クレセンバカプセル40mgの効能・効果
(ムーコル症、クリプトコックス脳髄膜炎、単純性肺アスペルギローマ、播種性クリプトコックス症、慢性進行性肺アスペルギルス症、侵襲性アスペルギルス症、肺クリプトコックス症、クリプトコックス症、アスペルギルス症) の治療
クレセンバカプセル40mgの使用制限等
1.イトラコナゾール投与中、クラリスロマイシン投与中、リトナビル投与中、リファブチン投与中、リファンピシン投与中、カルバマゼピン投与中、ボリコナゾール投与中、フェノバルビタール投与中、セイヨウオトギリソウ<セント・ジョーンズ・ワート>含有食品摂取中、フェニトイン投与中、コビシスタット含有製剤投与中、ホスフェニトインナトリウム水和物投与中、ロミタピドメシル酸塩投与中、本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
禁止
2.先天性QT短縮症候群、重度肝機能障害、Child-Pugh分類C
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
相対禁止
3.類薬で薬物過敏症の既往歴、Child-Pugh分類A及びB、軽度及び中等度肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 注意レベル
-
注意
クレセンバカプセル40mgの副作用等
1.肝機能検査異常、肝機能異常
- 記載場所
-
重大な副作用
2.皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、肝機能障害、肝炎、腎不全、ショック、アナフィラキシー
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
頻度不明
3.肝損傷、急性腎障害
- 記載場所
-
重大な副作用
- 頻度
-
5%未満
4.悪心、ほてり
- 記載場所
-
その他の副作用
5.白血球減少症、好中球減少症、汎血球減少症、心房細動、心房粗動、徐脈、上室性期外収縮、上室性頻脈、回転性めまい、腹部膨満、腹痛、便秘、消化不良、無力症、胸痛、疲労、倦怠感、肝腫大、過敏症、低アルブミン血症、低血糖、低カリウム血症、低マグネシウム血症、背部痛、脳症、頭痛、末梢性ニューロパチー、錯感覚、失神、痙攣、譫妄、うつ病、不眠症、急性呼吸不全、気管支痙攣、頻呼吸、脱毛症、皮膚炎、点状出血、皮膚そう痒症、発疹、低血圧、血栓性静脈炎
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
頻度不明
6.動悸、心室性期外収縮、抗利尿ホルモン不適合分泌、下痢、嘔吐、末梢性浮腫、胆嚢炎、血圧低下、血小板数減少、血中クレアチニン増加、好中球数減少、心電図異常、体重減少、高カリウム血症、食欲減退、低ナトリウム血症、筋力低下、異常感覚、感覚障害、感覚鈍麻、傾眠、味覚不全、痙攣発作、血尿、腎機能障害、呼吸困難、口腔咽頭不快感、発声障害、そう痒性皮疹、光線過敏性反応、湿疹、皮膚乾燥、薬疹、冷汗、高血圧
- 記載場所
-
その他の副作用
- 頻度
-
5%未満
7.肝機能障害
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
8.急性腎障害、腎不全
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
9.発がん性、胎仔骨格異常、胎仔催奇形性、肝芽細胞腫増加、肝臓血管腫増加、皮膚線維腫増加、子宮内膜腺癌増加、卵巣間質細胞空胞化、副腎皮質細胞肥大、副腎皮質細胞空胞化
- 記載場所
-
使用上の注意
- 頻度
-
頻度不明
クレセンバカプセル40mgの相互作用
1.薬剤名等 : リトナビル
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3Aを強く阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
2.薬剤名等 : コビシスタット含有製剤
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3Aを強く阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
3.薬剤名等 : イトラコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3Aを強く阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
4.薬剤名等 : ボリコナゾール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3Aを強く阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
5.薬剤名等 : クラリスロマイシン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3Aを強く阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
6.薬剤名等 : リファンピシン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
7.薬剤名等 : リファブチン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
8.薬剤名等 : カルバマゼピン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
9.薬剤名等 : フェノバルビタール
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
10.薬剤名等 : セイヨウオトギリソウ含有食品
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
11.薬剤名等 : フェニトイン
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
12.薬剤名等 : ホスフェニトインナトリウム水和物
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを強く誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
13.薬剤名等 : ロミタピドメシル酸塩
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
本剤はロミタピドの代謝酵素(CYP3A)を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
禁止
14.薬剤名等 : ロピナビル・リトナビル
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
リトナビルはCYP3Aを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
15.薬剤名等 : ロピナビル・リトナビル
- 発現事象
-
血中濃度が低下
- 理由・原因
-
-
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
16.薬剤名等 : CYP3Aを阻害する薬剤等
- 発現事象
-
本剤の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤等はCYP3Aを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
17.薬剤名等 : CYP3Aにより代謝される薬剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤はこれらの薬剤の代謝酵素(CYP3A)を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
18.薬剤名等 : エファビレンツ
- 発現事象
-
相互に血中濃度が低下し作用が減弱
- 理由・原因
-
本剤はエファビレンツの代謝酵素(CYP2B6)を誘導、エファビレンツは本剤の代謝酵素(CYP3A)を誘導
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
19.薬剤名等 : シクロホスファミド
- 発現事象
-
作用が減弱、活性代謝物の血中濃度が変動、毒性が増強
- 理由・原因
-
本剤は、シクロホスファミドの代謝酵素であるCYP2B6を誘導し、CYP3Aを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
20.薬剤名等 : ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3A及びP-gpの基質であり、本剤はCYP3A及びP-gpを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
21.薬剤名等 : コルヒチン
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3A及びP-gpの基質であり、本剤はCYP3A及びP-gpを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
22.薬剤名等 : エベロリムス
- 発現事象
-
血中濃度が上昇
- 理由・原因
-
これらの薬剤はCYP3A及びP-gpの基質であり、本剤はCYP3A及びP-gpを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
23.薬剤名等 : P-gpの基質となる薬剤
- 発現事象
-
血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
これらの薬剤はP-gpの基質であり、本剤はP-gpを阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
24.薬剤名等 : ミコフェノール酸モフェチル
- 発現事象
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活性代謝物であるミコフェノール酸の血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
-
本剤はミコフェノール酸の代謝酵素(UGT)を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意
25.薬剤名等 : メトホルミン
- 発現事象
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血中濃度が上昇し作用が増強
- 理由・原因
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メトホルミンはOCT2及びMATE1の基質であり、本剤はOCT2及びMATE1を阻害
- 投与条件
-
-
- 指示
-
注意