、シンバスタチン・アトルバスタチン併用で筋肉痛、シンバスタチン・アトルバスタチン併用で脱力感、シンバスタチン・アトルバスタチン併用で血中及び尿中ミオグロビン上昇

理由原因

本剤がピタバスタチンの肝臓への取り込みを阻害

投与条件

-

指示

注意

37.薬剤名等 : ブロナンセリン

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

38.薬剤名等 : クロザピン

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

39.薬剤名等 : ゾピクロン

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

40.薬剤名等 : アルプラゾラム

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

41.薬剤名等 : エプレレノン

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

42.薬剤名等 : エレトリプタン臭化水素酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

43.薬剤名等 : エベロリムス

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

44.薬剤名等 : サキナビルメシル酸塩

発現事象

作用が増強

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

45.薬剤名等 : ドンペリドン

発現事象

血中濃度が上昇、QT延長

理由原因

本剤はCYP3Aと結合し、複合体を形成するため、これらの薬剤の代謝を抑制し、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

46.薬剤名等 : エバスチン

発現事象

代謝物カレバスチンの血中濃度が上昇

理由原因

本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制

投与条件

-

指示

注意

47.薬剤名等 : エドキサバントシル酸塩水和物

発現事象

出血のリスクを増大

理由原因

本剤がP-糖蛋白質を阻害し、エドキサバンの血中濃度を上昇

投与条件

-

指示

注意

48.薬剤名等 : ザフィルルカスト

発現事象

血中濃度が低下

理由原因

-

投与条件

-

指示

注意

49.薬剤名等 : リトナビル

発現事象

本剤のAUCが上昇

理由原因

これらの薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が抑制され、血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

50.薬剤名等 : クリンダマイシン

発現事象

効果があらわれない

理由原因

本剤の細菌のリボゾーム50S Subunitへの親和性がクリンダマイシンより高い

投与条件

-

指示

注意

51.薬剤名等 : リバーロキサバン

発現事象

血中濃度が上昇

理由原因

本剤がCYP3A4及びP-糖蛋白質を阻害することによりリバーロキサバンのクリアランスが減少

投与条件

-

指示

注意

52.薬剤名等 : フェキソフェナジン塩酸塩

発現事象

血漿中濃度を上昇

理由原因

P-糖蛋白質の阻害によるフェキソフェナジンのクリアランスの低下及び吸収率の増加

投与条件

-

指示

注意

53.薬剤名等 : CYP3A4誘導作用を有する薬剤

発現事象

本剤の作用が減弱

理由原因

これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝を促進し、本剤の血中濃度を低下

投与条件

-

指示

注意

54.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品

発現事象

本剤の作用が減弱

理由原因

これらの薬剤のCYP3A誘導作用により、本剤の代謝を促進し、本剤の血中濃度を低下

投与条件

-

指示

注意

エリスロシンW顆粒20%

エリスロシンW顆粒20%

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