商品名

ノクサフィル錠100mg 医薬品基本情報

薬効

6179 その他の主としてカビに作用するもの

一般名

ポサコナゾール腸溶錠

英名

Noxafil

剤型

腸溶錠

薬価

2740.80成分一致薬品で比較

規格

100mg 1錠

メーカー

MSD

毒劇区分

(劇)

ノクサフィル錠100mgの効能効果

(血液悪性腫瘍、造血幹細胞移植) の深在性真菌症の予防、 (ムーコル症、フサリウム症、侵襲性アスペルギルス症、クロモブラストミコーシス、コクシジオイデス症、菌腫) の治療

ノクサフィル錠100mgの使用制限等

 1.ピモジド投与中、キニジン投与中、トリアゾラム投与中、シンバスタチン投与中、アゼルニジピン投与中、ジヒドロエルゴタミン投与中、ブロナンセリン投与中、エルゴメトリン投与中、メチルエルゴメトリン投与中、リバーロキサバン投与中、スボレキサント投与中、エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中、アトルバスタチン投与中、オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン投与中、ルラシドン塩酸塩投与中、ベネトクラクス<再発又は難治性の小リンパ球性リンパ腫の用量漸増期>投与中、ベネトクラクス<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病の用量漸増期>投与中、フィネレノン投与中、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴

記載場所

使用上の注意

注意レベル

禁止

 2.類薬で薬物過敏症の既往歴、重篤な基礎疾患、重度腎機能障害、eGFR<20mL/min/1.73㎡

記載場所

使用上の注意

注意レベル

注意

ノクサフィル錠100mgの副作用等

 1.肝機能障害、胆汁うっ滞性肝炎、肝不全、肝炎、溶血性尿毒症症候群、HUS、血栓性血小板減少性紫斑病、TTP、心室頻拍、Torsade de pointes、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、脳血管発作、白血球減少症

記載場所

重大な副作用

頻度

頻度不明

 2.重度肝機能異常、胆汁うっ滞、肝毒性、黄疸、QT延長、副腎機能不全、低カリウム血症、急性腎障害、腎不全、汎血球減少症

記載場所

重大な副作用

頻度

5%未満

 3.悪心、下痢、ALT増加

記載場所

その他の副作用

 4.好酸球増加症、リンパ節症、凝血異常、出血、心電図異常、動悸、聴力障害、血中ヒト絨毛性ゴナドトロピン減少、偽アルドステロン症、暗点、膵炎、口腔浮腫、胃腸出血、イレウス、疼痛、舌浮腫、顔面浮腫、肝圧痛、固定姿勢保持困難、過敏症、電解質失調、食欲不振、高血糖、錯感覚、ニューロパチー、感覚鈍麻、振戦、末梢性ニューロパチー、失神、精神病性障害、うつ病、腎尿細管性アシドーシス、間質性腎炎、月経障害、乳房痛、肺高血圧症、脱毛症、小水疱性皮疹

記載場所

その他の副作用

頻度

頻度不明

 5.貧血、発熱性好中球減少症、好中球減少症、脾臓梗塞、血小板減少症、骨髄機能不全、心房粗動、徐脈、洞性徐脈、上室性期外収縮、頻脈、複視、羞明、霧視、視力低下、脈絡膜硬化症、光視症、腹部不快感、腹部膨満、腹痛、肛門直腸不快感、便秘、口内乾燥、消化不良、小腸炎、心窩部不快感、おくび、軟便、鼓腸、胃炎、胃食道逆流性疾患、口唇乾燥、口腔腫脹、口腔内潰瘍、口腔障害、口腔知覚不全、レッチング、口内炎、嘔吐、腹部圧痛、腹水、胃腸障害、無力症、胸部不快感、胸痛、悪寒、疲労、びくびく感、倦怠感、粘膜炎症、浮腫、末梢性浮腫、末梢腫脹、発熱、口渇、歩行障害、肝機能異常、高ビリルビン血症、黄疸眼、移植片対宿主病、アスペルギルス感染、細菌感染、蜂巣炎、毛包炎、歯肉膿瘍、喉頭炎、咽頭炎、肺炎、肺真菌症、コリネバクテリウム感染、単純ヘルペス、皮膚擦過傷、AST増加、血中Al-P増加、血中ビリルビン増加、血中クレアチニン増加、血中LDH増加、血中マグネシウム減少、血中リン減少、血中カリウム減少、CRP増加、胸部X線異常、心電図QT間隔異常、心電図ST部分上昇、心電図異常T波、心電図T波逆転、γ-GTP増加、肝酵素上昇、肝機能検査異常、肝機能検査値上昇、血小板数減少、QRS軸異常、トランスアミナーゼ上昇、体重減少、白血球数減少、血圧上昇、ヘモグロビン減少、後骨髄球数増加、血小板数増加、食欲減退、水分過負荷、低カルシウム血症、低血糖、低マグネシウム血症、低ナトリウム血症、低リン酸血症、マグネシウム欠乏、高カリウム血症、食欲亢進、関節痛、関節炎、四肢腫瘤、筋骨格痛、頚部痛、四肢痛、背部痛、骨髄異形成症候群、失語症、浮動性めまい、味覚不全、頭痛、灼熱感、認知障害、意識レベル低下、脳症、痙攣発作、傾眠、味覚障害、異常な夢、錯乱状態、不眠症、睡眠障害、幻覚、幻視、悪夢、慢性腎臓病、緊張性膀胱、腎機能障害、骨盤液貯留、咳嗽、鼻出血、しゃっくり、鼻閉、口腔咽頭痛、胸水、胸膜痛、湿性咳嗽、呼吸不全、頻呼吸、鼻粘膜障害、皮膚炎、ざ瘡様皮膚炎、全身性剥脱性皮膚炎、皮膚乾燥、紅斑、点状出血、皮膚そう痒症、発疹、斑状皮疹、斑状丘疹状皮疹、麻疹様発疹、そう痒性皮疹、皮膚病変、中毒性皮疹、じん麻疹、寝汗、高血圧、低血圧、起立性低血圧、血管炎

記載場所

その他の副作用

頻度

5%未満

 6.肝機能障害

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 7.QT延長、心室頻拍、Torsade de pointes

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

 8.重度肝機能障害、致死的転帰、分娩障害、出生仔数減少、生存率低下、催奇形性、吸収胚増加、胎仔数減少、側脳室拡張、副腎皮質腺腫、副腎癌、褐色細胞腫、副腎皮質腫瘍

記載場所

使用上の注意

頻度

頻度不明

ノクサフィル錠100mgの相互作用

 1.薬剤名等 : エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン

発現事象

麦角中毒

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 2.薬剤名等 : ジヒドロエルゴタミン

発現事象

麦角中毒

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 3.薬剤名等 : メチルエルゴメトリン

発現事象

麦角中毒

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 4.薬剤名等 : エルゴメトリン

発現事象

麦角中毒

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 5.薬剤名等 : シンバスタチン

発現事象

横紋筋融解症

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 6.薬剤名等 : アトルバスタチン

発現事象

横紋筋融解症

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 7.薬剤名等 : ピモジド

発現事象

QT延長、心血管系の重篤な副作用、心室頻拍<Torsade de pointesを含む>

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 8.薬剤名等 : キニジン

発現事象

QT延長、心血管系の重篤な副作用、心室頻拍<Torsade de pointesを含む>

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

 9.薬剤名等 : ベネトクラクス

発現事象

腫瘍崩壊症候群の発現を増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の用量漸増期

指示

禁止

10.薬剤名等 : スボレキサント

発現事象

作用を著しく増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

11.薬剤名等 : フィネレノン

発現事象

作用を増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

12.薬剤名等 : アゼルニジピン

発現事象

アゼルニジピンの作用を増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

13.薬剤名等 : オルメサルタン メドキソミル・アゼルニジピン

発現事象

アゼルニジピンの作用を増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

14.薬剤名等 : ルラシドン塩酸塩

発現事象

作用を増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

15.薬剤名等 : ブロナンセリン

発現事象

作用を増強

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

16.薬剤名等 : トリアゾラム

発現事象

作用の増強、作用時間の延長

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

17.薬剤名等 : リバーロキサバン

発現事象

抗凝固作用を増強させ出血の危険性を増大

理由原因

CYP3A4が阻害され、またP-gpも阻害される可能性があるため、リバーロキサバンの血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

禁止

18.薬剤名等 : ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤

発現事象

麻痺性イレウス、痙攣発作、重篤な副作用、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、末梢性ニューロパチー、神経毒性

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

原則禁止

19.薬剤名等 : リファブチン

発現事象

リファブチンの血漿中濃度上昇に伴う副作用<ぶどう膜炎等>、真菌症の発症

理由原因

ポサコナゾールのクリアランスが亢進し、ポサコナゾールの血漿中濃度が低下する(ポサコナゾールが基質となるUGT1A4及び/又はP-gpに対するリファブチンの誘導作用が関与している可能性がある)、CYP3A4が阻害され、リファブチンの血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

相対禁止

20.薬剤名等 : フェニトイン

発現事象

真菌症の発症

理由原因

ポサコナゾールのクリアランスが亢進し、ポサコナゾールの血漿中濃度が低下する(ポサコナゾールが基質となるUGT1A4及び/又はP-gpに対するフェニトインの誘導作用が関与している可能性がある)

投与条件

-

指示

相対禁止

21.薬剤名等 : CYP3A4によって代謝されるベンゾジアゼピン系薬剤

発現事象

鎮静の延長、呼吸抑制

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

相対禁止

22.薬剤名等 : エファビレンツ

発現事象

真菌症の発症

理由原因

ポサコナゾールのクリアランスが亢進し、ポサコナゾールの血漿中濃度が低下する(ポサコナゾールが基質となるUGT1A4及び/又はP-gpに対するこれらの薬剤の誘導作用が関与している可能性がある)

投与条件

-

指示

相対禁止

23.薬剤名等 : ホスアンプレナビル

発現事象

真菌症の発症

理由原因

ポサコナゾールのクリアランスが亢進し、ポサコナゾールの血漿中濃度が低下する(ポサコナゾールが基質となるUGT1A4及び/又はP-gpに対するこれらの薬剤の誘導作用が関与している可能性がある)

投与条件

-

指示

相対禁止

24.薬剤名等 : ベネトクラクス

発現事象

副作用発現

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

再発又は難治性の慢性リンパ性白血病(小リンパ球性リンパ腫を含む)の維持投与期、急性骨髄性白血病

指示

注意

25.薬剤名等 : シクロスポリン

発現事象

副作用発現

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

26.薬剤名等 : タクロリムス

発現事象

副作用発現

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

27.薬剤名等 : シロリムス

発現事象

副作用発現

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

28.薬剤名等 : CYP3A4によって代謝されるカルシウム拮抗剤

発現事象

副作用発現

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

29.薬剤名等 : CYP3A4によって代謝される抗HIV剤

発現事象

副作用発現

理由原因

CYP3A4が阻害され、これらの薬剤の血漿中濃度が上昇

投与条件

-

指示

注意

30.薬剤名等 : ジゴキシン

発現事象

-

理由原因

ジゴキシンの血漿中濃度が上昇するおそれがある(ポサコナゾールによるP-gpの阻害作用が関与している可能性がある)

投与条件

-

指示

注意

31.薬剤名等 : ワルファリン

発現事象

作用が増強し著しいINR上昇

理由原因

アゾール系抗真菌剤でINR上昇が報告

投与条件

-

指示

注意

ノクサフィル錠100mgの成分一致薬品

ノクサフィル錠100mg

ノクサフィル錠100mg

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